高齢になった今も、油彩画を描くことが大好きな祖父。
元気に長生きしてほしいです。
祖父は、40歳頃まで続けていた喫煙が原因で肺塞栓を患っており、肺塞栓が原因の肺炎になると、呼吸が苦しく、咳が出て胸が痛むそうです。
この冬は体調を崩さずに過ごせて良かったです(*´▽`*)
喫煙は血液を固まりやすくさせ、肺栓塞症の原因になるといわれています。
少しの喫煙が、将来に大きな悪影響を及ぼしかねません。
ぜひ一度、「喫煙を続けずにはいられないご自身の心」と向かい合ってみて頂きたいと思うのです。
禁煙の本が本棚にあったので、読み始めました。
禁煙セラピー 著者アレン・カー
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー!!
成功率90%。
本書であなたはタバコへの心理的依存から完全に解放される。
【目次】(「BOOK」データベースより)
私は世界一のニコチン中毒患者だった
なぜこんなにやさしく禁煙できるのか
なぜタバコを吸うのか、理由が答えられますか
あなたは罠にはまっている!
タバコを吸うのは、なぜ?
タバコは習慣ではない、麻薬中毒だ
タバコ会社の強烈な洗脳力
タバコは何も与えてくれない
ストレスを和らげるという幻想
退屈を紛らすという幻想 (ほか)
『禁煙セラピー』は、禁煙の心理学について書かれていますが、喫煙だけでなく様々な依存症などへの心理学として役立つのではないでしょうか。
以下に引用いたします。
6章 タバコは習慣ではない、麻薬中毒だ
① ほとんどの人は喫煙には長所より短所のほうが多いとわかっていながら、タバコになんらかの楽しみを覚え、タバコがなんらかの心の支えになると信じてタバコを吸っています。
タバコをやめたら虚無感に襲われるのではないか、人生二度と同じように送れないのではないか、と心配します。
しかしこれは幻想です。
タバコは我々に何も与えてはくれません。
タバコは我々からすべてを奪い取り、そして一部を投げ返し、幻想を作り上げます。
これについてはあとで詳しく述べます。
② 依存するまでのスピードで言うと、ニコチンは世界で一番強い麻薬であるにもかかわらず、悲惨な依存症にはなりません。
体内のニコチンの99パーセントを排出するのには三週間しかかかりません。
また肉体面での禁断症状も非常に弱く、喫煙者のほとんどは症状に気づかないですむくらいです。
それなら当然次のような疑問も生じるでしょう。
「どうして禁煙がこれほど困難で、ようやくやめられたとしても、ときどき無性に一本吸いたくなって何ヶ月も苦しみを味わうことになるのか」
その答えは、前章であげた二つ目の理由、つまりあなたが「洗脳」されているからです。(47頁より引用)
7章 タバコ会社の強烈な洗脳力
我々の潜在意識は物心ついたときから毎日このようなメッセージにさらされています。
「タバコを吸うとリラックスできる、自信がつく、勇気がわく。この世で一番尊いもの、それがタバコだ」。(52頁より引用)
一度ニコチンに依存してしまうと、すでに洗脳されているあなたの脳の洗脳効果はさらに上がります。
すでに述べましたが、人は恐怖心からタバコを吸います。
ニコチンを摂取しないと空虚で不安な気持ちになるのではないかという恐怖心です。
洗脳されているから禁煙できないのです。(60頁より引用)
そしてもっと皮肉なことに、四十年たった今、人類は大金をガンの研究に注ぎ込み、同時に巨額のお金が健康な少年少女に忌まわしい麻薬中毒を推奨するのに使われ、そこから政府が最大の利益をあげているのです。
そろそろ洗脳を拭い去るときです。
健康
活力
富
平静心
自信
勇気
自尊心
幸福
これらを一生得ずに過ごすのは、吸わない人ではなく、かわいそうな喫煙者たちなのです。
こんな犠牲を払って何を得られるのでしょう?
まったく何も得られません!
吸わない人なら誰でも持っている平静心・おちつき・勇気をタバコで取り戻せるという幻想以外は……。(61~62頁より引用)
現実逃避行動への依存をやめたとき
自由にのびのびと生きる喜びを感じることができる……
自由にのびのびと生きるためには
自分の存在への自尊心を取り戻すこと
が必要なのだと思います。
すべての生命には
存在し生きている価値があります。
人間にも、象にも、イルカにも、稲にも、虎にも、兎にも、豚にも、猫にも、鶏にも、犬にも、蝶にも、馬にも、羊にも、人参にも、インコにも、カエルにも、蟻にも、みみずにも、松にも、ぺんぺん草にも…………、
それぞれに、それぞれの価値があります。
どちらが尊いとか
どちらが役に立つとか
比べることのできない価値があります。
誰もが ありのままの幸福感を感じたり
愛を受け取ることのできる尊い存在なのです。
今このいのちを生きているって
唯々 すばらしいですねヽ(=´▽`=)ノ
戦中、戦後を生き抜いてきた祖父母たちに
生きがいを持ち続け、情熱を傾けることの大切さ
を教えて頂いています。
人間は、自尊心を持って
愛に基づいた行動をしていたなら
生涯、情熱をもって生きることができる。
わたしたちは人生の中で
たくさんの選択をしながら生きていますが
今日やらないで明日に先延ばしにしたことって
一生やらないで終わることが多いのかもしれません
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