この文章はKindleで出版した、

「与論島・小さな島のピアノ協奏曲」という本を連載形式で全文公開するものです。


『与論島の子どもたちに、最高の音楽体験を届けたい!』

この物語は、南の島・与論島で焼肉屋を営むナビが、即興演奏ピアニスト「日吉真澄」さんを島に招き、学校訪問演奏、そしてピアノコンサート開催を目指した、実際にあった約100日間の物語。

本文最後に、Kindle本のリンクがあります。一気に読みたい方はそちらから読んでいただけると嬉しいです🙇

当日はYouTube無料生配信も行います。ぜひ、当日は与論島へ、もしくはオンラインでYouTube、stand.fmから応援に駆けつけていただけると嬉しいです‼️



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♩フレーズⅢ 〜問いかけのツリーハウス〜

僕には、もう一つ考えていることがあった。

ひよさんのピアノの真骨頂は、感情を揺さぶるようなドラマチックな演奏だ。ひよさんのスタエフのチャンネルタイトルも『エモくて沁みる深夜のピアノライブ』だ。

ひよさん自身、ピアノの道を一度は諦め、挫折を乗り越えてまたピアノの道に戻ってきた。
いろんな感情を乗り越えて、悩んだり頑張ったりしている、そんな心の葛藤みたいなものを表現するときこそ本領を発揮するようなところがある。ひよさんのピアノに涙する人もたくさん見てきた。

つまり、ひよさんの真骨頂は、どちらかというと思春期の子供から大人へ向けての音楽なんだろうと思っていた。

そのため、学校訪問での演奏だけじゃなく、ぜひ一般向けにもコンサートをしてほしいと思っている。

まだ、ひよさんのことを知る人は与論島にはほぼいない。いくら僕が最高のピアニストだと思っていても、果たして僕の口コミだけで人を集められるのか?

学校訪問は教育長の協力と各校長先生の理解のお陰で、だいぶ実現が見えてきた。

コンサートにも、誰か協力者が欲しい。出来れば、与論島で過去に音楽イベントを企画したことがある経験者が……。

……いた!! あの人しかいない!!

思い付いたのは、昨年、与論町議会議員に初当選した、池田さん。
池田さんは、与論島で約三十年ぶりの女性議員として、特に島の子供たちの教育に力をいれて奮闘している。
そして、ご自身もマルチ歌手として活躍しており、与論島内でも過去にたくさんのイベントを主催・協力し、経験も豊富。
更には、元保育士でもあり、うちの子供たちも過去に大変お世話になっていた。

人柄的にも話しやすく、真剣に考えてくれる……はずだ。
……はず、というのは、町の議員になったばかりということもあり、とにかく池田さんは忙しい!

ひとまず、このコンサートへの想いをまとめて文章にして、ひよさんのプロフィールを添えて、池田さんにLINEを送った。

返事はすぐに返ってきた。

「何ということでしょう! 既に興奮気味です! ぜひ協力させてください!」

ただし、やはり池田さんはスケジュールがいっぱい。出張で与論島にいないことも多い。実際に、顔をあわせて打合せするのは約二週間後のクリスマスイブの日になった。



池田さんとの打合せまでに、集客の方法を考えたり、会場の候補を出したり、そしてそれをまとめて資料にしたり。
ひよさんとも連絡を密にして、ひよさんの想いや、プロフィールなども、今一度整理し直した。

そもそも、会場にピアノがなければ話にならない。そうすると与論島でピアノコンサートができる場所は限られてくる。

会場のサイズなど考えると、中央公民館が一番良いのではないか?
ただ、建物の老朽化で、年度末での閉館が決まっている。となると、四月以降は使えない。

三月か……。そうすると三ヶ月で全て用意しなくては。果たして間に合うのだろうか……?

まてよ!? 三月に入ると学校は卒業式シーズン。ということは三月は訪問演奏の方が無理じゃなかろうか?


教育委員会のHPから、各学校の年間行事予定を出してきて、にらめっこする。やはり三月は無理だ!

ひよさんのスケジュールを考えると、開催は秋から春ごろが理想。しかし、冬はひよさんがコンサートツアーで各地を回る。

一年後の冬に企画するか……? いや、来年になると中央公民館はもう使えない。

最終的に、二月後半に落ち着いた。平日に訪問演奏して、週末にコンサート。


なんてこった! 本番まで二ヶ月!?

でも、いろいろ考慮するとタイミング的にはこれがベスト。やったろうじゃないか!

『動けば変わる!!』だ!



日にちがない。すでに十二月半ば、もうすぐ学校は冬休みに入る。二学期の間に訪問演奏の日程だけでも連絡しておかねば。
すぐに中山教育長と連絡を取った。各学校への訪問演奏のスケジュール調整は、教育長自ら引き受けてくれることになった。頼もしいこと、この上ない!

