大麻取締法変革センター仮設ブログ -2ページ目

やまさん裁判に関するちょっとしたお知らせ

山崎さんの裁判について、山崎さんからの手紙や弁護士とのやりとりを、山崎さんの依頼によって、ネットで公開し続けてきましたが、昨日、電話で、弁護士から懸念を伝えられました。その後、やまさんからの手紙は届いていません。やまさんの居場所が居場所なだけに、ちょっとメールや電話で意思を確認し、意見交換する、というわけにもいかず、認識を共有するのが難儀です。

やまさんの裁判については、公判の支援も頼まれていますが、私の案は弁護士に伝え、賛意を頂いています。が、やまさんには気に入らない点があるらしく、やまさんはゼッタイ譲らない構えで、いろいろと弁護士も難儀しているとか、いないとか、どっちだとか。

やまさんの公判の展開を考えるなかで、これは単にやまさんの裁判を支援するという意味を超えて、「大麻の有害性」と「政策論」という、より深い本質的な議論に進むための導入路のようだと、感じています。
やまさん、せっかく?捕まったのだから、有意義な裁判にしたいですね。

「やまさん裁判戦略私案」とその他もろもろもろに読者会員サイト に書きました。

登録読者専用サイト仮設しました

PCでアクセスした際の背景画像が水玉模様で、文字を読むのに邪魔で鬱陶しいというご意見を頂きましたので、デザインを着せ替えました。これでどうでしょうか?

THCの本サイトは現在鋭意復旧作業をして頂いておりますが、まだしばらく時間がかかりそうなので、読者登録して頂いている方向けに、ユーザー認証のかかったをサイトを設置しました。コアでレアでリアルな情報をお伝えします。
読者登録して頂いている方、ボランティアとしてアクセスしていた方、メールを下さい。ユーザー名とパスワードを設定して折り返しお知らせします。

連絡メール:infoアットasayake.jp
登録読者限定サイト:http://asayake.jp/members/

まだ登録していない方、この機会に読者登録をしてTHCの活動を支援して下さい。(大麻のやりとりなどは一切しませんので、そのような期待には応じられません。)
本サイトが復旧するまでメールで受付を行います。ご希望のユーザー名をお知らせ下さい。読者限定仮設サイトへのアクセス権を設定し、ご連絡します。

購読料は月額500円ですが、管理の都合上、4か月分(2000円)からのご登録をお願い致します。
最長購読期間は1年(6000円)とさせて頂きます。
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ゴールデンタイムのTV番組に大麻が登場し過ぎてる?

ゴールデンタイムのTV番組に大麻が登場し過ぎてる?
2010年3月28日、NORML事務局長アレン・セント・ピエール

ゴールデンタイムのTV番組において、大麻の使用について語られる頻度が明らかに高まっている。私はその事について議論するようにFox Newsから依頼を受けた。

大麻の使用について特集したゴールデンタイムのTV番組は1960年代から数多くあり、1990年代の半ばからは医療目的での使用について取り上げたものが増えていたが、今では大麻の使用を一度かそれ以上の回数で特集する番組が山のようにある。私の見たところでは、それらの全てではないとしても殆どの番組が大麻の大衆的な人気とその禁止法に焦点を当てている。

この生放送での議論を行う理由となったものは、保守的な市民団体である"Parents Television Council (親たちのテレビ会議)" の持っている、一つの懸念である。この団体は、大麻の使用を扱うTV番組があまりにも多過ぎて、その事がおなじみの『子供達への間違ったメッセージ』を送る結果になっていないかと懸念している。

それで私たちがどんな番組の事を言っているのかと言うと…

-The Simpsons

-Family Guy

-American Dad

-Cleveland Show

-Gossip Girl

-Glee*

-Parenthood (NORML 奉仕活動コーディネーターがこの番組の初日の特集について書いていた。何の特集だと思う?)

-Parks and Recreation



これらの人気番組で大麻が扱われる事の妥当性について私たちが議論していたのは、皮肉にも、まさにそのような番組を量産しているTV放送網の上での事であった。

もし若者を対象としたゴールデンタイムの番組で、ドラッグの使用を公然かつ不当に美化するものがあるならば、殆どの親たちは当然それについて憤概し、懸念するであろう。しかし問題の番組の話の筋を見れば、物語としての衝突、不和、ストーリー上の緊張を引き起こしているのは大麻の使用それ自体が原因ではなく、むしろ大麻の法的な禁止が原因である事に気付くだろう。

ある人々の直感とは相容れないであろうが、もしゴールデンタイムのTV番組で煙草やアルコール製品(いずれも子供には禁止されている)が扱われる事が、例のドラッグが不人気となりつつある事の指標になるのであれば、大麻の使用は醜化され、合法となって実際にコントロールされ(禁止するというのは社会的なコントロールと方針決定の放棄である)適切に課税されるべきだとする考え方は文化的に時代遅れのものになるだろう。

(訳注: 直感どころか何を言っているのか全く解りません。この部分を訳すために 20 回くらい読み返したけど駄目でした。)

もうすぐ『4月20日』になる。過去数年に起きた事が今年も起こるとすれば、たくさんの TV 番組が、そして G4, Spike, Comedy Central のような TV 放送網が 4月20日の為の特別番組を放送するだろう。





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Source: NORML BLOG
Is There Too Much Marijuana On Prime Time TV?
March 28th, 2010 By: Allen St. Pierre, NORML Executive Director

翻訳とコメント by PHO
つまりアメリカではマスコミが大麻開放運動を後方支援しているというわけだ。一方で日本のマスコミはNHKの「大麻の怖さ知っていますか?」を始めとして、事実による裏付けの無い厚生労働省の大麻批判を無検証のまま垂れ流す事が基本の姿勢であり、僅かなりとも理性的な報道を行うメディアは一部の週刊誌のみである。アメリカでの大麻開放の動きがマスコミと全く無関係だと言うわけには行かず、これは私たちにとって大変不利な状況だ。

そこで私たちには二つの選択肢があり、一つは事実に基いた大麻報道をマスコミにさせること、もう一つは自分でマスコミと並ぶレベルの影響力を持つ事だ。いずれか簡単な方をやれば良いのだが、どちらが簡単だろうか。マスコミが厚生労働省の公式見解に無批判に固執する本当の理由を突き止めて、その理由を無くしてやる事ができれば良いのだろうが、これは記者クラブ問題と関わっているのだろうか。