防災グッズ紹介① 対向クサビ | 地域防災塾 ザ・ふだん

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普段の生活の中に自然と防災が身につくことを目指して活動しています。

こんにちは、ザ・ふだんです晴れ

 

先日「防災グッズの紹介・提案」というテーマで防災交流会が開催されました。
そこで紹介があったグッズ・アイデアについて、皆様にもお伝えしていきたいと思いますニコニコ

 

第一弾は、防災アイデアコンテストで最優秀賞を受賞した対向クサビです。

こちらは「家具転倒防止―経験交流サイト」を運営している篠原進様のアイデアです。


家具の転倒防止をしたくても、マンションではL字型金具を取り付けるのは難しいですよね。
そんな場合でも有効なのが、この対向クサビです。

 

対向クサビは長方形の木材をななめに切って作ります。
大型家具と天井の間の隙間をこの対向クサビで埋めることで、家具の転倒を防ぐことができるのです。

 

実際に設置している様子の写真を提供していただきました。

 

 

 

以下は対向クサビを使用した場合の簡単な図です。


家具を移動したい時には反対方向に叩けば取り外すこともできます。

壁に穴を開けることもなく、道具も必要なサイズに合わせて自分で作ることができるので様々なサイズの家具にも応用が利くアイデアです。

例では本棚にしましたが、もちろん他の家具でも利用できますし、「天井と家具の隙間」だけでなく「家具と家具」「家具と壁」などの隙間も埋めることができます。


クサビは木で作る方が固定力が強いのですが、小型家具は発泡スチロール、大型家具はスタイロフォームでも作れます。

発泡スチロールは100円ショップなどで簡単に購入でき加工もしやすいのが利点です。

 

作成後は、一週間後、一年後と定期的に緩んでないかなど確認をしてください。

 

 

作り方・使い方の詳細は、発案者の篠原進様のHPよりご覧ください。

http://kagutenntoubousi.com/index.html

 

防災アイデアコンテストに応募された資料は、こちらから見ることができます。

http://www.rc77u-tokyo.net/

 

 

家具の転倒防止グッズを購入しようとするとどうしても値段が高かったり、身近に売ってなかったりします。買ってみてもサイズが合わないことも…。

自分で作ってみることで、家具の重心の偏りに気付いたり、転倒の危険性に気付いたりと新しい発見もあるかもしれません。

この機会に、家具の転倒対策について見直してみるのはいかがですか?

 

次回は火災発生時の防災グッズについてご紹介しますメラメラ

 

 

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