そうこうしている間に、クリスマスが近づく。
池田さんから、打ち合わせを1日前倒し出来ないかと連絡があった。やはり忙しい中、時間をやりくりしてくれているんだと改めて感じた。

打ち合わせ当日。呼ばれた場所は、池田家の有機農園の一角にある、大きな木の上に作られた、本格的なツリーハウス。
梯子を登って中に入ると、4〜5人は座れるテーブルがあり、更に上に上るとブランコまである。夜にはライトアップも出来る。まるで秘密基地だ。
なんでも島外から専門家を呼んで、安全面などもしっかり考慮して作られたらしい。池田さんがどれだけ本気に取り組んでいるのかも伝わってくる。

すぐ隣には畑の一角を整地したイベントスペースもある。「未完村」と名付けられたこの場所は、自然を大切にし、子育てや教育に力を入れている、池田さんを象徴するような場所だ。
僕も何度か家族で訪れたことがあるが、我が家の子供たちもここに来ると、目がキラキラとする。


そんなツリーハウスの中のテーブルで池田さんと向かいあい、コンサートの相談が始まった。

すでに日程がほぼ決まっていること、集客については自信も経験もないのでアドバイスもらいたいこと、出来ればなるべく多くの島の人たちに聞いてもらいたいと思っていることなどを話した。

この時、僕は「問題は集客をどうするか」だけだと思っていた。

池田さんからは、訪問演奏については大絶賛してもらったように思う。だが、コンサートについての反応はそうではなかった。

今振り返ってみると、「島の子供たちのための訪問演奏」という部分は僕のビジョンがはっきりしていたのに、コンサートについてはフワッとしていたからだと思う。「せっかくだから大人のみなさんにも聞いて欲しい」という感じだ。

池田さんからの質問は、どれも鋭かった。

「そのコンサートの目的は?」
「どんな人に聞いてもらいたいんですか?」
「日吉さんが音楽をしている想いと合致しますか?」

池田さんの口調は、決して厳しくはない。むしろ、僕の想いにとても寄り添ってくれるような反応だ。だけど、同時に僕が甘くみていた部分に自分自身で気がつくような、的確な質問を投げてくる。

質問に答えながらフワッとした答えしか返せない自分が、本当に恥ずかしくなってきた。

目的地を決めて船を出したはずだけど、いざ漕ぎ出した船は、あっという間に霧に包まれてしまった。目指していたはずの景色も、よく目を凝らしてみると、それはただの蜃気楼だった。

だんだんと言葉が出なくなる僕に、池田さんは投げ掛ける。


「ライブハウスで十人くらいの規模なら、このままで全然大丈夫です。日吉さんの素晴らしさもナビさんの想いも伝わります。でも、もし百人集めようと思ったら、今のままでは正直難しいですね」

池田さんの言葉には、説得力があった。だてに何度もイベントを企画してきた訳じゃない。失敗も反省も、めちゃくちゃ経験してきたと言っていた。

僕は、あまりにも申し訳なくなってしまい、こんな段階で相談に来てしまったことを謝った。

最後に池田さんが言ってくれた言葉は、いまだに心に強く残っている。

『全ては想いから始まります。ナビさんの想いを現実にしていきましょう! 私も協力します』

その言葉は、準備不足だった申し訳なさと現実への不安とでいっぱいだった僕の気持ちに、光を当ててくれたような気がした。


ここから、水平線も見えない夜明け前の大海原に船を出す。帰り道に振り返ったツリーハウスは、まるで灯台のように見えた。
池田さんは、まだ霧のかかる海に、一筋の光で道を示してくれたのだ。



コンサートまで、約2ヶ月しかない。

まずは、コンセプト。それが決まらないことには、話が先に進まない。

すぐに、ひよさんに池田さんからもらったアドバイスなど、連絡をいれた。

まずは、ひよさんの想いと僕の想いを、しっかり確認して、向かう方向を揃えるところから始めなくては!

動けば変わる!



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【えっ⁉️これ本当に即興なの⁉️】
日吉さんの即興演奏をぜひ、聞いてみてください🙇

🎹ピアニスト日吉真澄・即興演奏『ヨロンブルー』🎹
2/21(土)の与論島ピアノコンサートまでに1万再生目指しています✨
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⇧⇧⇧
このコンサートは、島の方も、島外の方も、オンラインからも、より多くの方に感動を届けたいという想いから、『入場無料・YouTubeでの無料配信』で開催します。

そのため、運営費はチケット収入ではなく、この企画に共感してくださる皆さんの「応援」という形(ご支援・スポンサー)により運営されています。

ご支援は、コンサート運営費、学校訪問演奏、会場づくり、そして子どもたちへとつながる企画に、大切に使わせていただきます。

今回は、「花の苗で応援するプロジェクト」も実施予定です。
コンサートをきっかけに、卒業式・入学式を花いっぱいで迎えられるよう、島の学校へ花の苗を届けたいと考えています。

