wsの覚書です
昨日と今日の午前中はピラミッド教育コンサルタント主催のセミナー
「強化子について考えてみよう!」を受講しました。
強化子とは直後の行動を強化(頻度を高めたり)するための物や事など。
私も長男(最重度知的障害+自閉)の強化子を見つけるにはかなり苦労をして来て、ようやくここ数年見つけられる様になりました。
地元でPECSのサークルを主催していますが、参加される支援者の方に聞くと大抵強化子のことで困っていらっしゃると聞きます。
強化子はご褒美とは違います。
じゃあどんなものが強化子になるのか。
好きなものだけではなく環境の中でどんな事が強化子になるのか。
どんな風に強化していくのか。
などなど、ワークをしながら学びました。
地元で支援者の方向けに開催しているWSなどでは強化子が見つけられない、(そもそも見つからないから)強化子を使っていない、強化子が強化子になっていないという話を本当にたくさん聞きます。
実は昨年秋ごろ、自宅では全くやらない作業所での彼の問題行動が全然収まらないので作業所の動画を撮ってもらい自宅の動画も撮って共有しました。
するとびっくり。作業所では別人のよう…作業所での動画をコンサルタントの先生と一緒に見て先生は頭を抱えてらっしゃいました😢
今はコンサルを受けてもらいながら少しずつやり直すことにしていますが、どうなることやら。
WSや他の連続講座など参加されているのでもっと実践されていると思っていましたが、難しいのでしょう。
彼は家事をするのが大好きで人的強化子(褒めてもらうこと)が大好きで、PECSでコミュニケーションが取れて、交渉ができて、今はポイントを貯めたらケーキを一緒に作ると言うのが最高の強化子でやりやすい人だと思うのに😢
話は戻って、今日はオンラインですが実際にどんな風に声をかけてどんな風に強化子を渡すのか例を見せていただいて「あれやってみよう」「これも強化子になるな」と思いながら学びました。
ちょっと時間がかかるスキルをやってもらう時、終わってから強化するのではなく、途中でどう声をかければいいのかなど教えてもらえ参加して本当によかったです。
なんとなくおやつを与えて何となくこれをしていたらご機嫌だからと好きなものを与えておくと言うことをしてこなくてよかった。
先回りをすることでスキルの獲得とコミュニケーションの機会を奪うことになるということも改めて確認できました。
支援者の人にもこの感じ掴んで欲しい。
でも私にできることはまだあるはず。
一緒にいられる間にもう少しがんばろう。