OFFICIAL BOOTLEG!! -94ページ目

肥満



先日のブログを書きながら図らずも

「こえみつる」先輩が登場してきたものだから

最近よく「こえみつる」先輩のことを思う。

指が思い出させてくれたんだ。


だから書いてしまおう。

(現時点での)最後は苦いはなしになるけど。




首藤健祐がお届けするラジオの深夜放送的ブログ


今夜のテーマは、


「肥満」




文字で書くとドキドキするタイトルであるが

安心して

毎日リンゴ喰えとかいわないから。



だから安心して

読みかたは「こえみつる」

僕に無理矢理「田園BOWIE」と名付けたふたつ学年が上の先輩。



参照 → http://ameblo.jp/thb/entry-12122599474.html



学生時代を通して彼は

当時大阪・梅田の東通り商店街の「とり友」(たぶんいまもあるだろう)というやきとり屋でバイトをしていた。

同じ東通り商店街バイト仲間である。

僕は本通り、先輩は中通り。

舞台の打ち上げはほとんどそこだった。


自ら「こえみつる」と名乗るくらいだから

それなりの体格である。

毛深く剛毛。

なにより厄介なのが

陽気な「おかまちゃん」なのである。

呑むと必ず唇を狙われる。

腕力と体重で本気で取りに来る。



誓っていうが死守した。



誓っていう。



誓って、、、



書けば書くほど



怪しいが、、、



誓っていう。



かすりも



、、、しないぜ。




卒業してしばらくして女性と結婚したので

あれはフェイクだったのか。

迷惑な話である。



学生エンゲキサークルに入団しておきながら

新入部員のくせにまったく顔を出さず

夜の街に呆けていた僕を

自分が脚本と演出を手掛ける舞台に強引に引っ張りだした。

人生初舞台。

セリフはひとこと。

とても面倒見のいい先輩で

たくさん目をかけてもらった。

唇は狙われ続けた。




彼は卒業後、看護師になり、OBたちと一緒に社会人劇団で活動していた。

僕は卒業前後、社会人劇団なんかクソくらえと別の劇団をつくって

学生講堂を飛び出し、外の世界でやるようになった。

何回か公演をして少し軌道に乗ってきたので

「こえみつる」先輩に脚本をお願いすることにした。



「こえみつる」先輩の脚本はとてもおもしろく評判もよかった。

再演したときは佐々木蔵ノ介が出てくれた。



名古屋公演なんかもできるようになり

満を持してまた新作をお願いした。

途中までできている脚本をもとに稽古がはじまった。

稽古も佳境。

いつもにくらべて脚本のあがりのペースが遅い。

届いたり届かなかったり。

稽古、かなりの佳境。

届かない日が続くようになった。

来る日も来る日も届かない。

そのうち連絡が取れないようになった。

(ケータイは、まだ、ない)

なんとか連絡が取れ

毎日出来た分をポストにいれておくからといわれ

後輩が家に取りにいくようになった。

(FAXも、まだ、ない)

だがしかし

ポストが空の日が続く。

本番の数日前。

その日も家まで取りに行った後輩が

「もう書けない。書かない」といわれたと戻ってきた。

まさかそんなことはないだろうとタカをくくっていた。



僕は先輩のことを信じているというとても都合のよい大義名分をみつけ

そこに逃げ込んだ。




待った。




そして

ラスト1/4ほどの脚本がないまま小屋入り前日を迎えたのである。




先輩のSOSに耳を澄ますこともなく

身勝手に信じ

そして

「裏切られた」のだ。




「絶対に許さない」と思った。




あれ以来、「こえみつる」先輩とはあっていない。





だけどこうやって

「こえみつる」先輩とか芸名で書くと

どこかファンタジーというか

ほろ苦さが増すというか

ソフトフォーカス度がアップするというか



思わない?



これを

「Sさん(23才)」とかにすると俄然リアルになってしまうし

本名で書けば名誉棄損とかになりそうだ。





Bob Dylan(本名:Robert Allen Zimmerman)

というふうに

ずっとそれが普通だったのだけど

なんとBob Dylan

本名もBob Dylanに改名したそうだ。



僕が本名「霧隠才蔵」になるようなもんだ。

あ、、、もう、、、いいね。





ご報告です。

エアチェック音源

233番組、235時間、30ギガバイトほどになりました。



いまクリスマス当日を迎えております。









また、いつか、ここで、会いましょう。