サッカーの全国高校選手権は2日、首都圏の各会場で2回戦が行われ、
第1試合では、立正大淞南(島根)が、7―1で八千代(千葉)に大勝。
FW坂口がハットトリック(3得点)を達成した。
青森山田(青森)は、2―2からのPK戦4―3で、
修徳(東京A)を破った。このほかの試合結果は次の通り。
鵬翔(宮崎)0―0(PK4―3)帝京大可児(岐阜)
星稜(石川)2―0松山工(愛媛)
鹿児島城西(鹿児島)1―0前橋育英(群馬)
京都橘(京都)3―1仙台育英(宮城)
作陽(岡山)1―1(PK4―2)富山第一(富山)
佐賀商(佐賀)1―0実践学園(東京B)
「全国高校サッカー選手権・2回戦、桐光学園4-2四日市中央工」(2日、三ツ沢)
夏のインターハイベスト8の桐光学園(神奈川)が、
前回準優勝の四日市中央工(三重)を破り、3回戦へ進んだ。
屈指の好カードは前半、風上のエンドから桐光学園が積極的に仕掛けて主導権をつかんだ。
同25分、FKを起点に右サイドでFW野路がヒールパスで流したところを、
FW市森が鋭い右足シュートを左スミに決めて鮮やかな先制点。
36分にはGKパントキックから野路が一瞬のスキを突いて抜け出しループシュートを決めて2点目。
さらに37分には右サイドからMF橋本のセンタリングを再び野路がヘディングでたたき込み、
前半だけで桐光学園が3点をリードする意外な展開となった。
ところが、四中工もさすがに伝統校の意地を見せる。
後半14分、左CKをMF田村がファーサイドへ、
飛び込んだDF坂が右足ボレーで決めて反撃の1点。
続けて15分には再び左CKを坂が高い打点のヘディングでたたき込んで1点差に迫った。
しかし、桐光学園も懸命に踏ん張り、
30分に左からMF菅本のクロスを逆サイドでフリーだった橋本がヘッドで決めて決定的な4点目。
強豪対決を制して、悲願の全国制覇へ絶好のスタートを切った。
四中工残念
今日は、箱根駅伝も高校サッカーも大学ラグビーも強風が
勝敗の行方に大きく影響しました。
この場所に来ること自体がすごいことなんです。
箱根駅伝の繰り上げスタートになった学校も
この場所に来るまでに常人では考えられないトレーニングを積んで
素晴らしい成績を収めた学校なんですよね。
TVでは敗者として映ってますが
十分、勝者として賞賛されるべき成績です。
選手のみなさん お疲れ様でした。