深夜にIKEちゃんが来る。
バブー氏を起こし、薪ストーブの火を大きくして再び酒を飲む。

気温が下がり、ストーブの前からなかなか動けないが、束の間宴の場から離れ見上げてみると空はきっぱり突き抜けていて、星達に睨み下ろされているかのごときであった。


朝、快晴。

キャンプサイトを撤収していつもの河原へ行き、初アタックである小口川に向けてチュービングの準備をするが、いつもながらのなんやかやで出発目標時間を過ぎてしまった。

小口川は和田川のひとつ谷隣りを流れているのでベースキャンプからの距離はそう遠くないが、スタート地点の集落へは狭く長い山越えを強いられる上、川は途中で車道から大きく離れ、完全な無人地帯を流れるので、トラブルがあっても途中上陸などが出来ない。
もし川下りの途中で日が暮れる事態になると、そのままそこで一夜を過ごすということになる。

というワケで残念至極ではあるが小口川への初アタックを諦め、何度も下っている和田川へ。



川くだりの途中でいただく昼飯は、毎日ここで調達。
向かいに夜7時に閉まるコンビニが有るが、この狭小間口な店舗の手作りおにぎりが後にIKEちゃんの昼飯で活躍するのだ。




毎度ウエットスーツを着る度に誰かの背中ジッパーを閉めてあげている。
ウエットを新調すると口を吐いて出ても、体を絞る話にはならない。




今年は水量が乏しいが、それでもシアワセの川である。





これが大岩。
波平さんみたい。







いつもの大岩の瀬で昼飯。




IKEちゃんの特製カワ飯。





勝手知ったる川の強みで、距離設定を短くしたので存分にノンビリ下る。












今年のトランポまでのアシはチョイノリ。
バイクショップより不動車をいただいたので、この川下りキャンプに向けて修理しておいた。




ちなみにチョイノリの不動原因は定番の樹脂カム磨耗ではなく、バルブスタックであった。






紀伊半島は今だ素堀りのままのトンネルが多く、秘境らしさを匂わせる。