なお、運営費用を超えて集まった分は、与論島内の学校や子育て支援団体など、島の子どもたちの未来のために寄付させていただきます。

詳細・応援方法は、公式ホームページに掲載しています。

もし心が動いたら、ぜひ応援という形で関わっていただき、皆さんと一緒に、このコンサートの結末を迎えられたら嬉しいです。

「日吉真澄・ピアノコンサート『瞬音』in 与論島」
     主催:「すみ火焼肉サム」店主・ナビ

すこの文章はKindleで出版した、

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♩フレーズⅡ 〜想いの共鳴〜

一瞬わけがわからなかった。

知人に送ったLINEは、まだ未読のまま。

それなのに、電話からは「教育委員会の○○です」と聞こえてくる。

もちろん教育委員会が予知能力を発揮した……というわけもなく。
それは、教育委員会の忘年会を僕の焼肉店でやりたいという、予約の電話だった。

偶然にしても、このタイミングで教育委員会から電話がかかってくるなんて、これはもう奇跡の始まりなんだとしか思えない。


予約人数から、忘年会には、教育委員会の職員さんがほぼフルメンバーで来るのだろう。
店には、たまたま直近にリリースされた、ひよさんのCDもある!

ピアニストの魅力を伝えるためには、その演奏を聞いてもらう必要がある。

でも、教育委員会にこちらから出向いたとしても、実際にひよさんのピアノを全員に聞いてもらうなんて、ほぼ不可能だ。
でも、僕の店ならそれが出来る! 何というチャンス!


忘年会の日まで5日間。

僕は大至急、ひよさんに連絡をとり、ひよさんのプロフィールがまとまっているものがないか相談した。
飲み会の席での説明になる。出来ればその場で見られる紙の方がいい。
ひよさんは、ライブ会場で配っているパンフレットの画像データを送ってくれた。それを店でプリントアウトしてのり付けして、即席のパンフレットを十部ほど作った。

更に、ネット検索をし、ひよさんが過去に学校訪問演奏をした画像を探し、「即興演奏」の魅力を重点的にまとめた一枚の資料を作成。
僕が思い付いた日に思い描いた、与論の子供たちが楽しそうに即興演奏のお題を出しているイメージも、文章でまとめて追加した。

気がついたら、ただの妄想から始まったことが、絶対にこれを実現するんだという強い想いに変わっていた。


当日。
焼肉の香ばしい匂いの中、教育委員会の職員の皆さんが和気あいあいとテーブルを囲んでいる。
オーダーをさばきながら、実は緊張していた。だいたいの職員さんは顔見知りだが、教育長との面識は、まだない。

お酒もある程度入って、食事も一段落。そろそろ頃合いだ。心の中では、なんだか武者震いするような感覚になっていた。

いざ、出陣の時!

合戦の合図のホラ貝をならすような気持ちで、ひよさんのCDのボリュームをグッと上げる。

ひよさんの即興演奏の中から、選りすぐりを集めたCD『瞬音』だ。


僕はいきなり本丸に攻め込むことにした。

「教育長! 今、流れてるピアノのCD、僕の友達のピアニストなんですけど、今度、与論島に呼びたいと思っているんです」

教育長の中山さんは、とても理解のある方だった。
飲み会の席での突然の提案でも、最初からしっかり聞く姿勢をもって受け入れてくれた。

ただ、ここは飲み会の席、あまり話が長くなってもいけない。

同じテーブルで聞いていた職員の皆さんにも、さっとパンフレットとプロフィール資料を配り、特に与論島の子供たちに聞いてもらいたいと思っていること、子供たちのお題からその場で音楽が作られていくその魅力を、一気に伝えた。

「例えば『与論島の星空』とか『校庭のガジュマル』とか、与論の子供たちの言葉から、その場で音楽が生まれるんです!」

教育長は真剣な顔で聞き、ほぼ即答で笑顔で答えてくれた。

「それは素晴らしい企画です。ぜひ! やりましょう!」

その一言で胸が熱くなった。

思い付いてから、たった5日後に、与論島内でこれ以上ない、最高の人が味方に付いてくれることになった。こんなにありがたいことはない。


その翌週、なんと僕は教育長の運転する車の助手席に乗って、与論島を一周していた。

そして、各学校の校長室で、教育長と焼肉屋が並んで座るという不思議な光景。


忘年会の翌日、教育委員会へ改めて連絡したとき、なんと教育長自ら、学校へのプレゼンに一緒に回ろうと提案してくれたのだ。

与論島には小学校が3つと、中学校と高校が1つずつある。

ちなみに、前もってひよさんに学校へ挨拶に行くと伝えたところ、各学校へのプレゼントとして、『瞬音』のCDを速攻で送ってくれた。その場で聞いてもらえるよう、ポータブルCDプレイヤーも持っていった。

与論島は鹿児島県なので、学校の先生たちは鹿児島県内で転勤していく。ましてや校長先生だと、より多くの学校を見てきているはずだ。

そんな校長先生たちが口を揃えて、「与論の子供たちは、本物の芸術に触れる機会が本当に少ない」と言っていた。そして、ひよさんの『即興演奏』は、教育者の目から見ても教育的に素晴らしいものなんだろうと、校長先生たちの反応からも感じた。

