8月末、アパート1棟を購入しました。

今回は、
その物件について書いてみたいと思います。

●今回購入した物件

物件の概要はこちらです。

- 購入価格:1,480万円(1,580万円から100万円の価格交渉)
- 表面利回り:13.5%
- 構造:軽量鉄骨造
- 間取り:2DK × 4戸
- 築年数:36年
- 相続税路線価:40,000円/㎡
- 融資:フルローン

築37年と決して新しい物件ではありません。

そのため、購入価格や現在の収益性だけでなく、
今後必要になる修繕まで含めて検討しました。

●きっかけは「水面下」の物件情報

今回の物件は、インターネットに掲載されていた物件ではありません。

知り合いの不動産会社さんから、水面下で紹介して頂いた物件です。

これまで金融機関や不動産会社など、
様々な方と面談したり、
名刺交換をしてきました。

そうした人とのつながりの中から、
今回の物件情報を頂くことができました。

以前の記事でも「行動すること」について書きましたが、
改めて人とのつながりの大切さを感じる機会になりました。

●「法人」での融資

融資については、地元の金融機関さんから受けることができました。

こちらの金融機関さんでは、
これまで個人名義で何件か物件を購入してきましたが、
法人では初めての融資、購入です。

2025年に法人を設立してから、
条件に見合う物件があれば法人で融資を受けて購入したいと考えていましたが、
なかなか条件に合う物件に巡り合えず。。。

今回ようやく法人での融資・物件購入を実現することができました。


個人で物件を取得するのとはまた違った意味で、
次のステージへの一歩になったと感じています。


●大規模修繕も含めて融資を相談

今回の物件で1つ課題だったのが、

数年以内に大規模修繕が必要になること。

築37年ということもあり、
今後、外壁塗装などを実施する必要があります。

そこで、物件購入資金だけで考えるのではなく、
大規模修繕費も含めて金融機関に融資を相談しました。

当初提示されていた融資期間は15年。

ただ、大規模修繕を実施することで建物の価値向上にもつながることから、
その点も含めて相談した結果、

融資期間を15年から18年へ延長して頂くことができました。

修繕費を自己資金だけで賄うのではなく、融資を活用する。

さらに融資期間を延ばすことで、
毎月の返済負担とのバランスを取る。

今回の購入では、
単に「物件を買う」だけではなく、
購入後の運営まで考えて金融機関と相談することの大切さを学びました。

●買って終わりではなく、ここからがスタート

無事に決済が終わりましたが、
不動産賃貸業は物件を買って終わりではありません。

むしろ、ここからがスタートです。

今後は外壁塗装などの大規模修繕を行い、建物の印象を良くしていきたいと考えています。

それによって、

家賃アップにつなげる。

空室を埋めやすくする。

そして何より、

今住んでくださっている入居者さんにも喜んでもらえる物件にする。

そんな運営をしていきたいと思っています。

修繕には当然コストがかかります。

だからこそ、「いくらかかったか」だけではなく、
その投資によって物件の収益性や競争力をどこまで高められるかを考えていきたいです。


●今回の購入で改めて感じたこと

最近は物件価格も高騰しており、
手の届きやすい価格帯の物件は競争率も高く、
なかなか価格交渉ができない状況が続いています。

だからといって、焦って条件に合わない物件を無理に購入してしまえば、
後々自分の首を絞めることにもなりかねません。

そう考えると、なかなか購入できなかった期間も、焦らずじっくりと物件を探し続けるための良い時間だったのかもしれません。

また、物件を探すだけではなく、
日頃から不動産会社さんや金融機関さんと定期的に連絡を取り、関係を続けてきました。

すぐに結果につながらなくても、
情報交換をしたり、
近況を伝えたりしながら関係を築いていく。

そうした日々の積み重ねが、
水面下での物件紹介や融資の相談につながり、
今回の購入に結びついたのだと思います。

「買えないから焦る」のではなく、
買えるタイミングに備えて動き続ける。

今回の物件購入を通じて、
改めてその大切さを感じました。


そして、

水面下で物件を紹介してくれる不動産会社さん。

法人として融資をしてくれる金融機関さん。

修繕に関わってくれる業者さん。


不動産賃貸業は、
やはり人とのつながりによって成り立つ事業だと改めて感じます。


また、今回の1棟アパートも、

「買えたから成功」ではありません。

ここからどのように運営し、修繕し、収益性を高め、
最終的にどのような出口を迎えるのか。


そこまで考えて、初めて1つの投資になると思っています。


今後も記録していきたいと思います。
前回、一棟アパートへの融資に挑戦するも、

結果は撃沈。

ある金融機関の担当者から、

「最初から大きな物件ではなく、まずは小さく始めてみてはどうですか?」

というアドバイスをもらったことで、
もう一度、当初考えていた
「戸建てからスタートする。」
という方針に戻ることにしました。

●再び、戸建て物件を探し始める


その後、再度戸建てからスタートすべく、
いつものようにネットで物件情報をチェック。

今度は条件も「戸建て」のみに絞って検索しました。

そんな中、1件の気になる物件が出てきました。

価格は650万円。

しかも、自宅から車で5分程度。

不動産賃貸業をやってみて感じますが、やはり家から近いというのは何かと便利です。

物件は築47年の築古戸建て。

ただし、オーナーチェンジ物件で、
内装はすでにすべてリフォームされていました。

「これは一度話を聞いてみたい。」

そう思い、さっそく問い合わせをして面談をお願いしました。

●売主は地元の工務店さん


問い合わせ先は、地元の工務店さんでした。

話を聞いてみると、
今回の物件はその工務店さんが自社で購入し、
自社でリフォームを行ったとのこと。

つまり、売主でもある業者さんでした。
(実はこの物件、ほかの不動産会社でも掲載されていましたが、私はたまたま売主である工務店さんへ直接問い合わせをしていたようです。)


