俺の通勤電車は往復するだけの路線ひとつで単線のローカル私鉄、車両も2両編成で、朝夕だけそれを2つ組んだ4両編成になる。俺は朝は始発駅から乗車なので座席は選び放題、なのでいつもは4両編成の中心部分、2両編成づつの連結部の運転席の後ろの席が、人数も少なく端になるので寝るにも邪魔されにくいのでここが好きだ。
今日もここに座ると、無人の運転席の計器類がよく見える。計器は速度計、圧力計、電圧計、電流計がある。速度はもちろん車などと同じだ、圧力計はドアの開閉やブレーキのときに変動があるので、油圧か空気圧か?でも注目したのは電圧計と電流計だ。実際、この値がすごい、まず電圧計は1000Vとか高電圧の表示だし、電流計に至っては500Aとか普段の家庭や車ではありえあない値だ。こんなのに感電したら一発で黒コゲだな。
で、実際に運転状況と電圧、電流を見ると、発進や高架の登りなどでは電気を使ってるが、あとはほとんどカットして慣性で走ってる。しかもその間はほとんど速度が低下しない。なるほど、鉄の車輪とレールはころがり抵抗が少ないのと、電車と乗客の重量が何十トンとなるからか。そしてその電気を使うときの値は電圧は700V、電流は400Aととんでもない、単純にこれを電力計算すると280000W、280kWとなる。まぁ電力としてはとんでもない値だが、これを一般の車の馬力に換算すると、380PSだ。え?以外に少なくない?俺の車でたしか最高で140PSくらいだったか?その2,3倍程度?そういえば電気モーターってトルクが強くて発進加速もいいから、体感するよりパワーは少ないのかもしれない。
そして前述のように運転区間のほとんどが慣性だけだし、エンジンのように停車時にアイドリングも要らないし、そう考えると電車ってけっこう省エネなのかもなぁ。
でもさそれなら電車代ももっと安くしてくれよ・・・と言いたい。