実際はTVドラマなのだけれど、
DVDになっていて映画感覚で見たので、
映画テーマブログに入れてしまおう。
ヘレン・ミレンのエリザベス1世!
監督は『英国王のスピーチ』の、トム・フーパー。
即位して20年後から始まる、エリザベス1世の物語。
年齢を重ね、シワも増えたエリザベスの、
貫禄やら脆さやら可愛らしさやら冷酷さなどを描きつくして
見応えがあった👑
そして、
『ブーリン家の姉妹』では、優しい庶民の男としてちらっと出ていたエディ・レッドメインが、
(でも、とても印象的だった)
線の細いタイプの役が多い印象だったのに、
この作品では、後編に、血気盛んな貴族の若者役で出ていて、
長髪姿もカッコいいし、演技も素晴しくて、
こんな役も出来るのかと、嬉しい驚きがあった
(監督のトム・フーパーはその後『リリーのすべて』を撮った)
私は、エディ・レッドメインの顔がすごく好きで←
ハリポタに続く『ファンタスティック・ビースト』のシリーズは、
暗くてそんなに好きではないのだけれど、
主役のエディ・レッドメインが登場するシーンの彼の笑顔には、
とても引き付けられた。
なんて愛嬌があって、いい感じなんだろう、と思って。
遠い遠い昔、宝塚をよく見ていて、
娘役トップに遥くららが抜擢されたとき、
素顔は、目が小さくすっきりした顔立ちで、派手な印象は無いのだが、
劇団関係者は、華がある、と絶賛していて、
確かにメイクして舞台に立つと、輝くような美しさで、
舞台の他のところに目が行かなくなってしまうほどだった。
というのを、思い出してしまった(遠い目)
画面に彼が映っていると、それが隅っこであっても、彼を見てしまう。
もちろん顔立ちだけではなく、
演技力に裏打ちされた姿なのだろうと思うけれども。
華がある、って。
話をもとに戻そう。
ヘレン・ミレンが、現女王のエリザベス2世も!!
1997年トニー・ブレア首相が就任してから、ダイアナ元皇太子妃が事故死した夏の、
首相と女王の交流を描く。
これも、面白かった。
困難な局面での女王の底力と威厳に感動。
現実世界で、今、ちょっと悩んでいることがあってモヤッていたが
畏れ多いことではあるが!?
パワーをもらったような👑