先日、一杯やった帰りに小腹が空いたので、おにぎりでも買って帰ろうかと寄ったコンビニで
こんなの発見しました。
つい、また要らん興味が出てしまって
買っちゃいました。
食してみると、お茶漬けの素のあの薄緑色フリーズドライ粉末のようなものと冷えたご飯の組み合わせがちょうどほどよく不味さを演出し、それが梅の風味も殺して、大変残念な結果となりました。
ちょっと前に、桃屋さんの 「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を採り上げた記事(http://ameblo.jp/thanks-express-au/entry-10382015295.html )に、 「攻めた商品っていいですよね」って書きましたけど、このおにぎりは「攻めた商品」というよりは 「ムリから商品」 だったような気がします。
という訳で、あまりマイナスの話はいいことがないので、プラスの話を。
これは先日、大阪・心斎橋をうろついた時の話。
時間も午後7時ぐらいになったので、ここで夕食をとろうと思った時に、ふとある一軒の店を思い出したんです。
その名は 「喜らく」 というラーメン屋さん。
そこで、これを食べたかったのです。
スープがオレンジに近い赤色をしていますが、これは 「トマトラーメン」 です。
寄ってみるとこんな感じ。
スープにトマトのやや酸味がかった風味がほどよく出て、ニンニクがその味を肉付けします。
青菜、セロリの食感と香りがそこになじみ、麺のタマゴ風味と食感、豚バラ肉のやわらかい塩味と食感と相まってすばらしいバランスを醸し出します。
以前、このブログで、とあるラーメン屋さんの「青汁ラーメン」について書きましたが、そのラーメンはただ単に青汁を脂たっぷりの強烈に濃い味のスープでかき消しただけの、味に妙技の無い話題作りのためだけのラーメンで、非常にがっかりした思い出がありますが、ここのトマトラーメンはしっかり味を作り上げているところが素晴らしいですね。
写真にご飯が一緒に写ってますが、このスープはご飯とも合うんです。
このスープでご飯が食べられます。
メニュー表に 「やみつきになる味」 と書いてましたが、まさにその通りの味でした。