筋トレでブリッジ?と思われる方も多いと思います。
小生もそうでした。
ブリッジというと筋エクよりストレッチのイメージが先行します。
それも間違いではありませんが、やってみるとこれがなかなか侮れない筋トレなのです。


ステップ1:ショート・ブリッジ

ステップ2:ストレート・ブリッジ

ステップ3:アングルド・ブリッジ

ステップ4:ヘッド・ブリッジ

ステップ5:ハーフ・ブリッジ

ステップ6:フル・ブリッジ

ステップ7:ウォール・ウォーキング・ブリッジ(ダウン)

ステップ8:  〃  (アップ)

ステップ9:クロージング・ブリッジ

ステップ10:スタンド・トゥ・スタンド・ブリッジ


小生はまだステップ3なので多くは語れませんが、ステップ7以降は剣呑な雰囲気(ふんいき)を醸し出すネーミングですね。

ステップ7、8は名前からなんとなくわかると思います。

ステップ9は、壁を使わずにステップ7を行います。

ステップ10は、壁を使わずにステップ7と8を連続で行います。



ブリッジで鍛えるのは主に脊柱筋です。
脊柱にはとても大事な神経がたくさん通っていて、これを守るためにも脊柱筋を鍛えることはとても重要です。

ただ、ブリッジで鍛えられる筋肉の殆どは身体の背面にある筋肉であり、自分では視認しづらい上、見栄えのする筋肉ではありませんので、多くのトレーニーがブリッジの重要性を見落としているようです。


小生などC.C.を始めるまで、背中を鍛えるなど考えたこともありませんでした。強いて云えば、上体反らしは知っていましたが特段やってもいませんでした。

ポール曰く、キャリステニクスで脊柱筋を正しく鍛えたいなら背中を反らすのが最も効果的で、背中を反らすならブリッジ以上のエクササイズはないとのこと。

とはいえ、なんの準備もなしに無理やり反らすのはよくありません。


先述した上体反らしですが、スーパーマンというエクササイズも含めて、俯せで行なうため背中の反らし具合にも限界があります。さらに上体反らしで背中や腰を痛めた苦い経験がある人は多いと思います。

上体反らしで背中や腰を痛めるのは、普段から背中を鍛えていなかったのが理由の一つです。
もう一つの理由は、上体反らしの負荷は弱い為、回数やセット数を多くしたりなど、やり過ぎです。

小生などは、普段やらないくせに体力測定のときだけ見栄を張って反らし過ぎて、後で腰が痛くなっていたパターンでした。

なんでもそうですが、徐々に鍛えていくというのはとても大事なことです。


C.C.でもブリッジは、レッグレイズとスクワットがステップ6をクリアしてから挑戦するように設定されています。

これはブリッジをかけるのに必要なその他の部位の筋肉が鍛えられていないためと背中の筋肉の準備が整っていないためです。
筋トレ初心者もそうですが、それなりに筋トレをしている人でも、脊柱筋のトレーニングとなると、自分で思っている以上にできていないことが多いようです。

実際、ステップ1をやってみると分かりますが、レベル1でも相当しんどいです。
筋トレ初心者の方でブリッジ試してみたい方は、ビッグ6ではなくトリフェクタのブリッジ・ホールドをおすすめします。