さて、昨日結構ネガティブなブログで心配した人から連絡が来たりしました。
大丈夫。出来事の意味も見つけたし。もう平気。ありがとう。



木曜日は長男のコミュニケーションのコンサルでした。
ちょうどその日の午前中はari's academiaのセミナー『ウェルビーイングとワークエンゲージメント」そして公開コンサルは「まきこみぐせ(親を活動に巻き込む)」について。
どちらもとても深い内容でしたが、特に障害の重い長男のまきこみぐせでかなり困っている私は「まきこみぐせ」すごく気になりました。



相談したことは
自宅
・着替えの活動に私を巻き込む(何度も服をどこかへやってくれ→とって来てくれ→洗濯してくれ、これの繰り返し)

作業所
・ロッカーや厨房の前でなかなか行動を切り替えられない


うちの息子のような重い知的障害と強い自閉傾向がなければコミュニケーションで解決する部分でしょうが、そうはいかない(笑)
社会性と想像力とコミュニケーションに質的な問題がありますから。
 
 
先生のアドバイスはやはり「やることを増やす」「スキルを高める」
一人でできる余暇活動がほぼないですからねえ(というか超短時間で飽きてしまう)
大概よく家事をしてくれる人ではありますが、もっともっと増やしたほうがいいとのこと。

・洗濯物を仕分けて畳み、家族各自のカゴに入れて各自の部屋へ運ぶ
・一人でできる料理を増やす
・トイレ掃除や風呂掃除を自立 など

もうこれって最重度の知的障害がある人じゃないようなスキルですがうちの息子はできるらしいです。
これらを手順書を見てできるようにする。
そして私とする機会を減らす。
できるだけ最初は居宅介護などを使ってヘルパーさんとする(私と一緒にすることが楽しみだから)


作業所の方もやることを増やすことと「行動モメンタム」を使って移動する。
行動モメンタム…私もわかったようなわからないような状態だったのですが…
強度行動障害がある自閉症者がなかなか納得して動けない場面で、すぐに達成できるような行動をしてもらう(提示)することでモメンタム(勢いや弾み)をつけることだと理解しました。
うちの息子の場合、ロッカーや厨房の前ですぐできる作業的なものをしてもらって「トークン貼りに行こう」と移動する←これを試してみてくださいということでした。


うーん、私が作業所のスタッフに正しく説明できるかな?


自宅では現在何がどの程度できるのかアセスメント中。
・仏壇の花入を違う部屋から移動して撮ってきてもらって花を入れて再び持っていく。○
・洗濯物を仕分ける。× 畳む。△ 各自の部屋へ持っていく。○
・食洗機に食器をいれる。△
・米を洗う○ 炊飯器に入れてセットする△   etc…


そして手順書を作り、初回をヘルパーさんとスタートして、その後スキルが定着したら、私が留守をしている間に手順書を見ながら活動するようにして夫がそれを見守る。
そんな予定。
3年〜6年ぐらいかかりそうだけど。長期戦だー。


コンサルの先生に尋ねましたよ。
「うちは相当家のことをするようになりましたが、他の方はこんなにしないと聞きます。みなさんどうやって過ごされているんですか?」」
先生「もっとボーッとして過ごしてらっしゃいます」
そうなんだ。
その話を金曜日読書会の参加者の人に言ったら「誰かに似てますね☺️」あ、私?



本日朝から道の駅に長男と野菜を買いに行ったら、彼の頭の中は
「野菜→肉と食べる→BBQ」
とつながったようでPECSで「BBQ」を連呼😅

ということでコストコで買った豚バラを解凍して二人だけで庭でサムギョプサル(笑)

炭とか面倒くさいのでホットプレートで。
食べることは得意なので準備物をキッチンから運ぶのも全部ご機嫌でやってくれました。
長男が席を立っているのは椎茸が食べたいととりに行ったところ。
こういうものを強化子というのよね。