カタナを買って34年、今年の10月で35年。
その間、カタナのタンクは一度も空にしたことない。
もしかして、ガソリンの下に水分があったり、ゴミがあったりするかもしれない。
なので一度ガソリンを全部抜いて、中身を確認したいと思っていた。
他にもついでにしたいこともあるし。
そのために2025年走り納めでガソリンをなるべく使ってリザーブまでの距離を測った。
そして今回はガソリンを抜くので、ついでにリザーブのガソリンが出なくなるまでの量を計ることにした。
これにより、ツーリングでのガソリンが完全に切れるまでの目安ができる。
コックのガソリン出口にパイプをつないで、2リットルまで計量できるカップに落とす。
そしてコックの負圧取り出しにもパイプをつないで、その先は注射器。
これを引いて負圧をかければガソリンが出る。
なのでプライマリーより簡単に止めることができる。
計測結果はリザーブが無くなるまでが4リットル弱、あれ?前にコックがONの状態でガス欠が15.5リットルだったはず。
カタナのタンクは俺のは22リットルなので、残りは6.5リットル、ガス欠から家までの走行距離や蒸発分が0.5リットルとしても残りが6リットル、もちろんタンク底の使えない分があるのだが、2リットルもあるのか??
ということはリザーブまでは満タンから310㎞~340㎞、その後は20㎞/ℓとして80㎞は走ることになる。
なので余裕をみてリザーブまで300㎞、その後は50㎞というところが目安かな。
残った分は注射器で吸い出してみたが、0.5リットルもなかった。
うーん、22リットル本当にあるのかな??
最後にタンク内をのぞいてみると、ガソリンの下にゴミが見えたが水分はなさそうだった。

抜いたガソリンはお向かいのCBさんから借りた携行缶に入れておく。
最後の最後はどうしても抜けないので、ここでコック側を上にする。
意外にネジは軽く締めてあった。
タンク裏が汚いのは、大昔に無理な態勢で銀色を筆塗りしたのだが、その色が変色してしまった。
ストレーナーもきれいだし、ゴミや錆の付着もない。
というか、かなり綺麗。
そしてコックの穴から残りのガソリンを抜く。
最後に少しだけあったが、いつのまにか蒸発した。
簡単にマスキングして、タンクの裏をスプレーで塗装。
裏側のダイヤフラムのほうはガス漏れとかの不具合もないし、ダイヤフラムを破ると嫌なので、今回は開けなかった。
表側は分解して摺動部を掃除して、金属同士がこすれるところはグリスアップ、Oリングにはシリコングリスをつけた。
ただカタナのタンクの給油口は右にオフセットされているので、サイドスタンドで下になる左側の底は見えない。

そこで登場したのが、俺が生まれて初めて買ったアンドロイドスマホのASUSのZenfone-c。
10年前にマレーシアで買ったものだが、久しぶりに充電した。

というのも中華通販で5年前に買ったUSB接続のスコープ カメラがこの古いスマホだけで使えるから。
全く錆もない。

錆はないけど、せっかく空にしてコックも外したので、見えないところの錆もあるかもしれないので錆取りクリーナーを投入する。
なんせこれ、防錆効果もあるというし。

コックの部分はネジのピッチを測り、チューブを切り出したゴムにネジ用の穴をあけ、これを手持ちの金属ステーでネジで固定。
そして中性洗剤と水でタンク内を洗い、何度もゆすいで水を排出。
お湯はお風呂のボイラーで60℃までできたので、それを使った。
指定は50℃だが、温度はみるみる落ちるからね。
そして錆取り剤を100㏄は別にとっておき、残りの900㏄をタンクに入れて軽くシェイク。
そこに残りのお湯を入れていく。
するとポリタンクは18リットルなのに、ほぼ全部でいっぱいになった。
え?18リットル?22リットルでは?
まぁポリタンクはどれくらいあるのか正確にはわからんし。
それにガソリンタンクは給油口に折り返しがあるので、上いっぱいまではなかなか入らない。

上の写真にあるようにアルミシートでくるんだうえに、毛布も掛けて保温。
希釈は20倍なので軽い錆は12時間ということだが、錆は全くないのでコーティングだけしたい。
なので3時間で抜くことにした。
そしてそこそこ抜けたら、残してあった100㏄の錆取り剤を10倍希釈して1リットルの希釈液をつくり、これをまたタンクに入れてまんべんなくいきわたるようにする。
その後は液を抜いて、洗わずに乾かす。
しかしなかなか液が抜けきらないので方向を変えたり、コックの部分をまた開けて振ったり、最後はセーム革をコックのところに挿して、水分を吸った。
そしてしばらく放置して乾かす。
もう暗くなってきたので、今日はここまで。
最後にヒートガンで温風をタンク内に入れて、乾かす。
ここで水分が残っちゃ、本末転倒だしね。
そして翌日、剥がれかけたラッピングなどを修正したり、ラインを貼りなおしたり。
そろそろ乾いたかなと中身を確認。
あちゃー、水が残ってる・・一夜中干してもダメか・・
なので棒の先に布をつけてそれでふき取ったが、鉄板の合わせ目には水が入り込んでる。
ここの水分はなかなか乾かないだろうな。
これなら熱くなりすぎないし、時間をかけて乾燥できるだろう。
完全に乾燥するまでは、日になんどかこの乾燥機を使った後にしばらく放置だな。









