陰陽五行。
今朝方、対極マークがふと脳裏をよぎったので、陰陽のことについて少し書きたいと思います。
『陰陽』とは?
☆ 表・裏
☆ 前・後
☆ 男・女
☆ 善・悪
☆ 太陽・月
☆ 昼・夜
☆ 夏・冬
☆与える・受け取る
☆ 南・北 など相対する事を言いいます。
こちらの対極図には、こういう意味があります。
『陽の中にも陰の兆しあり、陰の中にも陽の兆しあり』
図を見て伝わる意味。
これは、光の曼陀羅や曼荼羅アートなどを描く上でも大切なこと・・・。
そして『五行説』とは?
木・火・土・金・水・・・『もっかどごんすい』と読みます。
これには2つの意味があり・・・
お互いを助け合って運をあげる=相生(そうじょう)関係←相性の良い関係
対立しあって運気を下げてしまう=相剋(そうこく)関係←相性の悪い関係
こちらは、簡単に表現すると上記ですが、「お互いを高めあう関係」にもなります。
【相生図】
”相生”とは?
・木→火・・・木は火で燃える。火は木を燃料として、燃え盛る。
・火→土・・・燃え尽きた火は灰となって、土を肥やす。土は火を中和する。
・土→金・・・土から金属や鉱物が生み出される。
・金→水・・・金は水とまじわるとさらに増える。(風水の法則によるもの)
・水→木・・・水は養分となて樹木や花を大きく育てる。
”相剋”とは事象の対立を表す関係で、
・木→土・・・木は土の養分を吸い取り、土がやせる。
・土→水・・・土は水がかかり過ぎるとドロドロになり、水も汚れる。
・水→火・・・水と火は正反対の物質なので、陰陽のバランスが悪い。
・火→金・・・火はその熱で金属を溶かす。
・金→木・・・金属は木を切り倒し、その命を奪う。
この事を『相生相剋比和の関係』と言います。
比和=(同じ五行同士の関係はお互いを強める)
しかしながら、相克の関係だからと言って嘆くことはないのです。
お互いがないものを持つ間柄だこそフォローし合い、出来るほうがその部分を補う。
そんな風にとらえると生きやすくなりますよね
人間関係も様々な出来事が絡み合っています。
良いこと、そうでないこと。
そうでないことが大きくなって、身体に変調をもたらす場合もあります。
良いことがあれば、そうでないこともある。
けれど、そういう状況でも、必ず良いことはやって来ます。
セッションでは、このように発想や思考の向きの変え方なども取り入れながら、クライアントさんのご相談にエッセンスを加えていきながら、セッションしています。
太古からの智慧を大切に。