サラブレッドの生産といえば北海道。そんなイメージが浸透している。しかし東北や九州でも小規模ながらも生産は行われている。先日、ＪＢＢＡ九州種馬場で「九州１歳市場」が開催された。しかしながら上場した１９頭のうち落札されたのは５頭のみ。売却率は２６．３％と関係者が失望した形となった。血統に魅力がないと言われればそれまでだが、なかなかいい種牡馬が九州に回ってこないのが現状。サンデーサイレンス系が飽和状態にあり、サンデーサイレンス系でもいい牝馬に巡りあってない種馬もいるはずだ。なので１頭だけでもいい。九州でしか買えないサンデーサイレンス系が欲しい。競馬界を牛耳っている大規模牧場が首と縦に振るとは思えないし、個人馬主で構成されているので厳しいかもしれないが九州軽種馬協会全体でなんとかならないものか。打破してもらいたい。
復活した武豊騎手、門別競馬場での成績は秀逸。正攻法で初重賞制覇だ。
◎マルカバッケン