朝、目が覚めるとアメリカを始めとする海外に住んでいるお友達からたくさんのメールが届いていました。
「Erica! ニューヨークタイムズのトップ記事に、あなたがインタビューされたものがあるのだけれど!これは、本当にあなた?笑」
などなど、海外の媒体すごいなと感じました。今回は、夫婦ともにインタビューを受けてよい機会となりました。
遡ること、去年の2月にニューヨークタイムズの記事が、各社報道で話題になったことを覚えている方もいるのではないでしょうか?↓
スッキリという朝の番組でも取り上げられており、日本のワーママがどれだけプライベートな時間が少ないのかなど議論になっていました。
大和ハウスの調査ではワーママの名もなき家事についても一時、話題になったかと思いますけど、社会の仕組みがまだまだ長時間労働であるため、男性側も辛い部分があるのではないでしょうか。
そのことについて、ニューヨークタイムズの東京支局長であるリッチさんに、「けれど、若い人たちは上司や上の人へ、組織を変えられるように動くこともできると思うけれど、それについてはどう思う?」と鋭い質問を聞かれたときに、私はハッとしていまいました。
社会の仕組みのせいにしているけど、
本当は若手から、力を団結したり声を上げることもできないわけじゃないものね、、、と。
国会議員の小泉さんが、産休取得するときに揉めたこともつい最近のことです。
なぜこんなにも、働く女性がキツイと感じているのか?
海外・アメリカからの視点で、日本のワーママが頑張り過ぎていることに
疑問を感じているからこそ生まれた内容ですね。
そもそも、日常が当たり前、こういったワーママが多すぎる故に、
問題とも気が付かなかった、知らなかったといった声も多かったそうです。21世紀の子育て、専業主婦層から兼業主婦層の割合が高くなったけれど、娘たちが母親になるようなお年頃のときは少し改善しているのでしょうか。
私の祖母(88歳)そして母(63歳)、そして私(34歳)と代々3世代ワーママですが、母たちが働いていたときには、今では考えられないような環境だったそうです。祖母も母も、定年まで働きましたが、当時は正社員で男性と同じくらいの長期間労働を行う女性は本当に少なかったようです。なので、世代によっては良くなっているのは事実ですが、子育てグッズから保育所、会社の設備や福祉、働く環境などが改善されてもなお、生きづらさや子育てのしにくさがあるのは、もっと根深い心理的なものが関係しているのだと感じざるを得ません。
記事の中であった、ジェンダーの中での家事役割分担。
性別による、家事の分業が、女性側の心のブロックになっているのかもしれないとも思いました。
夫との関係を築くときに、まずお手本となるのが、自分の親の姿なことが多いので、男性側のお母さんが働いていたかどうかによっても価値観が大きく変わりそうです。また、家事や育児のことは、家庭内の中で喧嘩になりやすいこともあるので、だいたい妻側にストレスが溜まってしまい相手に当たって喧嘩して初めて打ち明けることができる人も多いのではないでしょうか。
私自身も、完璧主義なところがあるので、第一子のときが一番大変でした。
三人目が産まれてからは、一人ではどうにもならない事があるので、話し合いせずには子供に負担がかかることが多く、小さな喧嘩をしながらも伝え方を気を付けるようになりました。男性に対して、伝えたことと、伝わったということは全然別問題だとわかったのもこのころでした。一方的に、伝えてもその意図を相手が受け止めてくれて理解することは、しっかり言葉で伝えないと悟って察してなんて無理なのだとわかりました(笑)
今回の記事に載っていた、片岡さんの一見は同感というか、
認識の違いがあるのは当然だよね、、って思いました。
コロナ離婚になりそうだった片岡さんのご自宅では、夫側は家事をしていると認識していて、妻側は家事をまったくしていないと認識していたことによる認識の違いを実際にエクセルでまとめた(妻側が)ら、その差が190行にも及んだそうです!!妻が出したのは210行!
かなり細かく妻側がリストアップしていて、私も驚きましたが、それほど妻側が考える家事(認識しているタスクのようなもの)が多いということですね。
コロナによって、家庭内で喧嘩が増えたところと、仲が良くなったところと、様々だと思いますが、普段、目をそらしていたことが逸らせない状況になったということで、これによって話し合いがうまくいくといいなと思いますが、実際、家庭内別居状況で一言も話していない家庭もあるそうです。明日、もし都内の緊急事態宣言が解除された場合、6月には会社や学校へ行くことになり再びコロナ前の生活が戻るかもしれませんが、コロナであってもコロナでなくても家事育児の負担が減るようにするには社会でどうしていくことがいいのか?改めて考えるきっかけになったように思います。また、男の子を育てる母として、男は勉強だけできて仕事さえちゃんとつけばいいという考えは一切持っていないことを息子にもレクチャーしていこうと思います。レクチャーしなくても、理解する男の子になると思っていますけど(笑)
p、s 未来の子どもたちへ
あなたたちが成長して、この日のブログがまだ残っていたら、どう変わっているのか?また変わっていないのか?
ママは、この時、みんなと一緒にいた時間はすごく楽しかったけれど、3人はどうだったんだろう。
それから、未来の子育てが、社会が、いまより生きやすいものになっていたらいいなとママは願っています!!
✅名もなき家事リスト30
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