そして何より教育長の語り口から、教育長が僕と同じ想い、同じビジョンを共有してくれていることを感じ、本当にありがたい気持ちでいっぱいになった。

その想いは、与論島の各学校にも届いたと感じた。

各学校の反応は全て同じ。日程さえ合えばぜひ実現させたい、ということだった。


3つの小学校の中でも、茶花小学校には、特別な懐かしさがある。なんといっても僕の母校だからだ。

茶花小学校の校長先生は、本当に目を輝かせて前のめりに話を聞いてくれた。その日のうちに「ピアノを見ていかれますか?」と、教頭の宮下先生の案内で体育館を見せてくれた。

僕が茶花小学校を卒業したのは、三十五年近く前。体育館は二十年前にリニューアルされたので、僕が通っていた頃とは違うのだが、舞台の校章やかかっている額縁の校歌が、なぜだか小学校の頃を思い出させてくれる。

体育館に入って、ふと蘇ってきたのは、ダムダムとバスケットボールをドリブルする音と、僕の父のとにかく大きな怒鳴り声だ。


僕の父は、茶花小学校のバスケット少年団の監督兼コーチをしていた。

僕は中学二年から、漫画の影響もあってバスケットを始めた。すると父が「父ちゃんも中高バスケ部だったんだよ」と嬉しそうに教えてくれた。
そこから父は与論町の社会人バスケットチームに参加し始め、茶花小学校のバスケット少年団の監督を引き受けることになったのだ。

家では、わりと無口。年に一度くらい、何かあると雷が落ちたように怒鳴る、いわゆる雷親父だった。
とにかく声が大きくて、島中に轟くのではないかと思うほどだった。
そんな父とも、バスケットを始めてから少し会話が増えた気がする。

町のバスケット大会では、僕ら中高生が試合をしている横のコートで、小学生同士の試合をしていることがよくあった。
父の声はとにかく大きくて、体育館中に鳴り響く。
「今! 行けるぞ!」「リバウンド!」

隣のコートで試合している僕らの掛け合う声を、書き消すほどの大きな声で父の声が響く。
そのせいで、隣の試合なのに、ビックリしてシュートを外してしまう人もいた。

ホントにやかましいなぁと思いつつ、生き生きとしている父の姿を、ちょっと嬉しいなぁと思ったりもしていた。


茶花小学校の体育館では、そんな記憶が父の怒鳴り声と共に蘇ってきた。

そんな父の思い出もある、僕の母校の体育館に、僕がプロのピアニストを招く。ありがたいようで不思議でなんとも言えない感覚になった。


教育長との各学校へのプレゼン回りを終えた僕は、すぐにひよさんと連絡をとり、急いで日程を検討をすることにした。

ここまでは順調すぎるくらい順調。

しかし、全てがそんなに、とんとん拍子に進むわけもなかった。


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♬第一楽章 『動けば変わる』

 ♩フレーズⅠ 〜奇跡の始まり〜


「最高の音楽体験を、与論島の子供たちに届けたい!」

突然、雷に打たれたように、そんな想いが降ってきた。

与論島は一周23キロ。人口五千人の小さな離島。島外に日帰りで行くことは不可能。
都会に比べて、プロのアーティストの生の演奏に触れる機会は、本当に本当に少ない。


2024年11月の終わりごろ。僕はお昼前に、両親のお墓参りをしながら、イヤホンでピアニスト・日吉真澄さんのライブ放送を聴いていた。

日吉さんとの出会いは、stand.fmという音声配信SNS。通称、スタエフ。
歌や演奏・雑談など自由に音だけで発信できる。分かりやすく言えば、誰でも自分のラジオ局を持てるような、音声のSNSだ。

僕もコロナ禍をきっかけに与論島の紹介などをしたくて、配信を始めた。
最初は与論島の話がメインだったが、そのうち趣味の三線で島の歌を弾き語りしたり、自分の話などもするようになり、スタエフの中でたくさんの友達ができるようになった。

音声同士のやりとりは、相手の人柄がよく分かる。それゆえに、相手との距離感が近く感じるし、親しくもなりやすい。

そんなスタエフで出会ったのが、日吉真澄というピアニストだった。

日吉さんは、スタエフでも超人気のプロのピアニストで、毎晩24時にライブ配信が始まる。深夜のライブなのに、いつも多くのファンが集まり、コメント欄が賑わっている。

日吉さんの真骨頂は、なんといっても、即興のピアノ演奏。
ライブ中に、コメントでお題を募集して、その場で音楽を作り出す。

しかも、そのクオリティが半端ない。
譜面も台本もなく、その瞬間に心のまま生まれてくる音。

日吉さんは九歳で作曲を始めて、プロデビューから二十五年以上の実力派。
元々、映画や演劇などのシーンにあわせて音楽をつける「劇伴作曲家」でもある。心の動きや雰囲気にあわせて、どんなシーンも見事に音楽で表現してしまう。

