先日にメンテナンスしたKDX後輪の異音だが、良くはなったが調べてみるとリアキャリパーはずっとメンテナンスしてない。
このままではまた引きずりも出るだろうし、フールドもずっと交換してないな。
もしかしたら新車時から32年も交換してないかも。
特に引きずりはキャリパーピストンのシールの劣化が原因なことが多く、シールの柔軟性が落ちて戻りが無くなると引きずるようになる。
するとちょうどいいタイミングでモノタロウの割引クーポンが来たので、他のものと一緒にKDXのリアキャリパーのダストシールとオイルシールを注文して、送料のかからない価格にして注文した。
これが少し前に届いていたのだが、暑くて作業する気がしないので放置していたが、そうなるとKDXで出かけることができない。
近場に出かけるのはKDXが一番楽なので、これはいかんとおもっていたところ、ちょうど先日の日曜日に時間があって天然1号も出かけてガレージが空いたので作業をした。
本当はブレーキホースも外したほうが作業しやすいのだが、シールワッシャ―がアルミ用の銅のものしかないので付けたままで作業。
それとマスターシリンダーにはフレームガードを付けてるのでこれを外し、リザーバータンクガードも外しおく。
リザーバータンクはフリーにして、マスタシリンダーは仮付けしておく。

パッドとかスライドするキャリパーサポートを外して、ペダルを踏んでピストンを押し出していく。
ピストンが濡れているように見えるのは、先日の整備時にメタルラバーを吹いたから。
金属のメッキのピストンでなく、樹脂のピストンなので錆びる心配が無くていいのだけど、中央が凹んでないのでピストンツールがかけられないので、揉みだしはしにくい。
ピストンが外れれば古いフルードはもう要らないので、リザーバータンクの蓋を外して中の古いフルードは注射器で吸い出しておく。
そしてキャリパーのほうもシリンダー内のフルードを注射器で吸い出す。
周りにこぼれたのは乾いたペーパータオルで拭いてから、水で濡らしたもので再度拭いておく。
フルードは塗装を痛めるけど水に溶けるからね。

キャリパー側には手前に細いダストシール、奥に太いオイルシールがある。
これをシリンダーに傷をつけないようにそっと外す。
本当はアルミより柔らかい素材の木とかプラスチックのピックがいいのだが、細い先の丸まったドライバーを使った。

ただフルードのカスがシール溝にあると、また引きずりの原因になるのでこれは取っておく。
竹ヒゴをいい幅や形に削って、古いフルードで湿らせてから丁寧にこする。
そして古いフルードで湿らせたペーパータオルでこすり落とす。
最後にシリンダー内に落ちたカスもきれいにする。
そしてキャリパーは下に置いて古いフルードをホースから抜いておく。
シールはこれまで使っていたものと新品との区別はほとんどつかない。
たぶんゴムの柔軟性が違うのだろうけど、まだまだ使えそうに見える。
もちろん交換だけどね。
新しいシールにはメタルラバーをたっぷり付けて、奥側のオイルシールからはめ込んでいく。
はめ込みには特に工具は不要で、指先で入っていく。
そして同様に手前側のダストシールも取付た。
ピストンにもメタルラバーを塗って、そっとシリンダーに押し込む。
かなりスッと入ったので大丈夫かなって思う。
そしてパッドやキャリパーサポートを組み付けて、車体に取付。
さあここからフルードを入れてエア抜き。
フロントと違って1ピストンでほぼまっすぐなオイルラインなので難しくなさそう。
なのでキャリパー側のエア抜きから注射器で押し込むのではなく、リザーバタンクにフルードを入れてキャリパー側のエア抜きから注射器で吸引した。
これでほぼエア抜きは完了する。
キャリパーのエア抜きバルブを閉めて何回かブレーキペダルを踏んで、エア抜きバルブからエアが出なくなって完了。
もう少ししたら細かいエアーが少しづつ上がってくるので、もう1回エア抜きはした方がいいかも。
後はキャリパーやスライドピンをしっかり絞めて、マスター側もリザーバーの量を調整して蓋を閉めてフレームガードとかも取付た。
エア抜きバルブからホースを抜くときにフルードがこぼれたので、この辺りはジャバジャバ水洗い。
スタンドを立てて、後輪を回すと引きずりもないしブレーキもしっかり効く。
ちょっと乗ってみたが、いい感じ。
ただ今度はフロントブレーキが甘く感じるようになった。
うーん、こっちも整備かな~?




