何かの情報を検索しているときに、偶然見つけたのがこのニュース。
国立伊東重度障害者センターが2015年に廃止されるそうだ。
俺には関係なさそうな話だが、実はちょっとだけ関係ある。
というのは、大学のクラブの後輩が俺が卒業してすぐに車で事故にあい、頚椎を骨折して首から下が全身麻痺になってしまった。
伝え聞いた話ではバイトの帰りに送ってもらっているときにワンボックス車の助手席にいて、事故にあったとのこと。
若くして、まして自分の過失でないのに人生にかかわる大きな障害を負ってしまったのだ。
その後輩はしばらくして箱根にある施設に転院してリハビリをしていると聞いた。
当時俺は神奈川西部に住んでいたので、さっそく訪ねてみた。
正直、重度障害の後輩に会いに行くのはこっちも辛い。
何を話して、どう振舞えばいいのか・・しかしそれは杞憂だった。
後輩は気持ちが折れることなく、明るくリハビリに勤しんでいたのだ。
その後も何回か訪問した。なんせ彼を知ってる人で一番近くに住んでるのが俺だから。
その翌年の正月にその後輩から年賀状がきた。
震えるような文字で、国立伊東重度障害者センターに転院したことが書いてあった。
どうやって書いたのかはわからないが、その震えて必死に書いたであろう字を見て泣けてきた覚えがある。
伊東も遠くはないのでお見舞いに行こうと思いつつ、なかなか行けず、
そのうち自分自身の転職や引越しで、結局行けずじまいだった。
しかし彼は字が書けるほど、そこでがんばってリハビリしていたのだから、今もどこかで頑張って生活していると信じてる。
そんな彼を支えた施設がなくなってしまう。
施設を宇都宮だかに統合して経費削減をしたいらしい。
これは東海地方の人には遠くなってしまい、家族の負担も増えることになるだろう。
事業仕分けとかテレビでかっこいいとこばかり見せて、こういう事実はひっそりと進行していく。
消費税は増税するらしいが、国はお金の使い方を見直してほしい。