確認検査の流れはこんな感じです↓
まず,担当コーディネーターと名刺交換を済ませ、診察室をお借りして、ハンドブックに沿って骨髄移植についての説明を聞きます。
特にリスクのお話に重点を置かれていたと思います。
善意のボランティアとはいえ、ドナーにも負担がかかります。
仕事を休み、家族の理解と協力を得て、自分の体に穴を開けるのですから、採取することは100%安全ではないですし、一人で判断できることでもないです。
確認検査で問題がなければ、患者側でドナー選定が行われ、ドナーが決まります。
だいたい確認検査から1ヶ月後くらいに結果が決まるそうですが、患者側で早めの移植を希望した場合は全員の確認検査が終わらなくても、最初に一致した人とすぐ移植準備に取り掛かることもあるようです。
最初の適合通知は最多10人に送付されます。
その後、確認検査を希望する方が5人未満の場合は追加で適合通知を出し、5人まで増やすことができます。
平均で確認検査を受けるのが3-5人ほど、最終的に適合有りとみなされるのが多くて3人ほどだということでした。
選定により最終ドナーが1人決まりますが、その1人と同程度に移植に適していると判定された 場 合 、二番手の方は選定保留となります。
最終ドナーが最終同意しなかったり、同意後に健康上の理由で移植不可と判断されたら繰り上がります。
最終同意ではドナー、ドナー家族、コーディネーター、調整医師、第三者が集まり、行われます。
最終同意後にドナー側の理由で辞退することはできないので、辞退の可能性があれば最終同意前に相談してほしいと強く要望されました。
というのも、患者側は移植日が決まったら2週間前から準備をして、ドナーの骨髄液を移植するために、患者の骨髄液は少しずつ減らしていきます。
長い期間を無菌室で過ごし、免疫力も低下するので、文字通り命がけで移植に臨みます。
そのため、最終同意は全員納得の上で進めなければいけません。
最終同意について厳しく書きましたが、実際にはドナーの安全を最優先させています。
骨髄液の採取中でもドナー側に異変があれば、中止しているそうです。
当然その場合患者さんは生命の危機ですが、ドナー優先と決まっているようです。
そのため、以前コーディネーターさんから電話で執拗にコーディネート見送りについて確認されたのも、ドナー優先だということと、移植が近づいてから辞退では患者側の負担が大きいという理由からでした。
ちなみに、ドナーはボランティアで体に穴を開けて骨髄液を提供しますが、事前の確認検査や採取で入院する際の費用等も患者さんの負担なので、お金をかけ、命がけで移植を望まれる患者さんのためにも、選ばれたら是非頑張りたいと決意を新たにしました。
ちなみに、非血縁間でのドナーは1人2回まで、かつ末梢血幹細胞採取は1回まで決まっています。