日吉さんにとって「私の音楽は手紙のようなもの」だそうだ。ことあるごとにライブに来ているリスナーさんに、「ピアノレター」として即興演奏のプレゼントをしている。

ちょうどこの時期、スタエフの中で、日吉さんが立ち上げた企画に参加していた。その名は「動けば変わる100日チャレンジ部」。

その企画には二十〜三十人は参加していたと記憶している。各自、それぞれに目標をたて、LINEのオープンチャットやスタエフで、その頑張りを報告、応援しあう集まりだ。

リーダーの日吉さんは、100日毎日、ピアノレターを送るチャレンジをしていた。
日吉さんから誰かへのお礼として、または、リスナーさんから依頼をもらって、贈り物として即興ピアノ音源をプレゼントしたりしていた。

僕自身も、日吉さんから誕生日にプレゼントしてもらったり、亡くなった親の命日のために演奏を依頼したこともある。
日吉さんの作るメロディは、心を揺さぶるようなものが多い。
日吉さんと知り合って一年以上。ピアノレターで涙する人を何十人も見てきた。
もちろん、僕も何度か泣かされた。


そんな実力派ピアニストなのに、全く偉ぶりもせず、楽しそうに嬉しそうにピアノを弾き語る日吉さんのライブには、いつも楽しい仲間が集まり、コメント欄も和気あいあいとした雰囲気だ。

日吉さんのライブに集まってくる仲間たちは、本当に優しい人が多い。
そのライブに入れば、いつものメンバーの顔ぶれがいて、自然と安心する。
「はじめまして」と新規リスナーさんが入ってくると、コメント欄にはすぐに歓迎の挨拶が飛び交う。

そんな雰囲気は、どこか与論島にも似ているなと感じる。
島には、いつも顔を合わせる島民がいる一方で、初めて訪れた観光客もあたたかく迎え入れられる。
久しぶりに島を訪れた人に対しても、
「おかえりなさい」と声をかけてくれる。

その心地よさが、日吉さんのライブと与論島には、どこか共通して流れているように思う。

そんな、あたたかい雰囲気の深夜のライブ空間。日吉さんの一人一人を大切にしたいという想いが、みんなに伝播しているのだろう。

僕らは、そんな日吉さんのことを、親しみを込めて「ひよさん」と呼んでいる。



そんな、ひよさんのライブを聴きながら、突然思いついた。

映像のイメージと言葉が、同時に頭の中に降ってきた。

「与論島の子供たちに、最高の音楽体験を! プロのピアニストの生の演奏を届けたい!」

与論島の小学校の体育館。
全校児童が集まった真ん中で、ピアノを弾くひよさん。

子供たちが自分のお題を選んで欲しくて、みんな我先に手を上げる。
「与論島の満天の星!」「珊瑚礁の海!」「ガジュマルの木!」

ひよさんが与論島に来たら、どんなピアノを弾くんだろう。
与論島の絶景を目の当たりにしたら、どんなメロディを紡ぎ出すのか。
子供たちは、キラッキラに目を輝かせて聴いている。

そんな光景が、頭の中に鮮やかに浮かんできたと同時に、心の真ん中が震えるような感覚になった。

「これ、本当に実現出来るのではないか? いや、実現させたい!」


しかも、子供たちに自分の言葉をきっかけに、音楽が生まれる瞬間を味わってほしい。
最高にワクワクする音楽体験を、島の子供たちに届けたい。

これは僕の使命なんじゃないか。そんな感覚にさえなった。
そして、これこそが今の僕にできる与論島への最大限の恩返しになるんじゃないか。

それを想像すると、内臓がブルブル震えるような感覚になった。

「あっ、この震える感覚、最近聞いたあの感覚だ!」

半年ほど前から、スタエフで親しくなったアーティストがいる。「言葉のファンタジスタまゆみ放送局」というチャンネルをしているまゆみさん。

まゆみさんは、パリ・バルセロナ・フィレンツェなど海外で作品展示をしたり、日本を紹介するためのパフォーマンスをしたりと、世界でも活躍するアーティストだ。

(実は、この本の表紙の絵は、まゆみさんに描いてもらったものだ)

この日の少し前に、まゆみさんのスタエフ収録で『未来を想像して、内臓がブルブル震えるくらいの感動を感じられたら、それは実現出来る』という話を聞いていた。

その言葉を思い出した僕は、その未来を信じて動いてみることにした。

まず、まさにライブ配信中のひよさんにコメントを入れる。

「与論島でひよさんのピアノイベントを企画したら来てくれますか?」

ひよさんの返事は即答だった。

「いきます! いきます! ピアノさえあれば、行きます! 喜んで!」

その返事を見た瞬間に、僕のスイッチが入った。すぐに頭の中で、実現に向けてのシュミレーションが始まった。

子供たちに聴いてもらうなら、各学校に掛け合わなくては。しかし、いきなり一個人の僕が学校に説明に行って相手にしてもらえるだろうか?

