辞表ー助けを求めていいんだよ | Ren's Archives

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「疲労がたまりダメになりそうなので」

今週はじめ、ついに退職願をだしました。本当は社長のセクハラやパワハラも大きな理由だったけど、奥様にそれを告げるのは忍びない。家族関係が破綻するかもしれないもんね。

「どうしたの?」とか「大変だったね」などという労いや心配の言葉をかけられたら、恨みがましくならないように端的に説明しようと思案していたのだけど、現実は、「そうですか、じゃあ求人だしてこないと」というあっさりとしたものでした。ワタシが電池切れになるのは想定していたってこと。


他のスタッフの雑談を聞いていると、

・試験勉強があるから仕事なんてしてる場合じゃない(スタッフA)
・具合の悪い家族がいるから仕事してる場合じゃない(スタッフB)
・もう仕事したくない(社長)

上記いい分により辞めるなんて迷惑、という恨み節てんこもり。「では、求人を2名にしたほうがいいんじゃないですか?」と言うと「そんな金ない」とバッサリ切った社長。つまり「テキトーに勤務する為に人身御供を消費していく職場」だった。だからワタシが事務所のほとんどの仕事を押しつけられていたのね、という納得の言い分でした。潜在的に学歴カーストみたいなのがあるんだろうね。(全員、一流大学出身者)


6年も気付かなかったワタシも鈍感だと思うけど、「いつかは仕事してくれるよね」っていう人の良心を信じたい気持ちが勝っていたんだよね。こんな職場だったと認めることは、性善説を信じるワタシには辛かったけど、限界に来ていたワタシは逃げるが勝ちと思うことにしました。

辞めると宣言してからは、仕事が平等に分配されるようになり、むしろワタシに仕事が来なくなった感。おかげでワタシは人間らしく仕事できるようになり、引継の書類などを作成する余裕も生まれました。


他のスタッフはにわかに忙しくなって「れんさん、大変だったねぇ」と身をもって理解してくれたような空気もたまに流れます。←こう受け取るからお人好しなのか?内心は迷惑と思ってるんだろうな、と受け取るのが正解?w

 

いや、正解は、限界に来る前に声をあげるべきだったんだよね・・・。

必死で頑張れば出来てしまう有能っぽいワタシに陶酔した結果自分を追い込んでしまったのかもしれないね。そんなの何年も継続すると周囲はそういうもんだと慣れてしまい双方にとって良い結果を生まないって分かった。本当に有能なら自己管理もちゃんと出来るはずだから。あくまでマイペースでやることが大事なんだなぁ。

 

 

それにしても・・・。いろんな勉強してきたつもりだったけど、人心把握という面でワタシは全然たりない。

人のいい面を信じたいあまりに、悪い面から目をそらし盲目になる自分の習性を見せつけられた。

だから人生おおむねHAPPYなんだけど、これじゃダメなんだろうな。

一からやり直しだ~