ニューロダイバーシティ

皆さん、こんにちは。

先週末からBMMのひろきーなのリトリートに参加して、沢山の気づきを得ることができました。霊的な成長には「多様性」を認めるという段階があるとわたしは思っていて、そういう意味でも成長も感じられて、とてもいい4日間でした。心理の世界では「ニューロダイバーシティ」という言葉があるのですが、これは脳・神経の発達、精神の状態などについても多様性を認める、というような概念で使われています。発達障害があっても社会で働きやすいように配慮された環境で働く、とか身近なところでのユニバーサルデザインのような、そんなところで使われる概念かと思います。

これが、精神の状態についても言えて、さまざまなトラウマがあったり、不安があって、何かに依存しないと生きていけない、こういう人も、依存から抜けなきゃ「ダメ」だよ！と言うのではなくて、徐々に自分を回復していく道を辿るもよし、他人から見たら搾取されてる人生もよし、その時その人が選んでいるもの、選ぶ幸せを尊重するようなあり方だと今のわたしは思っています。以前はそんな風に思っていませんでした。

本人が、その環境から出たい、搾取されている、と感じない限り、教祖やトップや親の下にいるしかありません。でも、逆を言えばそこにいることが安心なので、安心できる場所があることは本人にとっては不安な外の世界にいることより幸せで、一人の人が安心できる場所があるってありがたいことなんだな、と思うようになりました。わたしには用意できない場所だから。ただ、そういう場に外からの風のように自分が現れることは、外の世界を知らない人にとってはBMMでいう、機会の窓になるとも思うのです。

だから、一つ言えるのは、排他的な集団であるかどうかで、そこまで関わる必要があるかを判断できる気がしています。仲間意識があるのは排他的であることの裏返しなので、この点が教祖に一点集中させるだけでなく、横にも縛り付けて抜けられないようにする仕組みで、わたしが思う愛とは別の世界です。そこまでいってるなら、わたしは関わる気はありません。

そもそも、縛っているのは自分自身ですが、類は友を呼ぶで、似た精神構造の人が集まります。人を支配することに慣れている人は、そこで周りに対する罪悪感を生じさせたり、そういう場を簡単に作り出し、わたしはできている、というエネルギーを充満させます。それは裏返すと、根底ではあなたはできていないなら、ここで学び続けなくてはダメだと思わせているのです。だから、そこから抜けることは家族や自分を大切にする成人になった自分の助けがない限り難しいことだと思われます。

教え、価値観、は好みの問題で、それは自分をどう定義づけているか、によるものです。自分の家族が自分から見て好ましくない組織に搾取されている状況だったら、、そう思うとわたしは自分の人生の可能性は捨てずにできる範囲のことはしたいと思う気がします。家族でないなら、わたしには何もできることがない、関わらなくていい話だと今はわかります。以前は抜け出させてあげたい！と思っていました。そこは自己否定が消えない仕組みだから。でも、どれも自分の勝手な解釈と、相手に必要ないと言われたことが時間が経って理解できました。自分では安心の場所になりえないんだと。自分と同じだけ他人を愛するってどんなに好きでも当時はできていませんでした。だから今は自分が変わったな、と思います。愛する、好きだから大切にする、感謝する、これは全然別のことでした。

これまでの話は、この世だけの視点で見た場合の話です。目にする世界は自分の内側の投影だと思っていたら、外の世界をどうこうしようとは全く思わないから。それくらい、この世界、私、をどう捉えているかで、ここでの体験は変わってきます。生きているってすごいことです。地球に来れる、自分である、という体験がプラチナチケットの意味がよくわかります。

そういう意味でも、BMMに出会って、私とは何か、を体験として感じられて、またこのリトリートで愛が何か、わたしが何か、意識がどんなものか、頭で理解するだけでなく、五感を通して沢山の体験ができて、自分のここ5年分の成長をダイレクトに感じ、試験を受けたような感覚でした。あ、これもわかる、これもわかる、こういうことだ、と、自分の成長ぶりに心がピンとしました。そして、愛、なんて概念が一番嫌いそうな人が結局一番愛を実践してるなあ、と思ったり。

わたしは自然な繋がりの世界で自由を尊重してあげることが愛で、どんな時にも好き！の感覚を消すことなく、不快になった時には在るに目を向ければいいだけ、と、頭の中がシンプルになりました。「引き寄せ」「願望実現」が夢を見させてくれるのにはいいけれど、何か引っかかっていた理由が、これらは「欠乏」にフォーカスさせているからだと、はっきりわかりました。今の自分にはバツをつけているから。何かを得ていない自分はダメ、そのためにいい気分でいようとするって不自然だから。不快を感じる自然な自分を否定、閉じ込めているから。

だから、わたしは不快を感じるのはなぜ？そして、その絡まった糸を解いていくこと、自分の頭の中、不要な信念を手放していくこと、これが一番効率のいい方法だと思うに至っています。本当にこれだけのゲームです、人生を面白くするのは。