それならば、まずは教育委員会に相談するのがよいのではないだろうか。

だが、教育委員会には、顔見知りはたくさんいても、直接さっと相談にいけるくらい親しい人はいない。それが、当時の僕には、だいぶハードルが高く感じた。

だから、もっと簡単な一歩から踏み出そうと考えた。

ふと、教育委員会に繋がりのある知人の顔が思い浮かぶ。その知人に、一本の相談LINEを送ることなら今すぐできる。

LINEひとつ送るだけ。これならかなりハードルが下がる。

その先のことを考えたら、あれこれ大変なことも浮かんでくる。正直、大丈夫だろうか。やりきれるだろうかと不安になった。


そんなときに、僕の背中を押す言葉があった。

『動けば変わる!』


ちょうど、ひよさんの「動けば変わる100日チャレンジ部」に入ったばかりだった僕は、この言葉を思い出した。なんてタイムリーな!

LINEひとつ送るだけ! 簡単なことじゃないか!

その代わり、送信ボタンを押したら後戻りはできない。よーし。望むところだ。

「動けば変わる!!!」

本当は不安でしょうがない自分の背中を、もう一人の自分が押す。

「大丈夫! 内臓がブルブル震えたら、未来は実現する! やってやろうじゃないの」と自分で自分に宣言する。


僕がLINEの文章を考え、送るかどうか葛藤していた間も、ひよさんのライブは進行中。
この日は、いつもの深夜のピアノライブではなく、お昼前の時間の対談コラボライブだった。

対談相手は、盲目のスタエフ配信者「運波セラピストみゆき」さん。スタエフでは「みぃゆん」さんと呼ばれて、親しまれている。

なんと、みぃゆんは神様の声を聴くことができるという、不思議な特技をもっている。

みぃゆんとは、僕もstand.fmでは親しくさせてもらっている。「神様の声」というとスピリチュアルなイメージもあると思うが、僕としては、与論島の死生観や神様との距離感にも近いものを感じるので、全く違和感なく受け入れている。

この日のコラボライブでは、みぃゆんからの、神様からのメッセージとして

「ひよさんは、(ひよさんのピアノを求める人に)呼ばれるから、そのまま進んで大丈夫」

というような話をしていた。今思えば、これも僕の思い付きのきっかけだったのだと思う。

そんな、みぃゆんへ、ひよさんからのお礼のピアノを弾くことになり、コメント欄からお題を募集。

いくつかの案から、選ばれた即興タイトルは「そのまま先へ」。

まるで僕の背中を押してくれるようなタイトルだった。
演奏を聴きながらLINEの文章を考え、送信ボタンを、押す。

行け! そのまま、先へ!

『ちょっと相談があるのだけど、僕の友達にプロのピアニストがいて、与論島に呼びたいと考えています。
小中学校とか回って訪問演奏できたらいいなぁと思っていて。
教育委員会に相談したいと思ってるんだけど……』

僕は、ごく普通の焼肉屋の店主。大きな企業の経営者でもなんでもない。まさか、その場の勢いでこんなイベントをやろうとするなんて、数十分前には自分でも予想だにしなかった。

けれど、島の子供たちが喜んでくれる想像が、どうしても頭から離れない。

やるっきゃない!

僕はもちろん、親にも育ててもらったのだけど、それと同じくらい島に育ててもらった感覚がある。ずっと島への恩返しをしたいと思ってきた。

島の子供たちのために行動することこそ、島への恩返しとして最高なんじゃないか。

もっと言うと、与論島内では、実際に見ること、接すること、話を聴くことができる職業は限られてくる。

僕が子供のころ、将来の夢として出てくるのは、先生・看護師・警察官・お店屋さんなど、だいぶ片寄っていたように思う。音楽家やアーティストという仕事は、自分たちの住む世界とは違う「テレビの中の世界の人」という感覚だった。

きっと、目の前でプロの演奏を聞くことが出来たら、そのプロの人たちの想いに触れることが出来たら、子供たちが自分の将来に感じる可能性も、少し大きくなるかもしれない。

何より、両親のお墓参りの直後に、こんなことを思いついたのは、父に「お前ならやれるだろ?」って言われているような気がした。

そんな想いで、まずはLINE一本、小さな小さな一歩を踏み出した。

するとなんと、その約一時間後、スマホに着信があった。
ちなみに、知人へのLINEは、まだ既読にもなっていない。

電話をとって、一瞬理解が出来なかった。
なんと、まだ話が伝わって無いはずの、教育委員会の職員さんからの電話だった。

奇跡の始まりのような、偶然の電話だった。

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本文最後に、Kindle本のリンクがあります。一気に読みたい方はそちらから読んでいただけると嬉しいです🙇

そして、この物語の結末は、今年の2月21日に実際に開催される「日吉真澄・与論島ピアノコンサート」にて!

