指導をするにあたり大切にしていること
それは『基礎力』です
どんなことでも土台が大事
土台がしっかりしていないと
最終的には崩れてしまいます
この基礎力を磨くことに
私もこれまで多くの時間を費やしてきました
2つ上の姉の影響を受けて
小学1年生になったときに
近所のピアノ教室に通い始めました
私の両親は音楽とは無縁だったので
子供の頃から『練習しなさい』と言われたことがなく
(ここは両親に本当に感謝です!)
習っていた先生も
それはそれは優しい先生でした
音符も全然読めず
私の子供の頃の楽譜は
ほとんどドレミが書いてある始末…
ほんと考えられません(^^;
中学生になるまでそんな状態だったので
音楽の道を目指そうと思ったとき
周りと比べて自分の技術力のなさに
途方に暮れた時期がありました
そんなときある先生と出会い
私の人生は大きく変わりました
その先生は
一から私に基礎を叩き込み
基礎の大切さをとことん教えてくれました
ピアノを演奏するのに
90%はテクニック、残りの10%が表現力だ
といつもおっしゃっていました
根気よく
根本からしっかりと直して
土台を作ってくださいました
一度土台作りを学ぶと
少しぶれることがあっても
しっかりと修正することができます
人生のうちのたった数年間
基礎練習を徹底したことで
私のその後の人生が大きく変わった
といっても過言ではありません
この土台のおかげで
私は音大にまで進むことができ
ピアノ講師になることもできました
そして、書くことに関しても・・・
10年間指導する中で
教えるならば
自分自身の字を根本から直していこう!
と、生徒さんと共に
私自身も基礎を磨き直してきました
10年前の自分の字と比べて
大きく変化したのはもちろんのこと
指導すればするほど
ますます基礎力の大切さを痛感する日々です
基礎が身についていると
その後の応用をより易しく
効率的に学ぶことができます
そして
その先にある奥深さを楽しむことができます
私に基礎力を教えてくれた
恩師や、生徒さんに感謝するとともに
この大切さを
これから出会う生徒さんに
伝えていきたいと思っています
基礎『ベーシック』
私の教室理念の1つとして
ずっと大切にしていきたいことです