年度末に思うこと | はったブログ

年度末に思うこと

今日は気の持ちよう,negative志向かpositive志向かが大事という話をしよう。
 3月20日に年度末の教授会があり、前の週までくすぶっていた概算要求の諸問題もけりがつき、定年で辞める教官と事務官の送別会の司会進行を最後の仕事にやっといろいろなことが一段落した。それ以来1週間が過ぎた。久しぶりに時間がゆっくり流れることを味わっている。
 ほっとしてしまったのか、体調を崩し掛けた(崩した)。学部運営上の諸問題に翻弄されていても、研究に何か関連のあることをしていないと精神衛生が定常に保てなくなることは、他人に指摘されなくても自覚がある。1月から書き始めていた利き手と利き足に関する論文をやっと仕上げたことも(通常は書き始めれば2週間程度でけりをつけるのが普通なので、異常に長く掛かったことになる)、ほっとした一因であろう。
 体調の崩すというのは,久しぶりなのでその加減を記録しておくことにしたい。まず、熟睡できなくなるのである。体調のよいときは、9時に寝て5時前に自然に目が覚めるのだが(年齢のわりには時間が長い)、9時に寝ても1時間半ぐらいおきに、何度も目が覚めるのだ。そしてしばらく寝付けず、また1時間半の睡眠をいう具合で熟睡感が持てない睡眠の形態になる。第2はアルコールに極端に弱くなるのだ。22日に福岡教育大に行き、博多で飲んだのだが、ビール小×2と冷酒1号弱で、不覚にも飲み屋で寝そうになった。コンビニで買った1000円の傘も忘れてしまった(帰り際に気づいて探しに戻ったが見つからなかった)。翌日の研修会がひどく寒かったのもいけなかった(加えて,講師の雑ぱくとした話を2時間も聞くのは拷問に近かった)。卒業式であったのだが,失礼して25日に東京へ日帰りした。昼飯代わりの懇親会で飲んだコップ2杯のビールで,帰りの新幹線では浜松まで頭痛と酔いで困った。第3はのどがいがらっぽくなり痛くなるのである。鼻炎の症状が常にあるのだが、鼻水ではなく咳とともに鼻水状のものが盛んに出るのである。人間は呼吸できなくなるか(肺呼吸器系)、心臓が止まるか(心臓血管系)のどちらかで死ぬのだが、僕はきっと前者であろう。
 上記の3症状が出ていたが、26日には2つの会議に出た(2人の学生との面談もしたが)。この間、血圧が異常に上がっている自覚があったので、27日は自宅静養した。去年の夏に買った本などに目を通したりした。静養するぞと決めたのがよかったのか,26日と27日の夜は久しぶりに熟睡できた。
 ここ数日の体調不良をどう解釈するかであるが,風邪をひきかけたのであろうが,ひどくならずにすんだのは24日に寒いのにクロールで20往復したお陰であると信じることにした。もう歳だからダメになってきたと思うか,一日休息したら体調が戻るのは,なかなかのものだと考えるかである。
 まだ,後者の考えを採用するのに違和感がないのだから,もう少しがんばれるかも知れないと思っている。