話は瞬く間に広がったようで、たくさんの友達、先輩、後輩、仕事場の方々がお見舞いにきてくれた。
差し入れ、写真付きのメッセージボード、千羽鶴ももらった。
とても嬉しかった。
僕は病院で勤務しているためある程度のことは理解している。
弟は脳圧亢進している状態。
生命の維持を司る中枢が圧迫されており、自発呼吸があったりなかったり。
そんな中、親父に呼びだされ一緒にタバコを吸った。
父(もう◯◯は目を覚ますことは90%ないって言われた。植物状態やろうって。もしそうなったら父さん、母さんが先に死んだ後、お前面倒見てやれよ。)
弟との思い出が頭に蘇り、巡る。
植物状態。
そうなる可能性があることは理解して、覚悟していた。いざその現実を突きつけられると奈落の底に落とされた気持ちになった。
僕(当たり前やん)
親父の覚悟を感じた。
それから脳圧亢進のこと、植物状態のことをインターネットとたくさん調べた。
自分が結婚できなくてもいい、自分が死ぬまで弟と一緒に暮らそう。
僕も決意した。