また、こちらの工務店さんは売買を専門としている不動産会社ではなかったため、
他の物件を次々に提案するようなこともありません。

その代わり、問い合わせをした物件について、
たくさんの情報を教えてくれました。

自社で購入し、自社でリフォームまでしているからこそ分かる情報もあり、安心感がありました。

●「フリーローンに申し込んでみたら?」


面談では、融資についても相談しました。

ただ、工務店さんから金融機関を直接紹介してもらえるわけではありませんでした。

そこで提案してもらったのが、

「金融機関のホームページから、フリーローンのような商品に申し込んでみたらどうですか?」

という方法でした。

なるほど。

それなら自分でも申し込める。

この日の面談では、買付を入れるなど具体的な購入手続きまでは進みませんでした。

それでも、

「これから不動産賃貸業を始めたい。」

という私の思いを伝えました。

さらに、私が近所に住んでいることもあってか、
工務店さんからありがたい言葉を頂きました。

「他から物件の問い合わせがあっても、今は商談中ということでお断りしておきますよ。」

まだ買付を入れたわけでもない。

融資が決まったわけでもない。

それでも、そんな対応をしてくれたことが本当にうれしかったです。

ただ、その一方で私の中には、

「そもそも融資が通るのだろうか……」

という大きな不安、プレッシャーにもなりました。


●面談後、すぐに金融機関へ申し込む


工務店さんとの面談が終わったあと、すぐに金融機関へ申し込みました。

そして、3日ほど経ったころ。

金融機関の担当者さんから電話が。

結果は。。。



融資可能。

「おっ、借りられる!」

これまで融資で何度も撃沈していたので、うれしい結果でした。

ただし、今回申し込んだのはフリーローン。

そのため、金利は高めです。

そして担当者さんから、

「念のため、資金の使用用途を教えていただけますか?」

と聞かれました。

私はそのまま、

「これから不動産賃貸業を始めたいと考えていて、その物件の購入資金です」

と伝えました。

すると。

担当者さんの声のトーンが変わりました。

「ちょっと待ってください。」

そう言われ、電話口で少し待つことに。

「何かまずいことを言ったかな……」

そんなことを考えながら待っていると、担当者さんが電話に戻ってきました。

そして、

「それでしたら、一度ご面談をさせてください。」
とのこと。

これまで、いくつかの金融機関へ融資審査をお願いしてきました。

しかし、金融機関の担当者と直接会って話をするところまで進んだことはありませんでした。

これが、

私にとって初めての金融機関との対面面談。

融資が決まったわけではありません。

物件を購入できたわけでもありません。

それでも、

ほんの少しだけ前に進めた気がしました。

何度も融資で撃沈してきた私にとって、この

「一度お会いしましょう。」

という言葉は大きな一歩でした。

そして、この面談がその後どうなっていくのか。

期待と不安を抱えながら、初めて金融機関の担当者と直接会うことになります。

続く。
不動産賃貸業を始めようと決めた当初、私が考えていたのは、

「まずは戸建てからスタートする。」

というプランでした。

ところが、面談した不動産会社から勧められたのは、1棟アパート。

当然、1棟アパートのほうが物件価格も高く、不動産会社の取り分も大きくなるため、勧めるのは当たり前のことです。


また、オーナー側も
