いつもの定時で帰った。駅で降りて駅前の交差点で信号をまっていると、黄緑色のアイが左からやってきた。あんな色のましてアイなんて、天然1号しかいない。わーい、ちょうど彼女の実家から帰る途中に時間をあわせて迎えに来てくれたんだ~。気が利くなぁ、アイツ。
ところがアイは何も躊躇もなく、交差点を左折・・
え? ええっー!?!?
みるみる小さくなっていく黄緑色の軽自動車・・・。
お迎えなんてそんなことも思いつきも無しで、ただの偶然かよ?
で、仕方なしにテクテクと家路を急ぐ俺。するとその先のドラッグストアの駐車場、その一番手前でウチのアイが停めようとしている。お、買い物か?これで合流できるな~。さっきの駅前交差点にいたんだよって話してやろうっと。
アイは駐車場の枠内に入れてブレーキランプが消えて・・そしてそのまま発進~。
って、えー?!
何しに駐車場に入れたんだよー!!?
2回も期待させておいて、しかも駐車場をでるときにはっきりこっち見てただろー!?
家に着くと、天然1号がちょうどガレージに車を入れて、子供を抱いて家に入るところだった。
「俺、駅前からずっと見てたんだよ」
「あ、やっぱり・・。でも服も髪も違うからそうかなー?って思ったけど、どうせ席が子供と荷物でいっぱいで乗れないし、行っちゃった」
なんか虚しい・・。