ヘルシンキの印象
明日13日から大学は1週間の夏休みである。いつの間にか8月も半ばとなっている。昔は明確な夏休みの押しつけはなかったのだが、法人化以降には夏の一時期大学全体をクローズして光熱水量費を節約することが一般化している。「数日でも休むなどとんでもない、研究室に出かけて仕事をしないと落ち着かない」というタイプの生活からは卒業した身分としては、気分的に楽で有り難いことである。光熱水量の削減は国家的課題であるエコロジカルにも貢献度が高いことになる。
先週までエコの本場(?)であるフィンランドで開催された学会に出ていた。最近は、高福祉、エコ、優れた教育システムなどの面からフィンランドの人気は急上昇というところで、興味を持って国際神経心理学会に参加した。会場はヘルシンキの主要官庁が集まっている一角にある港のホテルであった。千人規模の会議場を併設するホテルなので4つ星の上等のホテルであった(贅沢が身につき始めているのかも知れない)。学会主催者の推薦ホテルで便利ということもあってなのでそこに6泊した。
ホテルは古い税関の建物を改造したモダンなホテルなのだが、余分なものはいっさいない、実に現在のフィンランド政府方針を具体化したようなところであった。湯茶のセットがない、チイッシュの箱がない(幸いこのところ鼻炎の兆候がないので、困るということはなかった)、石けん、歯ブラシ、クシ、風呂用のセットなど何にもない。タオルと2カ所にシャンプーリンスの出るチューブがあるのみ。ゴミ箱は生ゴミ、紙類、ビンやカンと3種類に仕分けしたものだけ一つあるだけのまことに清潔だが、簡素な感じの部屋であった。廊下やロビーにもゴミ箱はない。ゴミの出る要素はなるだけ省くという強い主張をうかがうことができるホテルであった。ユーロが昨年よりもかなり安いので,フィンランドの主張に反抗する気持はなかったが,そこまでやるのね、という気持がしたものである。
街には自動販売機は一切なかった。無駄に電力を消費するものは排除ということだろう。通りには路面電車が完備しており(5-10分おきに頻繁に電車はある)、自動車は大きな都会であるにもかかわらずまばらな印象であった。街の大きな通りは石畳が多く、自動車はよほどサスペンションがよくないと走るのは苦痛ではないかと想像したし、車は傷むだろうと思われた。自動車を使う輩には意地悪をするぞ、ということなのだろう。実は日本からレンタカーを予約して、夜は11時まで明るいはずだから空いた時間帯に湖水地方に行こうと、ヘルシンキで合流する名古屋からの友人にも国際免許を持参すべしとしていたのだが、レンタカー代がやたら高いこと、オートマ車はあまりないし異常に高いことなどで計画は断念したが、フィンランドでは自動車が意地悪されていることは知らなかった。
物価は22%の消費税が付くので、相対的に日本と同じくらいかやや物価は高い印象が残った。トナカイの肉は美味ではあったがこれはたまらないという類の食物には出会わなかった。20数年前に来たときからは街の印象は大いに変わっており、昔の面影はあまり感じられなかったのはこの国が大いに発展したことの証左なのだろうと思う。だが、簡潔で整理整頓された印象が強いフィンランドにずっと住んでいたいという気持は生じなかった。
45年以上も大阪に生きて来た者としては、国分の駅前の提灯長屋で、月末の北海道での検診準備の打ち上げと称してほろほろ酔っていると、やはりフィンランドの整然とした住居や徹底したエコ生活は馴染みいなあと、ほざきたくなるのである。
石畳(でこぼこが多い石畳なので、見た目はよいが足に負担がかかりすぎる)を歩き疲れての筋肉痛が未だに完全に回復しないためかも知れないが、やはり大阪はよいなあ、河内の下町は嬉しいなあと思うのであります。
月末の北海道八雲町の方がフィンランドより絶対に住みよいはずである。イカめし、トウモロコシ、ツブ貝のカレー、スイカ、メロン、塩辛で食うジャガイたち、待ってろよ~!というところであります。休み前で気分も高揚気味かナ?
先週までエコの本場(?)であるフィンランドで開催された学会に出ていた。最近は、高福祉、エコ、優れた教育システムなどの面からフィンランドの人気は急上昇というところで、興味を持って国際神経心理学会に参加した。会場はヘルシンキの主要官庁が集まっている一角にある港のホテルであった。千人規模の会議場を併設するホテルなので4つ星の上等のホテルであった(贅沢が身につき始めているのかも知れない)。学会主催者の推薦ホテルで便利ということもあってなのでそこに6泊した。
ホテルは古い税関の建物を改造したモダンなホテルなのだが、余分なものはいっさいない、実に現在のフィンランド政府方針を具体化したようなところであった。湯茶のセットがない、チイッシュの箱がない(幸いこのところ鼻炎の兆候がないので、困るということはなかった)、石けん、歯ブラシ、クシ、風呂用のセットなど何にもない。タオルと2カ所にシャンプーリンスの出るチューブがあるのみ。ゴミ箱は生ゴミ、紙類、ビンやカンと3種類に仕分けしたものだけ一つあるだけのまことに清潔だが、簡素な感じの部屋であった。廊下やロビーにもゴミ箱はない。ゴミの出る要素はなるだけ省くという強い主張をうかがうことができるホテルであった。ユーロが昨年よりもかなり安いので,フィンランドの主張に反抗する気持はなかったが,そこまでやるのね、という気持がしたものである。
街には自動販売機は一切なかった。無駄に電力を消費するものは排除ということだろう。通りには路面電車が完備しており(5-10分おきに頻繁に電車はある)、自動車は大きな都会であるにもかかわらずまばらな印象であった。街の大きな通りは石畳が多く、自動車はよほどサスペンションがよくないと走るのは苦痛ではないかと想像したし、車は傷むだろうと思われた。自動車を使う輩には意地悪をするぞ、ということなのだろう。実は日本からレンタカーを予約して、夜は11時まで明るいはずだから空いた時間帯に湖水地方に行こうと、ヘルシンキで合流する名古屋からの友人にも国際免許を持参すべしとしていたのだが、レンタカー代がやたら高いこと、オートマ車はあまりないし異常に高いことなどで計画は断念したが、フィンランドでは自動車が意地悪されていることは知らなかった。
物価は22%の消費税が付くので、相対的に日本と同じくらいかやや物価は高い印象が残った。トナカイの肉は美味ではあったがこれはたまらないという類の食物には出会わなかった。20数年前に来たときからは街の印象は大いに変わっており、昔の面影はあまり感じられなかったのはこの国が大いに発展したことの証左なのだろうと思う。だが、簡潔で整理整頓された印象が強いフィンランドにずっと住んでいたいという気持は生じなかった。
45年以上も大阪に生きて来た者としては、国分の駅前の提灯長屋で、月末の北海道での検診準備の打ち上げと称してほろほろ酔っていると、やはりフィンランドの整然とした住居や徹底したエコ生活は馴染みいなあと、ほざきたくなるのである。
石畳(でこぼこが多い石畳なので、見た目はよいが足に負担がかかりすぎる)を歩き疲れての筋肉痛が未だに完全に回復しないためかも知れないが、やはり大阪はよいなあ、河内の下町は嬉しいなあと思うのであります。
月末の北海道八雲町の方がフィンランドより絶対に住みよいはずである。イカめし、トウモロコシ、ツブ貝のカレー、スイカ、メロン、塩辛で食うジャガイたち、待ってろよ~!というところであります。休み前で気分も高揚気味かナ?