プライバシーを守って

 

 

 

 学校から配布された
タブレットの悪用と
なりすましデビュー

 


タブレットやノートパソコンが
学校側から配布された場合、
IDとパスワードの設定や、
フィルタリングの有無については
各学校に委ねられています。

2020年に全国の小中学校に
配布されるようになり丸3年が経ちました。
当時、家庭内での使い方に差が出ることを懸念し、
Facebookグループを作りました。

「日本のオンライン授業の実現」
というタイトルで日本以外の国がどのような
オンライン授業を受けているのか?などを
海外に住む日本人にも投稿してもらいました。
(当時はまで、日本はオンライン授業が
できていなかったので、ロックダウン中は
学校に紙を取りに行ったり、郵送対応でした)
日本がどれだけ遅れているのかよくわかります。

グループは、1000人をこえており、
色々な人が、家庭でオンライン学習を
工夫している様子も閲覧できます。

https://www.facebook.com/groups/2730936423832088/
3年前から継続して、
創意工夫し学校外での使い方を
学んでいる人たちと、
学校にすべてお任せできている家庭の
使い方の差を、
最近感じています。
 

大きな事件としては、
東京都の町田市の
小学校6年の女児が、
学校から持ち帰ったタブレットの
チャットでいじめにあい、
自死してしまったことがありました。


女児が通っていた学校はICT推進認定校で、
ICT環境において、
他小学校よりも導入が早く、
知見がある先生方もいました。


しかし児童に貸与したタブレット端末を
起動する際のパスワードを
「123456789」に統一していました。
IDは児童の所属学級と
出席番号を組み合わせたものでした。
そのため、クラスメイトのIDを
推測することが容易でした。

 

端末上での会話について
「自分が書いていないのになぜか書き込まれた」
「書いていた内容をいきなり消された」など
「なりすまし」の被害を訴える複数の証言もあったそう。
 

多くの学校は、デジタル端末を配布する際に
使い方についてのルールやマナーの
冊子を配布したりビデオを観たり
学習させますが、詳しい使い方は、
家庭に委ねられ、学校の管理はずさんです。

大人の世界においても、
インターネット上の被害で多い事例の
ナンバー3のうちの1つが、
「なりすまし」だそうです。
昔、嫌だった人への当てつけ、
好意を持っている人へのストーカー、
知り合いのお店への悪評口コミなど、
子どもだけでなく大人でも
なりすましは多いので、
なりすましをした末路についても
把握しておきたいところです。

 

女性だと、自分の顔写真ではないのに、
裸体の写真に自分の名前が掲載された
なりすましや、我が子の顔写真で、
児童ポルノ写真が掲載されていたりと

AIが発達しているからこそ、
巧妙な技術で、なりすまして
いやがらせをする人がいる、
なんとも残念なデジタル社会です。


ただ、デジタル社会の進化を
止めることは難しいので、
結局最後は「人」の自律と自立です。

 

セルフコントロールする力が

求めてられてくると思います。

そして、それを育める場所は、

学校だけでなく、各家庭も然りです。

 

みなさんの家庭での
取り組みなど教えてくださいね!

 

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