ソマティックな療法、体に感情が溜まっている、のは事実かも知れませんが、過去のその時に穴が掘られて、そこにエネルギーが溜まる構造ができていても、そのエネルギーは毎瞬毎瞬そこに流れ込んでいます。その構造が変化するというのは、頭の中、信念、脳の回路が変化しているのです。体だけで起きていることではありません。

だから、構造を理解して好きなところからアプローチすれば、全てを楽しむことができます。方法にとらわれて、構造を理解していなかったり、自分を育てることが歓びだと知らなかったら、この手のことは苦行でしかないのです。泥団子作りと一緒です。ピカピカに磨くことを楽しんでいるのです。遊びです。

情報の流れとしての、魂、脳、体と、体からのフィードバックとしての脳への流れ、ここに不必要な逆流が起きている、もしくは地球に経線緯線を引くように自分に張り巡らされている糸が絡んでいる、そんな状態を丁寧に整えていく、解いていくのが信念を手放していくことです。ほんの小さな力、自分を見つめる優しさがあればできることです。草むらの中に、赤ちゃんバッタを見つけるより簡単にできることです。

自分の信念が変化してることに気づいた瞬間が一番面白い、と言っている人がいて、本当にそうだな、と思うのです。今まであんなに嫌だったことに、何にも思わなくなる、この時の不思議さ面白さと言ったら、そして、相手への感謝まで湧いて、自分に対して、わたしどうしちゃったんだろ？と思う、可笑しさ。

だから、わたしは「好き」の感覚を大切にしたいと思います。唯一、執着させてくれるものだから。愛と感謝で生きていたら、いつ死んだって何があったって、全ては去っていく風と同じです。強烈に「在る」を感じられるのは、執着できる繋がり、人は物や人との関係性の中で自分がいることを感じているから。だから、自死する人についても、何かとの強い繋がりを求められなくて去る人もいれば、強烈に自分や自分が作ったものと繋がって去る人もいるだろうし、何でも選べるのがこの世界だと思います。なんでもある中で何を選ぶのか。そして、好きの感覚は魂からのヒントだから。だから、それに従ったら必ず面白いことになるとわたしは思っているのです。

山の中に行ってまで、意識探索したい人たち、そんな人たちに会わせてもらえて、BMMを広げてくれているひろきーなにとてもありがたいな、と思いました。受講生たちの中に勉強会ができていたり、真面目なひろきーなの周りにはそういう方たちが集まるんだなあ、とそういうことも面白かったり。初めてお会いする方たちも皆さん優しくしてくださって、とてもありがたかったです。そして、本当に誘導するより、探索するのが楽しいな、と、笑。そして、自分の中での探索の在り方が今回大きく変化していることに気づいたり、本当にいい体験でした。知りたいことが分かれば、直感が働くようになれば体験の五感のリアリティをそんなに求めていないつもりでしたが、できるようになっていると気づくと、その先を知りたくもなりました。

リトリートでの神社の探索が、ヒットしすぎていて、これが毎日気の玉を作っていたせいか、サウナノートのせいなのか、確実に知覚がクリアになっていて、次の自分の課題が見えてきました。知覚者、解釈者のバランスの先、解釈者をより受け入れる、間違うことを恐れないベースが必要だなと思いました。ぱんぱんぱんぱん、とイメージが出てきて、イメージとして受け入れている、という意味では、知覚したものを解釈者がイメージに変換してくれていて、そのイメージは合っているので、そのイメージたちを繋ぐ解説する声をミュート解除して受け入れていこうと思います。

探索した神社をリアルに訪ねたら、イメージで受け取ったもの全てがそこにあったのです。そして「ミカド」と言ってきた人もそこにいて「御門」だったのです。知識がない分、全てをはてなで受け取って、検証で探索できている、という事実だけを受け取ります。そういう意味で場所の探索は本当に面白いです。

そして「神社へ行きます」とヘルパーに言われた途端、落とし穴にでも落ちたかのような、あの感覚。どこから落ちたら神社に行ったの？夢の中であるような体感を、意識探索でも味わえたこと。とても楽しかったです。

そして、この体験を終えて帰ってきてからも面白いシンクロが続いていて、4日も空けた分、やることにも追われています。でも、やりたいことだからとっても充実しています。この世界をわたしは脳の中にどれだけ発見できるのか、ノートワークもキネシオロジーも脳の調整をしていて、チャクラがホログラムの世界観では一番扱いやすい切り口だと今は考えていますが、これらのことについて、待ちに待ってた先生が来るので、そこに向けてしばらく静かになるかもしれませんが、また気づきがあったら、サウナノートのやり方とあげていけたらと思います。

「私」とは何か、を知ることの手助けになるので、BMM本当におすすめします。

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