戦々恐々 | Integrity

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成長拡大の陰に裏方あり。
総務部という会社を守るディフェンダーの立場として、自己啓発・自己成長の記録をここに記します。

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 『戦々恐々』     第109号 2019年6月27日
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時間の特性シリーズ、まだ続きます。

本日は第四弾。



時間の特性④ 有限性
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当たり前と言われるかも知れませんが、
人生は無限には続きません。

有限です。

寿命があるからです。



人の一生という意味で、もちろん寿命が尽きたらそれで終わりで、
その意味で有限なわけですが、

一生ということではなくても、
職業的に、というか仕事人的な寿命があることも意識しておきましょう。



一般的に転職年齢というものがあります。

これぐらいのポジションであれば、何歳ぐらいまでじゃないと
極端に転職しにくいという年齢です。


諸説ありますが、僕の感覚で言うとこんな感じ。



1.25歳前後ぐらいまで

まずは新卒~社会人3年ぐらいまでですかね。
これぐらいまでは会社もほぼ新人扱いしてくれると思います。


逆に言えば、一人前以下にしか見られないため、

平均的な3年目社員よりも何か胸を張って言える実績があると
それがウリになります。


または、まったく異業種への転職も可能で、
あまり重要視されないことが多いと思います。


一方で、どうしても年収は低めになることが多いです。



2.30歳まで

30歳を超えると、もう一人前という扱いをされます。

なので、これまで仕事をしてきた業界での
即戦力として見られることが多くなります。


面接なんかでも少し突っ込んだ話を聞かれるかも知れません。

それに満足に答えられないと、大したことないヤツ認定されて
転職が難しくなるでしょう。


異業種への転職もギリギリ可能かどうかというライン。

年収ダウンを厭わなければそれも可能です。



3.35歳まで

ほぼ転職ラストの年齢ギリギリが30歳代半ばです。

この年齢であれば、業界の経験は当たり前で
どちらかと言うと管理職経験があるかどうかも見られます。


もしくは誇れるほどの実績がないとインパクトに欠けます。


通常は、この年齢までで転職寿命は尽きます。



4.40歳まで

割と手に職系の仕事の場合は、40歳でも行けます。
特に売り手市場の業界ならなおさらです。

ただしちゃんとこの年齢まで自己研鑽を積んでおかないと、

「何もできないまま、40歳になっちゃった人」

という感じになって、かなり厳しい状況になります。


僕も手に職系のスキルがないので半ば戦々恐々としてるわけですが、

それでも生き残って行ける業務知識とスキル、
できれば資格を手に入れようともがいております。



でも売り手市場の業界は割と離職率が高かったり、
平均在職年数が短かったりして、

転職当たり前みたいな空気感がありますんで、
ちょっと危機感薄い人もいるなーとは思います。


それでも転職できない、ってことはないと思うんですけどね。



転職年齢の寿命の話は一般的な話としてなので、
職が見つからないってことはないと思うんですけど、

意識して自己研鑽は積んでおくべきかなと思います。



楽観的に考えれば、職に就けないってことはないと思っていたんですが、

今自分がいる会社に転職して感じることがありまして。


なので、将来設計というわけではないですが、
きちんと自分のキャリアについては真剣に考えておく必要があると思っています。

変に不安に思ったりする必要はないですが、
多少の危機感とか緊張感ぐらいは持っておくべきかと。



ということで話を戻して、

人には寿命があります、
仕事人生を考えたら、それにも適宜寿命があります、

ってことでした。



時間、引いては人生は有限です。
これはまごうことなき事実。

そういう意味では、時間とは命とも言いかえられるわけですね。


時間を粗末にするということは、自分の命を粗末にするということ。


不可逆性でも少し触れた内容ですが、

無駄な時間を過ごすということは、
命を無駄に使うっていうことです。


重たい話をするとそういうことになります。



時間は有限の資産である。

これを肝に銘じて、一分一秒真剣に生きているのだろうか?
そう自問自答して毎日をもし送れるのなら、

ちょっとした目標達成などわけないと思います。


だって人生賭けてんですから。

命が懸かってるわけですから。



有限ということは、いつか終わりが来るということ。

時間は有限であるということ。


この2つを理解していない人はいないと思うんですけど、

でもその2つが組み合わさった時のイメージが湧かないもの。



過ぎ去ってしまったものは元に戻せない、

さらにはそれにも限りはある、


そうだとしたら、今この瞬間過ぎ去って行く時間が
尊いものに思えてこないでしょうか。



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