ナニゆえに、遥かひと月以上も前の話を執拗に書き続けているか。

それはこのところの酷暑や悪天候の中で、彼の水郷の晴れ色な出来事を想っているだけで幸せだから。


というワケでGW3日目である。


その日は川下りではなく、川探検。

以前バイクで走っていて見つけた時から気になっていた、とてつもない山奥の林道沿いにある沢の中を、是非次回はウエットスーツ着用で探検しよう、とメタルおじさんと算段していたのだ。


川下り3人組とメタルおじさん夫妻を乗っけたマンギョンボンゴ号は、林道をゆっくり登って行ったのだが、いつまでたってもエントリーポイントが現れない。

ナンデナンデ?を連発しながらなおも車を走らせていると、沢すじは遥か下の谷底へ遠のいてゆき、道すじのほうは尾根が近づいてきたらしく、だんだん遠くへの見通しが利くようになってきた。


どう考えてもこんな尾根近くに、あの水量のある沢があるワケがない。

何見過ごしてんだバカヤロー、

るせー、寝てたくせに文句言うなコノヤロー、


なんていうやりとりが有ったかどうか、なんせひと月以上前のことで忘れてしまったが、それ以前に、そもそも前回ここへ来て 「またこよーぜ」 と言ってから、はや数年が経ってしまったのだから、記憶細胞のいくつかが大量のアルコールで流れ出てしまっていても仕方ないではないか。


ともあれ、すっかり自信を失いつつもしつこく車を進めていると、目的の場所にたどり着いた。

まだ標高の高い尾根近くに水量のある沢があるということが想像し難く半信半疑ではあるが、とりあえずいつもの川下りと基本なんら変わりない装備で沢に入る。






トラロープを頼りにゆっくりと。







人跡無き沢床を行く。







林道からは見ること適わぬ滝が現れた。







淵の先にはもう一段、懐の広い滝がある。
手持ちのトラロープで一つ目の淵の縁へと下りてみる(シャレじゃないよ)。






乾いた岩盤にフェルトソールは良くスベル。






潜ってみると滝の袂には一枚岩が削られて出来た釜が在り、その水流の出口は岩で作った壁に小さな出入り口をつけたような造形である。

その奥にある滝の釜は一段と青色に沈み、中に入ってつぶさに見て回りたい衝動に駆られるが、滝の水流が強い上下の流れを形成し、シロートがフィン無しで入るにはリスクがあるので断念した。

滝や釜の様子はこのyoutube動画で。








体が冷えたので狭い谷ながらも陽のあたる場所を見つけ、おやつタイム。
岩盤が途切れている向こうが滝。









そんなノンビリひと休みの最中に、水の流れ達が気まぐれに削った一枚岩の、言わば川的タイドプールに不思議な生き物を発見してしまい、エエ四十男達が熱心に観察の時間。










帰り道、目の前の支流を一段登ればここにも滝が。








林道に止めた車に戻り昼飯。

オフロードバイクが数台見てみぬフリをし、通り過ぎていった。








次は自作のネイチャーストーブと食料やロープをもっと持って、下の釜(飛び込みアプローチだけど)へ行こうと思う。


誰か行く人いる?