Sweet Little Big Boy | 宇宙が閉じた系でない限り

宇宙が閉じた系でない限り

マスターいつもの

少年は飛んでいた


そして


少年はいつも思っていた


「おし! 今日もこれで大丈夫だ 」


きつく結ばれたシューレース ほどよくすり減ったソール


いつもの床の感触  いつものステップ


いつものシュートタッチ いつものドリブル   


「きっと  マイケルならここでこうだな  うん」


160cmにも満たない  小さな小さな少年の心は


2mの大男でさえも  ことごとく抜き去っていくのだった







引越しの準備中  押入れを整理してたら出てきた


ぼろっぼろの24.5cmのバッシュ。