花まる | OFFICIAL BOOTLEG!!

花まる

稽古の前に、清水宏ひとりLIVEを観る。壮絶に観客とバトルしていた。ひとり舞台の好き嫌いや、やるやらないは別として、僕も、彼や腹筋善之介のように、2~3時間くらいはひとりでパフォーマンスできるようになっておきたいなあなんて思ったのだ。

稽古はあいかわらずリアルの追求。アイデアが炸裂している。

終って深夜、公園でハーモニカを練習していたら、ホームレスのおっちゃんが近寄ってきて、僕の前で、カラダ全体ででっかくマルを表現して、

「マルっ」といった。

「哀愁があるねえ。トイレはあっちにもあるんだけど、引き寄せられちゃった。」と、ちょっとおちゃめである。そしてまた、カラダ全体ででっかくマルを表現して、

「ニジュウマルっ」といった。

それから、少しだけ音楽や芸術についてしゃべったことは、いつも僕がいっていることとおんなじだった。そしてさらにまた、カラダ全体ででっくマルを表現して、

「サンジュウマルっ」といった。

そして、しきりに僕に美空ひばりを勧めてから、満開の夜桜のふもとにある寝床へ帰って行った。


僕は

おっちゃんの背中に、

「おやすみ」といった。


おっちゃんも

背中越しに、

「おやすみ」といった。



いいレコーディングになりそうだ。