キャリア迷子は もう卒業!仕事の悩みを解決して私らしい働き方を手に入れるヒント

キャリア迷子は もう卒業!仕事の悩みを解決して私らしい働き方を手に入れるヒント

40代女性、人生の折り返し地点で仕事や家庭 将来へのモヤモヤを解消してあなたの才能 経験を活かし、あなたらしく心地よく生きるヒントをお伝えします

⚫︎  人が育つ環境でしょうか?

 

今年、立て続けに似たような新人の話を聞きました。

 

面接時や、新人研修の段階では「優秀な人」「将来が楽しみ」だったと期待された若手社員。

 

ところが研修後の配属先で3年が経った頃、若手社員の上司の、さらに上の立場の人から

「3年経っても、この程度か」

とかなり厳しく指導されたそうです。

 

その指導は、ハラスメントとはいえないまでも、かなりキツイものでした。

 

結果として、その若手社員は、すっかりやる気を失ってしまいました。

 

 

でも少し距離を置いて見ていた隣の部署の人たちは、別の事に気づいていたそうです。

 

「確かに新人研修時の評判のようなポテンシャルは、この若者には感じなかった。

 

それは新人研修を担当した部署と、配属先の部署とが人材に求めるものや重視する価値観が違うからだ。

 

でもそれ以前に、この人が使い物にならないのではない。

 

求められる業務をできるように教えるスキルが、部署や上司に足りなかったのではないか」

 

ということに。

 

 

それにもかかわらず、仕事ができないレッテルだけが本人に貼られてしまう。

 

その若者は今、

 

「自分はできない人間なのだろうか」

「この会社で、もう挽回はできないのだろうか」

 

と、悩んでいないでしょうか?

 

 

数カ月で辞めてしまうならまだしも、新卒で入社し、3年もの時間を過ごした職場で身についた価値観や仕事観は、良くも悪くも、その後のビジネスライフに大きな影響を与えます。

 

「三つ子の魂 百まで」という言葉があるように、最初に属した組織で学んだことは、その人の”当たり前”になってしまうのです。

 

 

問題があったのは、その新人の若者でしょうか?

 

本当に問題だったのは、教える立場の上司や周囲の先輩の責任でもありますが、業務の現場の教育システムが機能していなかった組織そのものの課題ではないでしょうか?

 

人は教えられて初めて育ちます。

 

そして、人を育てられない組織は、子孫を残せない動物のように必ず衰退します。

 

「本人の能力が足りない」

で終わらせるのか、

「私たちは、育てられる環境を用意できていたか」

 

と立ち止まれるか。

 

その違いが、組織の未来を大きく分けるのだと思います。

 

Q : あなた自身の新人の頃はどうでしたか?

 

Q : あなたの職場はどうですか?


 

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● 看護師の働き方改革

 

病気になるとお世話になる病院。

 

先日、大学病院にお見舞い行きました。

 

ふと見ると、食事時間に看護師さんが、患者さんのお茶を用意していました。

 

そんなことまで看護師さんがするのかと思いました。

 

一緒にいた医療従事者の妹が、「この病院は医療以外のサポートをする医療補助のスタッフが少ないんだね」と言っていました。

 

看護師は専門職で、本来は医療に携わる人なのに、医療以外のこともやるのは、素人目にも業務負担が大きいと思います。

 

また、大学病院などの総合病院は、夜勤などもあり、重篤な症状の人を看るなど、体力的にも心理的にも負担が大きく、離職率も高いと聞きます。

 

もちろんそんな医療の最先端でやりがいを感じて、毎日をいきいきと過ごしている看護師も多くいます。

 

けれども妹の働く総合病院での看護師の離職率もかなり高いそうです。

 

やり甲斐はあるけれど、子どもを中心とした家庭との両立が難しいこともあるようです。

 

 

