0.01mmの世界 | thAshの雑種な日記

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主な登場人犬/ thAsh: ここの管理人、適当で不真面目で皮肉屋。 天然1号: 妻、平成サザエさん伝説の女、令和も伝説継続中!  フレディー: 長男 2011年5月追加。今の呼び名は2011/09/11の日記参照  天然2号: 愛犬、2015年1月4日没(享年19歳3ヶ月3日)。  

午後から時間ができたのでカタナのバルブクリアランスの調整をした、いわゆるタペット調整ってやつ。

俺のカタナは23歳で7万キロ走行のオッサンなのでいろいろとガタがきてる。

正月はフロントフォークのオーバーホールだったが、エンジンも全くノーメンテなので、自分でできる範囲をやってみようと思った。

まぁバイクの整体みたいなもんだ。

エンジンはここのところ始動で3番が点火しなかったり、アイドリングの振動もひどい。

これはたぶんキャブの同調がとれてないのが原因と思うが、その調整前にバルブクリアランスも調整しておこうと思って、部品はそろえてあった。


用意したのはタペットスクリューが16個、そしてヘッドガスケット、そしてタペットドライバーと9mmのメガネ、あとはシクネスゲージ。

タペットスクリューはバルブシートと当たるので磨耗してるはず。

ヘッドガスケットはSMの俺のまではゴムでその後のSR/SY国内仕様はメタルになってオイル漏れが改善されるというのでそっちにした。

タペットスクリューの頭は正方形でラジオペンチでもできないことはないが、ここは純正品のドライバーがそんなに高くないので一緒に注文。

ネット情報でロックナットは9mmだそうで、そんなサイズのメガネはないので安物を購入。

そして同じ安物工具屋で0.07mm/0.08mmの測れるシクネスゲージも購入。


エンジンのヘッドカバーをはずすにはカウル、タンクを下ろして、ホーンもはずす。

さらに俺はオイルクーラーのラインをヘッドに回してるのでオイルクーラーを車体からはずしてホースに余裕をもたせないといかん。あーあ、サイドにまわせばよかった。。

さらにはずそうとしたら、カウルステーもゆるめないといけなかった。これをいじるとヘッドライトの光軸がずれるからやりたくないんだけどな・・



やっとはずれたヘッドカバー。。

ここまでで1時間経過・・しかも古いパッキンを落として、あわせ面をオイルストーンで磨いて、洗浄もしないといかん。


始めてみたエンジン内部。。と言ってもほんのさわりだけど。

あとクランクをまわすためにパルサーカバーもはずしたけど、こっちは写真撮り忘れた。



うーん、カム山にかじり痕があるなぁ~。

でもどうしようもないし、いずれフルオーバーホールするかわからんけど、今日はなにもしない。



タペット調整はカムで動作するロッカーアームにつけられたスクリューとバルブシートの隙間の調整。

カタナは0.07mm~0.12mm。俺のはだいたい0.11mmだった。

タペット音もたいしてしないし、調整は不要だったかもしれないけど、最小値にすればそれだけバルブのリフト量が稼げるわけだし、ここは0.07mmから0.08mmの間に調整することにした。



タペットスクリュー。左はバイクからはずしたもので右が新品。

左のが段つき磨耗してるのがわかるかな?

これで調整してもしっかり揃わないので、ここは新品。

凝る人はロックナットも交換だけど、僕はケチった。

ちなみにロックナットは9mmでなく8mmだった。

年式によって違うのかな。。




こんな感じで調整。

0.07mmのシクネスゲージが通って、0.08mmのゲージが通らないようにしていく。

タペットスクリューで調整してもロックナットを閉めるとなぜか隙間が広がったり、狭くなったり。

何度もシクネスゲージを通すがその差が0.01mmなのでものすごく微妙な世界。。

しかも入らないシクネスゲージも無理無理押し込めば入ったりで、ぴったりとこない。

何度も何度もやり直すうちに、すでにやった方がちょっと狭いかもなんて余計なことを考えてしまう。


1気筒づつクランクをまわしてカム位置をあわせて4バルブなので4個のタペットの調整。。

これを4気筒なので16個・・・すっげー地味な世界。

最後には0.07mmと0.08mmのゲージが触っただけでわかるようになった。

全部終ってから、再度クランクをまわして全部のクリアランスが0.07mm以上あるか、つまり0.07mmのシクネスゲージが通るかをチェック。

なぜなら0.07mm以下だと今度はバルブを押したままになるので圧縮が漏れるんだよ。


今日は暗くなったので、ヘッドカバーだけかぶせて撤収。

明日は組み立てと、時間があればキャブ同調だな。