1棟アパートであれば複数戸から家賃収入が入るため、収益を確保しやすく、1室が空いても家賃収入がゼロになるわけではありません。

なのでオーナー側も運営のしやすさはありますし、
始められるのであれば1棟アパートから始めたい。
それは不動産賃貸業をやるのであれば一度は思うことではないでしょうか。


とはいえ、初心者がいきなり数千万円規模の物件を買えるかというと、そう簡単ではありません。

私も、まさにここで最初の壁にぶつかりました。

●不動産会社に勧められるまま、1棟アパートへ


当時の私は、まだ不動産賃貸業を始める前。

当然、知識も経験も十分ではありません。

そんな中、不動産会社から1棟アパートを勧められ、

「それなら1棟アパートから始めてみよう。」

と、購入する方向で話を進めました。


今振り返れば、当初考えていた
「戸建てから始める。」
というプランから、完全にブレていました。

それでも当時は、

「融資さえ通れば、1棟アパートを買える。」
「これで不動産賃貸業がスタートする。」
「それもアパート1棟からスタートできる。」

勝手に心を弾ませていました。

そして、不動産会社から地元の金融機関を紹介してもらい、いざ融資審査へ。

結果は……


否決。

今になって考えれば、ある意味当然だったのかもしれません。

不動産賃貸業の経験もない。

実績もない。

金融機関との関係もない。

そんな見ず知らずの人に、いきなり何千万円ものお金を貸す。

金融機関の立場になって考えれば、簡単な話ではありません。


●金融機関にアタックするも、あえなく撃沈


その後も、いくつかの金融機関に融資の相談をしました。

しかし……

あえなく撃沈。

「物件が良ければ融資してもらえる。」

そんな単純な世界ではないことを、少しずつ実感していきました。

そんな中、ある地方銀行の融資担当者から電話が入りました。

その内容は、今でも印象に残っています。

「見ず知らずの人に、簡単にお金は貸せない。」

「本で勉強したくらいで大家業を始められるなら、誰でもできる。私だってできる。」

「そんなに甘い世界ではない。」

……なかなか厳しい。

というより、

ほぼ、お叱りです。笑

当時の私には、かなり刺さる言葉で、
へこむというよりとても悔しい気持ちになりました。

●厳しい言葉の中にあった、大きなアドバイス


ただ、その担当者の話には、
1つ大きなアドバイスがありました。

それが、

「最初から大きな物件をやるのではなく、まずは小さく始めてみてはどうですか?」

という言葉です。

その瞬間、

「あっ……」

と思いました。

そうです。

それこそ、私が当初考えていた、

「戸建てからスタートする。」

というプランでした。

1棟アパートを勧められ、

「1棟のほうが収益も大きい。」

「融資が通れば買える。」

と考えているうちに、いつの間にか最初の方針を見失っていたのです。

完全にブレていました。

そんな私を原点に戻してくれたのが、融資を断った金融機関の担当者でした。

融資はしてくれなかった。

言い方には、かなりトゲもあった。笑

でも、今振り返ると、

あの電話がなかったら、その後の行動も違っていたかもしれません。

融資が通らなかったことは、当時の私にとって「失敗」でした。

ストレスも溜まりました。笑

でも、その失敗があったからこそ、

「自分の今のステージに合った規模から始める。」

という大切なことに気づくことができました。

そして私はもう1度、

「戸建てから始める。」

という当初のプランに戻ることになります。

ここから、私の最初の物件取得に向けた挑戦が本格的に始まります。

続く。