一カ月ほど前にNHKで取り上げられた、看護師としての資格を活かし、プライベートに合わせてフリーランスとしての働き方をサポートし、一方でその働き方で看護師不足を解消するという、看護師派遣の会社があります。

 

その会社は、私の住む街から程近い場所にありました。

 

株式会社ポケットナース

 

 

 

看護師というと、人の命や健康にかかわる仕事ということで責任も重く、その分やりがいはあるけれど、献身的で体力勝負、気力もとても使うハードな仕事というイメージがあります。

 

また「一度、辞めたら、日々、医学知識や医療法が進化する現場に戻るのがたいへん」

という思いを抱えている人も少なくありません。

 

けれど、その会社では、資格と経験をすべて差し出すのではなく、”今できることを活かす”という選択肢を用意し、”潜在看護師”のキャリア復帰を支援しています。

 

 

様々な働き方をサポートすることで、病院側の人手不足の解消という、社会問題を解決する試みは心を揺さぶりました。

 

誰か一人が無理をして成り立つ仕組みではなく、無理をしなくても続けられる仕組みを作ること。

 

 

それは医療の世界だけではありません。

 

私たちの働き方も同じではないでしょうか?

 

「正社員でフルタイムでなければ」

「今の形で続けられないなら辞めるしかない」

 

そんな二択ではなく、働き方の選択肢を増やしていくこと。

 

自分の仕事と人生をたいせつにしながら働き続けるために、一度立ち止まって考えることは大切です。

 

 

あなたの今の働き方は、今の生活に合った働き方ですか?

 

本当に”今の形”しかないのでしょうか?

 

少し視野を広げてみると、思っているよりずっと多くの選択肢はあり、あなたの望む働き方は、すぐそばにあるのかもしれません。


さて、私が遭遇した大学病院の看護師の食事サポートについて、「すぐ隣にある看護学校の生徒さんをアルバイトで雇う」などして、雇う病院側も人手不足解消のため、看護師の業務削減に努めたらよいのでは、と思いました。


病院に限らず、雇い主も新たな働き方を模索しないと、現場が疲弊して、ますます人手不足が加速していきます。


皆様はどう思われますか?

 

 

 

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● 太陽はずっと輝き続けなくてもよい

 

働くお母さんは、いつも忙しい。

 

仕事に家事に育児に、気がつけば1日が終わっている。

 

特に年末は、やることも考えることも増えて、心の余白がなくなりがちです。

 

「ちゃんとやらなきゃ」

 

「笑顔でいなくちゃ」

 

そんな言葉をに自分へ向けていませんか?

 

 

朝が来れば、太陽は私たちの上に昇ってきます。

 

けれども晴れの日ばかりではありません。

 

曇りの日もあるし、雨や雪、台風の日もある。

 

そんな日は、熱い雲で太陽の光が遮られ、その輝きが私たちに届くことはありません。

 

でも太陽は、いつも私たちの上にあります。

 

毎日、毎日。

 

私たちが生まれるずっと前から、人間が文明を築くずっと前、地球が生まれる前から・・・。

 

 

お母さんも同じです。

 

元気な日もあれば、疲れている日があってもいい。

 

いつも同じ明るさで輝いていなくても、お母さんがそこにいるだけで、家族は安心し、あたたかさを感じています。

 

たとえ疲れていて、それが顔に出ていても、いつもの笑顔が出てこない日があっても、それは「足りない」のではなく、ちゃんとがんばってきた証です。

 

そんな日にまで、

 

「もっとちゃんとしかれば」

「母親なんだから」

 

と、自分を責めなくて大丈夫。

 

 

太陽が雲に隠れる日があっても、その存在が消えることはないように、お母さんの価値が揺らぐことはありません。

 

だから今日は、少し立ち止まって、ゆっくり休んでください。

 

また明日、自然に笑顔が戻るその時に、あなたの光は、ちゃんと家族に届きます。

 

太陽はずっと輝き続けなくても良いのですから。

 

 

 

 

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