当日はYouTube無料生配信も行います。ぜひ、当日は与論島へ、もしくはオンラインでYouTube、stand.fmから応援に駆けつけていただけると嬉しいです‼️

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♬プレリュード《前奏曲》 (前書き)

この本を手に取ってくださり、ありがとうございます。
数ある本の中から、そして、いろいろなご縁の先で、この一冊を開いてくれたことに、心から感謝しています。

この本を読んでくださっている方の中には、実際に「与論島ピアノコンサート」に関わってくれた方や、応援してくれた方も多いのではないかと思います。

この物語のきっかけになったのが、音声配信SNS「stand.fm」で出会った、即興演奏ピアニストの日吉真澄さん、通称「ひよさん」の存在でした。

ひよさんが、与論島の海をイメージして即興で演奏した『ヨロンブルー ~島のかぜ、波のひかり~ 』という曲があります。

YouTubeに上がっているので、まずはこの曲を聞いてから本編を読んでほしいです。

「えっ!? これホントに即興なの!?」

と、ひよさんの即興演奏のクオリティの高さを感じてもらえるのではないかと思います。


YouTube 即興演奏『ヨロンブルー ~島のかぜ、波のひかり~ 』



ひよさんの即興演奏を、与論島の子供たちの前で披露してもらったら、どんなに素晴らしい体験になるだろうか?

そんな、僕の突然の思いつきからこの物語は始まります。

それを実現しようと動き出したものの、多くの壁にぶつかりました。
それでもその度に、たくさんの人たちの協力や応援に支えられ、人と人との想いの連鎖が、僕を前へ進ませてくれました。

そんな皆さんとの出来事を、ひとつのストーリーとして残したいと思い、この本を書きました。

この物語は、僕とひよさんを中心に、多くの人の想いが重なり、コンサートの実現へと進んでいきます。

その流れを、ピアノを主役にしたオーケストラに見立て、タイトルに「ピアノ協奏曲」、各章は「第○楽章」としました。

(最終章である「第四楽章」のみ、現在執筆中で、 2026年1月中に追加アップロードを予定しています。
追加後、すでにご購入いただいている方は、そのまま続きをお読みいただけます)


この本の中には、本文に登場する演奏やラジオ収録などを、音声でも聴いていただけるよう、URLで紹介している箇所があります。

よかったら、読み進める合間に耳を傾けてみてください。登場する皆さんの想いが、より立体的に伝わるのではないかと思います。


改めまして、自己紹介をさせてください。

与論島で「すみ火焼肉サム」という焼肉屋を営んでいる、通称「ナビ」こと、箱山貴洋と申します。

与論島には、先祖の名前を受け継ぐ文化があります。
僕の場合は、祖父の「ナビ」という名前をいただきました。

そして、僕の店「すみ火焼肉サム」という名前は、早くに亡くなった父が営んでいた「ラーメンハウス さむ」という店名から引き継いだものです。父の名前は「修」といいます。

また、お店をオープンする際に名前の画数を調べたところ、最初の「すみ」をひらがなにしたことで、とても良い画数になりました。
偶然にも、母の名前「すみ子」にもつながっています。

結果的にこの店は、両親の名前が入った店名になりました。

 2020年3月にオープンしたこの店は、翌月にはコロナ禍に突入。いきなり存続の危機を迎えました。
ここを乗り越えられたのは、両親に守られたこともあるのではないかと思います。

あの頃は、観光客が全くいなくなってしまった与論島を見て、途方にくれていました。

そんな中、一生懸命に与論島の情報発信を続けていた、与論島出身のジャッキーさんに影響を受け、「未来の与論島のために、僕も何か出来ないか?」と、stand.fmを始めました。

(ジャッキーさんは、今ではInstagram3万フォロワーを越え、僕の知る限り与論島で一番のインフルエンサーとなり、ヨロン島観光大使にも就任しました)


