おはようございます。
お元気さんです!
当ブログでは、 “おカネをかけずに売上アップを狙う" を目論んだマーケティングについていろいろと書いています。
そして、街を歩けば、
「うわぁー、これ、うまいなぁー!!」
とうなってしまう販促ツールもよく目にします。
今日は、私が、それこそ 「いいね!」 を何連発も打ちたくなるような秀逸な販促ツールをご紹介します。
では、さっそくいきますね。
まず、これ。
最近は書店のPOPが注目を浴びていますね。
力を入れている本屋さんもちょくちょく目にします。
これは、そんな中でも 「あー!! うまいなぁー!!」 と思ったものです。
“辛口" の店員さんでも勧めるよ、というメッセージが強い説得力を持ち、これが大きな 「買う理由」 になります。
「医療ミステリーに飽きたあなた必読!」 ← これでターゲットを絞り込み、そこに強く訴えかけていますよね。
当ブログでも過去に説明している事ですが、相手を指す言葉として、「みなさん」 より 「あなた」 の方が強く心に届きます。
(関連記事は →こちら )
右下の白い枠の部分には
「血がにじむほどに1ページ1ページ
をこめて書きました。
浦賀和宏
自信作です!」
とあります。
「顔」まで出せばもっとよかったのでしょうが、それでも、この一言だけでも
“作者の人柄と体温"
が伝わってきて、親近感が湧きます。
「危険!」 という部分も注意を引きますね。
いろんな部分に仕掛けが潜む、良いPOPだと思います。
次です。
これは、先ほどのものよりは “仕掛け" は少ないですが、でも、 “伝わる" POPだと感じました。
何と言っても目を引くのが、
「上達できる理由」
という部分と、それに続く、
「〇〇〇〇ゴルフスクール(店名)では毎レッスン撮影します。
スイング解析することで修正ポイントがわかります」
です。
そのサービスを受ける “理由" がとても解りやすく提示されていますよね。
極々シンプルに、
「あ、ここ、いいんじゃない!」
と、直感的に思わせるようにできています。
写真の部分にも 「顔」 が出ていますし、これも人を引きつけ、また、安心感を与えるポイントになります。
シンプルな看板ですが、とても “伝わりやすい" です。
ラスト。
これ、とあるスターバックスの店であったディスプレイですが、このシーズンにこの陳列はじつにタイムリーです。
これも、とても簡単なPOPなのに、とても “伝わります"。
そして、
「編集力」 が見事
ですよね。
もともと別々であった物販品の「あれ」と「これ」とを組み合わせて、消費者の生活シーンにしっかり訴求できる売り場を作りました。
これは、「編集」する能力が無いとできないしつらえです。
そして、シンプルなので、単純にダイレクトに伝わります。
以上、3点でしたが、いかが感じられましたか。
どれも、ほとんどおカネがかかっていません。
でも、売上げアップが見込める訴求になっています。
このように、
● 提示する要件を工夫する。
(「買う理由」・
「商品から体験できるストーリー」など)
● 編集力で知恵を絞る。
● “体温"を感じられる「人気(ひとけ)」を出す。
などの工夫を入れることによって、おカネをかえずに売上げアップができます。
あなたの会社・お店の販促にもご参考になれば幸いです。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!