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シラケ・ジェネレーション

毎日1日8時間ホフク前進し続けるアートや、柔道の前回り受け身で世界のストリートを行進するアートがあるそうだ。

既成芸術を否定し、社会との新たな接点を求めた前衛芸術の流れだそうだ。

だけど、「アヴァンギャルド」というより「POP」な感じがする。

僕のやっている東京ハートブレイカーズもまったくそうだと思うんだけど、「前衛芸術」というと違和感がある。

「POP」でいたいと思う。


1950年代後半から60年代初頭に「反芸術」「反社会」を掲げ、攻撃的、破壊的な活動を繰り広げたひとたち。

僕よりもっと上の世代の、あの時代の独特の空気に憧れたりもする。

この前観た『血は立ったまま眠っている』なんかまさにその世界なんだろう。


もう20年も前、OSAKAの老舗劇団で活躍する先輩俳優に酒の席で、「シュドーもこれからエンゲキをやっていくんだったら、歴史をちゃんと理解して、その中で自分がどの流れにいるのかをわかることが大事なんだ。」みたいなことを言われたことがある。

とんちんかんぷんな僕は「はいー」といいながら、こころの中では「出たー、説教演劇人!」みたいにバカにしていた。

知らないってことが魅力的だったあのころはとっくに終わった。

もう知らないバカでは通用しない。


いま、僕にはちゃんと過去と現在がみえているだろうか。


知っているバカであるために。