玄米や豆類は浸水すると、フィチン酸を分解する酵素のフィターゼが活性化します。
豆類のなかでも大豆にはフィチン酸が大量に含まれているので、大豆のフィターゼだけではフィチン酸を分解することは出来ません。
栄養豊富な煮豆や豆腐ですが、ミネラルの吸収が良くありませんので、逆にフィチン酸の害が心配です。
大豆は発酵によって酵素の働きを活性化させて、フィチン酸を分解させると消化吸収が良くなります。
味噌、醤油、納豆、テンペなど発酵食品にして食べると良いでしょう。
納豆菌にもフィターゼが入っており、フィチン酸を分解し、発酵促進させてくれます。
ところが、大手食品会社の納豆は、色が濃くなったり、チロシン(白い点々)が長期保存しても出来ずに、安定した状態が保てるように、フィターゼ酵素の活性を抑えた納豆菌を開発しているようです。
確かに、自然食品店にある納豆は1週間位でチロシンが出来ましたが、大手食品会社の納豆は賞味期限を3週間以上過ぎてもチロシンが出来ませんでした。
せっかく納豆菌のフィターゼを有効利用したいのに、なんと勿体ないことでしょう!
大量生産では発酵食品もパワーダウンしたものになっている事があるのですね…
手作り納豆を市販納豆で作っていましたが、今後は純粋培養された納豆菌を入手して作る事にしました。
熟成から2日目で美味しくなって来ました
キパワーソルトを混ぜて、さらに追熟させてみようと思います('-^*)/
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