前に進むこと、目の前の山を登ることのみを考え、帰り道の事をすっかり忘れていた。
慌てて緩斜面など探してみるが、周辺の地山はぐるり全部が綺麗に削られており、
やはり登った場所が最も高低差が少ない。
と言うか、登るときに地形の下見は済んでいたのに、再び活路を探してしまう程ビビッているのだ。
ルートを探して右往左往するおバカな持ち主を上から眺め、途方に暮れるモンテ。

そして散々考えた挙句、結局登ったときと同じ方法で下りることにし…
自前仮設橋の途中で落ちる。

「ともあれ下りれた(落ちた)、ヤレヤレ」
と安堵の一服をしていたところに、氷ノ山を荒らしまくってきたFBさんから電話が有り、今ウチの前に来ていると言う。
「じゃあ直ぐに帰ります」
と、この愚行を土産話に茶などするのもなかなかの至福だな、と思い、来る時に乗り越えた斜め丸太を越えようとしたとき、アンダーガードが引っ掛かり…
落ちた。

綺麗に人車一体となって転がり落ち、かなりの勢いがあった割りに不思議に柔らかく止まったな、と思ったら、そこは立ち木に引っ掛かっているだけの細い伐採木の上であった。
その下はスコン、とさらに数メートル落ちているので迂闊な事をして落っことすとその後の復帰は困難である。

さてどうやって林道に復帰するか。
しかしなんと都合の良い事に、ぼくの家ではFBさんがぼくを待っているのである。
さらに嬉しい事にこの誰も来る事のない山奥へ、以前FBさんとは偵察に来たことがあるので場所の説明も要らない。
と言う訳でソソクサと電話をして助けに来てもらうことにした。
だからと言ってこの伐採木のベッドにモンテを委ねたまま、ノンビリ待てる程の心臓は持ち合わせていないので、FBさんが来る迄の間にロープで上の倒木にアンカーを取りながら、慎重に引き上げる。
しかし引き上げた土の法面には大雨の影響と思われる長い地割れが起きていて、何とも落ち着かない。
そこへFBさんのバイクの音が聞こえてきた。
着くや否や挨拶もそこそこに林道からFBさんにフロントをロープで引っ張って貰い、僕は下からリヤを押し上げて何とか路上復帰。
自宅近所まで下りてきて一服。
FBさん、救援有難うございました!

さて今回の山行きで、バイクはさらにボロくなり、体にはハゲしく筋肉痛が走っているが、結果としてはなかなか楽しかった。
今まで登るのを諦めていたルートを、軽いトラ車を駆り、さらに手持ちの道具や工夫で乗り越える。
本来このバイクの用途である競技としてのトライアルとは大きくかけ離れているが、新しい自分のフィールドを見付けちゃった感が、どこかチュービングに似ている。
突き詰めて行くとライディング技術はもちろん、走破工作の技術、道中壊れたバイクの修復技術が高度に問われるだろう。
そういう遊び、好きだな。
誰か一緒にやらない?
「探検トライアル」

慌てて緩斜面など探してみるが、周辺の地山はぐるり全部が綺麗に削られており、
やはり登った場所が最も高低差が少ない。
と言うか、登るときに地形の下見は済んでいたのに、再び活路を探してしまう程ビビッているのだ。
ルートを探して右往左往するおバカな持ち主を上から眺め、途方に暮れるモンテ。

そして散々考えた挙句、結局登ったときと同じ方法で下りることにし…
自前仮設橋の途中で落ちる。

「ともあれ下りれた(落ちた)、ヤレヤレ」
と安堵の一服をしていたところに、氷ノ山を荒らしまくってきたFBさんから電話が有り、今ウチの前に来ていると言う。
「じゃあ直ぐに帰ります」
と、この愚行を土産話に茶などするのもなかなかの至福だな、と思い、来る時に乗り越えた斜め丸太を越えようとしたとき、アンダーガードが引っ掛かり…
落ちた。

綺麗に人車一体となって転がり落ち、かなりの勢いがあった割りに不思議に柔らかく止まったな、と思ったら、そこは立ち木に引っ掛かっているだけの細い伐採木の上であった。
その下はスコン、とさらに数メートル落ちているので迂闊な事をして落っことすとその後の復帰は困難である。

さてどうやって林道に復帰するか。
しかしなんと都合の良い事に、ぼくの家ではFBさんがぼくを待っているのである。
さらに嬉しい事にこの誰も来る事のない山奥へ、以前FBさんとは偵察に来たことがあるので場所の説明も要らない。
と言う訳でソソクサと電話をして助けに来てもらうことにした。
だからと言ってこの伐採木のベッドにモンテを委ねたまま、ノンビリ待てる程の心臓は持ち合わせていないので、FBさんが来る迄の間にロープで上の倒木にアンカーを取りながら、慎重に引き上げる。
しかし引き上げた土の法面には大雨の影響と思われる長い地割れが起きていて、何とも落ち着かない。
そこへFBさんのバイクの音が聞こえてきた。
着くや否や挨拶もそこそこに林道からFBさんにフロントをロープで引っ張って貰い、僕は下からリヤを押し上げて何とか路上復帰。
自宅近所まで下りてきて一服。
FBさん、救援有難うございました!

さて今回の山行きで、バイクはさらにボロくなり、体にはハゲしく筋肉痛が走っているが、結果としてはなかなか楽しかった。
今まで登るのを諦めていたルートを、軽いトラ車を駆り、さらに手持ちの道具や工夫で乗り越える。
本来このバイクの用途である競技としてのトライアルとは大きくかけ離れているが、新しい自分のフィールドを見付けちゃった感が、どこかチュービングに似ている。
突き詰めて行くとライディング技術はもちろん、走破工作の技術、道中壊れたバイクの修復技術が高度に問われるだろう。
そういう遊び、好きだな。
誰か一緒にやらない?
「探検トライアル」
