冬の震災

過去の東日本大地震は3月、熊本地震は5月、北海道地震は9月でしたが、今回は真冬の1月で被災地は極寒の寒さです。冬の震災は、火事のリスクや寒さに耐えれない方もいます。

また避難所のプライバシーの問題も過去には諸外国の災害に比べて守られていないという意見もたくさんありました。

今回は、きちんとテント式も導入されつつあります。二次避難場所が金沢市内にできてきました。

また簡易ベッドやマットレスなど優先的に必要とされる方に。被災地は電波も水もないので二次避難場所にこれから行くことになりそうとのこと。

ストーブも石油と電気と両方支援済みです。ボランティアの受け入れ態勢などが進んでいないのは、避難場所に行くことができないのと、避難所にボランティアが宿泊する場所がない、土砂崩れなどのリスクも高く難しい。


 金沢から被災地への陸の手段

雪も降り始めてきました。この数日、東京で地震がきたときどうなるのだろうと改めて何度も何度も考えています。まず、避難場所がないだろうな、、、、、。自分たちの庭があれば、そこでのテント生活はできると福和教授にも聞きました。マンションなど集合住宅が密集している東京で、体育館や公民館が万が一壊れていなくても全員が入れないので厳しいですね、、、。実は東京が地震が起きた場合は、ある地域より中には入れないような体勢がすでに決まっていまして。封鎖されるようになるのですが、そうなると救済までの時間もかかるだろうし、瓦礫の量も桁違いに多くなるかもしれないです。

被災地を想うこと、そして自分たちの居場所で発生した場合のリスク回避について今一度考える機会を頂いているように感じます。

 防災教育

一昨年の夏に、子供たちを福岡県糸島市小学校で開催された防災キャンプに参加しました。夏の暑い中で、キャンプを張って寝袋なし、布団や枕なしで寝るし、お風呂も入れない。防災食を食べたりする内容でしたが、知らぬ土地に行き、知らない人との関わりで自分事として防災について考え身をもって経験することをしてみましたが、そういった機会を、避難訓練だけでなく都内でも企画してみたらいいかもしれないと思いました。防災教育は、日本でこの先生きていくならば必ず必要な生きる知恵なので。


まずは一日でもはやく、被災地が復興することを祈って。。。