今年は、干潮からの上潮が釣れるって、チヌをくれたいつもの後ろのおじさんの言葉を思い出した。
今日は干潮が9時56分、いつもなら自分が納竿して帰る時間だ。
そこで考えた、9時半ぐらいに行って、10時スタートの釣行にたまにはしてみよう。正午までの2時間で40オーバーのチヌを持ち帰り今夜は土用なチヌだ。
えっ、今日は土用の鰻だよって思ってる読者さん、あなた騙されてるよ。江戸時代にこの土用の頃は鰻の脂のりが悪く美味しくない時期でウナギが売れないから、蒲焼にして塩分の濃いたまりのタレをたっぷりかけて焼けば暑さで塩分を欲している体には美味しく感じてたまらない。そこでうなぎやが土用にうなぎを食べると元気に夏を越せると宣伝して庶民にまんまと売ったんだね。
でもねこの土用の丑の日には本当はチヌの刺身を食べるといいです。知らんけど。
9時40分到着、思った通りに後ろのおじさんがいつもの所で釣りしてて丁度片付けをしてみえる。
全て計算通り、同じように早朝から来るとまたかち合ってあのポイントには入れない。
挨拶して今日の釣果を聞くと全く朝からアタリすらなかったそうだ。
やはりこれからの上潮がジアイになるんだろう。
しっかり後ろのおじさんにコマセを撒いていただてステージが出来上がった所をいただく、そして親切にいままでよく釣れていたポイントまで教えていただき後は入れ食い状態を待つだけだ。
準備して10時スタート
暑さ対策に空調服を着て全開に回す。そしてクールコアーのニンジャ帽子をかぶる。
10時半 あまだ何もアタらないまだ潮の動きが悪いんだろう。
11時 まだアタラない
12時、あっもうこんな時間もう少しやってみるか。
12時半、やっと来た。
小さいがなんとか釣れた。刺身に出来ない。でも持ち帰って塩焼きにするかと思いストリンガーに繋ぐときに暴れて海に落ちて帰って行かれた。
フルさんみたいにこの倍のサイズが釣りたい。もう少し頑張るか。
アタリなく回収してるとちょうどチヌのご遺体に引っかかる。
サイズアップだけど生きてたらなぁ。
今度はいいアタリを思いっきり合わせるとでかいの釣れた。
後ろの松の木が釣れた。なかなか外れないので、思いっきり竿を振ると取れたけど、トップの次のガイドが飛んだ、まあいいか1つくらいガイドなくてもね。
13時 とうとうデカいのがかかった、この重さは間違いなく年無しクラスだろう。
めっちゃ重い腕が痛い。
やっぱりこんなオチだよね。
13時半、パタっと空調服のバッテリーが切れて防寒着とかした。アタリもバッタリない。サッサと残りのコマセを撒いて納竿。
まあ、一応チぬ釣れたから作戦成功かな。
でもねやっぱりうなぎが食べたいので買って来ました。身は高いので肝です