昨日の弓具買い出し(ツーリング)で買った物の準備をした。
最初はギリ粉。
ギリ粉は弓掛という弓を引く右手にはめる鹿革製の手袋の滑り止めの粉。
ギリ粉の成分は松脂で粉をこするとベトベトして親指と中指の間につけることで引きやすく、離れもスッキリする。
今までは道場のものを使っていたが、射会とか今週末の講習会とかで自分のものが必要になった。
いや、ケチで買わなかったわけではなく、近くに弓具店がないのと行ったときには買い忘れていたから自分用がなかった。
そこでついに昨日に買ったわけだが、袋に入っているだけでそのままでは使えない。
当然、専用品のギリ粉入れはあるのだが、これまたピンキリの世界で鹿角など高いものもある。
でも俺は実用主義なので、喘息の時に薬局で処方された喉の飲み薬の容器に入れてみた。

紙をまるめて留めてロートのようにして、ビニール袋の角をカットしてギリ粉を容器に移す。

これなら少しづつ出せるし、密閉されてるし、使ってみたらいい感じ。
弦もこれまたピンキリなのだが、こだわりだすとすごい世界。
素材も昔ながらの麻から合成繊維のものがあり、俺なんか安い合成のもので十分。
これはその中でも一番よく持つし、一番安い弦。
真ん中にある紐は後述の中仕掛けを作るためのもの。

弦は下の弦輪(紫色)はできてるが、上の弦輪(赤色)は自分で作らないといけない。
この弦輪の位置で弦の高さが決まる。

だいたい同じ位置に作れるように、目安として使っている弦の下側だけを付けて弓に沿わせて、上の弦輪の位置に養生テープで印をつけ、それを目安に弦輪を作った。
この時のここの弦の高さでだいたいの高さがわかる。
これが15㎝くらいになるように、弦輪の位置を調整する。
ついでに番える位置にマジックでマーキング。

その番える位置を目安にその上から2㎝くらいのところから中仕掛けを作っていく。
くすねという麻の繊維を巻いて、木工ボンドで固定し、道宝という木の板で締める。
そしていつもの矢の筈がちゃんといい具合に入るか確認。
これも緩すぎず、きつすぎないように太さを調整する。
あとは実際に矢を射ってみて、弦輪の位置や中仕掛けの太さの具合を確認するだけ。
たぶん、初期の伸びというか弦輪のゆるみが取れて弦の高さも調整することになるかな。
ということで、さっそく今夜の練習で使ってみた。
しかし弦とかに気をかけて、なんと弓掛を忘れてしまった!!
なので道場の教室用のものを使ったが、全く調子が違ってダメダメ。
弦がどうのこうの・・ではなかった。
「かけがえのない」はこの弓掛(弽(かけ))が変わるものがないほど大事・が語源。
ほんと、そのとおり・・とほほ・・




