となりの痴話喧嘩とか超気になったりするじゃない?
そんなときケータイに電話がかかってきたのだ。
孤独に途方にくれる僕は、
すがる気持ちで電話に出る。
と、無言電話である。
なんだ、イタズラかよ。
さらなる孤独を嘲笑うかのような沈黙。
怒りよりも淋しさ。
だが、待てよ。
あいにくこっちは時間と好奇心とバッテリーはたっぷりある。
根競べをしてやろうという意気込みで切らずにだんまりを決めた。
むふふ。
先に切ったらおまえの負けだぜ。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
(*期待厳禁!オチ、なし!)
・・・・・・・・・。
。。。。。。。。。…
おやっ。
何かおんなのひとの声が聞こえるぜ。
いいのかい?
お前の正体ばれちまうぜ。
なになに?
よく聞こえないな。
なんか、楽しそうにしゃべってるじゃないか。
誰と喋っているんだい?
なになに?
なんかカサカサいってよく聞こえないな。
なに?
?????????
ん?
これはもしかして?
イタズラではなく、知らないうちにかけてしまっている???
!
そうなのだ。
当時はあまり経験がなかったのでピンとこなかったけれど、
どうやら何かの拍子にかけてしまっているらしい。
ありゃ。
しまった。
こりゃ、早く切ってあげなくちゃ。
とは思うものの。
時間とバッテリーより、今となっては更なる好奇心が…
キミは僕の知り合いかい?
それともたまたま?
そのおんなのひとは誰?
あー
気になるーーーーーー
ブチっ
ツ――――――。
・・・・・・・・・。
切られた…。
でっかいアドバルーンを見た。
zzz…