Танец с саблям
首藤健祐がお届けするラジオの深夜放送的ブログ。
どうしてこんなことになったのかさっぱりわからないけれど、
およそ30年ぶりに登山することになりそうだ。
前に書いたっけ?
およそ30年前、本格的アウトドアな後輩ふたりと剣岳に登ったときのこと。
ひーひーいいながら、すわっ!登頂っ!と思ったら
「シュドーさん、剣岳には前座の山があって、これはまだ前座です」
とかいわれて
「次はあれに登ります」
はるかかなたにそびえたつ鉄のような山を指さされ、死にそうになりながらよしっ!登頂っ!と思ったら
「シュドーさん、戦意喪失しないよう黙ってましたが、前座の山はふたつあって、さっきのは『一服剣』、これは『前剣』です。ひっひっひっ」
とかいわれて、
はるかかなた空中に出現したオーロラのような鉄のカーテンを指さされ、
「明日はあれに登ります。今日はもう遅いので、出発地点の山小屋まで戻ります」
とかいわれて、
え?戻るの?え?出発地点?これからまた降りたり登ったりするの?え?明日はみっつってこと?え?
とかツッコミどころ満載にもかかわらず、
いやいや、ここは先輩としての威厳が・・・・・・・・・。
書いたっけ?
今度はその後輩のうちのひとりとサシで。
奴はこの30年の間に世界の名だたる山々を制覇し、ヒマラヤとかも登っている。
そんなおじさん版イモトアヤコからこんな本が付箋を貼られて送られてきた。
挟まれたメモにはこう書かれている。
〇東京から一番近いのが八ヶ岳(体力的にもラク)
〇スケール感のあるのが蝶ヶ岳(やや要体力)
〇一番楽なのが立山(ただし東京から遠い)
僕はどこでもOKです。
そりゃヒマラヤマンはどこでもOKだろうよ!
だけど、ついつい、スケール感に惹かれちゃうんだよね。
ついつい、いっちゃったんだよね。
そこには燦然と輝く
やや要体力
の文字!
ヒマラヤマンのいうところの「やや要体力」。
どの程度が「やや」なんだろうか。
「シュドーさん、剣岳登ってはるからなー、大丈夫でしょ」
いやいや、30年前だから!
そのときも、結構、荷物持ってもらってたよね!
つづく
今宵も眠れない音楽。
Ара́м Ильи́ч Хачатуря́н - Танец с саблям 世界最速演奏
また、いつか、ここで、あいましょう。