そして、このstand.fmという音声のSNSをきっかけに、ひよさんをはじめ、場所も年齢も越え、信頼できる仲間たちとの出会いが全国に広がっていきました。


この本には、与論島やstand.fmを通じて、たくさんの方に協力していただいた「横のつながり」と、家族や島の先祖へと続く「縦のつながり」を書いています。

そんなつながりの中で、「子供たちのために」「仲間のために」という想いが重なり、与論島ピアノコンサートは、少しずつ実現へと動き出していきました。

この本では、与論島でのピアノコンサートを思いついた2024年11月25日から、コンサート当日の翌年3月1日までの、約百日間の出来事を中心に書いています。

約百日後、このコンサートがどんな結末を迎えたのか。
すでに知っている方も多いかと思いますが、その話は、この前書きでは、ひとまず伏せておきます。

さまざまな出来事を経て、この本の出版後、2026年2月21日に、再び与論島コンサートに向けて動き出すことになりました。

そして、同時に与論島の小中高校、全5校の訪問演奏も決まっています。

このコンサートは、できるだけ多くの方に聴いてもらいたいという想いから、入場無料での開催とし、YouTubeでのライブ配信なども企画しています。

この本を読んでいただくことで、コンサート当日の感動が、きっと何倍にも膨らむと信じています。

ぜひ、一緒にこの感動を共有してもらえたら嬉しいです。


それでは、本編に入る前に、1つだけお知らせさせてください。

この本に書いた物語は、実際には、まだ終わっていません。

次回の与論島ピアノコンサート・学校訪問演奏に向けて、現在、スポンサーの募集も行っています。

このコンサート開催への想いや進捗、スポンサーについての情報を、コンサートHPにまとめていきます。

「このコンサートを応援したい」
「子供たちや島の未来につながる形で関わりたい」

そう感じていただけた方がいらっしゃいましたら、無理のない形で、そっと覗いてもらえたら嬉しいです。

また、スポンサーとして集まった金額が必要な費用を上回った場合は、与論島の各学校や子育て支援団体へ寄付という形で還元したいと考えています。

この物語の続きを、また一緒に奏でてもらえたら嬉しいです。

(日吉真澄・与論町ピアノコンサート『瞬音』公式HP⇒ https://hiyoshi-piano-yoron.hp.peraichi.com/


それでは、「小さな島のピアノ協奏曲」与論島コンサート、まもなく開演です。


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一気に読みたい方はこちらから
⇩⇩⇩

日吉さんの即興演奏をぜひ、聞いてみてください🙇



「日吉真澄・ピアノコンサート『瞬音』in 与論島」公式HP




⇧⇧⇧
このコンサートは、島の方も、島外の方も、オンラインからも、
より多くの方に感動を届けたいという想いから、
『入場無料・YouTubeでの無料配信』で開催します。

そのため、運営費はチケット収入ではなく、
この企画に共感してくださる皆さんの
「応援」という形(ご支援・スポンサー)により運営されています。

ご支援は、
コンサート運営費、学校訪問演奏、会場づくり、
そして子どもたちへとつながる企画に、
大切に使わせていただきます。

今回は、「花の苗で応援するプロジェクト」も実施予定です。
コンサートをきっかけに、卒業式・入学式を花いっぱいで迎えられるよう、島の学校へ花の苗を届けたいと考えています。

なお、運営費用を超えて集まった分は、与論島内の学校や子育て支援団体など、島の子どもたちの未来のために寄付させていただきます。

詳細・応援方法は、公式ホームページに掲載しています。

もし心が動いたら、ぜひ応援という形で関わっていただき、皆さんと一緒に、このコンサートの結末を迎えられたら嬉しいです。

「日吉真澄・ピアノコンサート『瞬音』in 与論島」
     主催:「すみ火焼肉サム」店主・ナビ

読んでいただき、ありがとうございます🙇


『与論島の子どもたちに、最高の音楽体験を届けたい!』


この物語は、南の島・与論島で焼肉屋を営むナビが、即興演奏ピアニスト「日吉真澄」さんを島に招き、学校訪問演奏、そしてピアノコンサート開催を目指した、約100日間の物語です。


先週クリスマスの日にKindleにて出版された本を、元旦から約1ヶ月かけて、全文公開していきます。

一気に読みたい方はこちら⇩⇩⇩

🎹日吉真澄・ピアノコンサート『瞬音』in 与論島公式HP⇩⇩⇩


このページでは、Kindle本『与論島・小さな島のピアノ協奏曲』の本文に登場する人物をご紹介します。

この物語は、与論島と、stand.fmを舞台に、実際に起こった、人と人との想いの連鎖が起こした物語です。

ここに登場するみなさんは、すべて、あの時間を共に過ごした実在の人たち。

与論島で暮らす人、島の外から関わってくれた人、それぞれの場所で、それぞれの想いを持って動いた人たちです。

その一人ひとりの存在が、この物語を形づくっています。















【えっ⁉️これ本当に即興なの⁉️】

ピアニスト日吉真澄さんの、即興演奏『ヨロンブルー』

与論島のエメラルドグリーンの海、太陽を浴びて煌めく波、心地よく吹くなど、ここまでピアノで表現できるの⁉️ ぜひ一度聞いてみてください✨

2/21(土)の与論島ピアノコンサートまでに1万再生目指しています✨





読んでいただき、ありがとうございます🙇


『与論島の子どもたちに、最高の音楽体験を届けたい!』


この物語は、南の島・与論島で焼肉屋を営むナビが、即興演奏ピアニスト「日吉真澄」さんを島に招き、学校訪問演奏、そしてピアノコンサート開催を目指した、約100日間の物語です。


先週クリスマスの日にKindleにて出版された本を、元旦から約1ヶ月かけて、全文公開していきます。

一気に読みたい方はこちら⇩⇩⇩

Kindle出版/
『与論島・小さな島のピアノ協奏曲 〜「動けば変わる!」で駆け抜けた100日間の物語〜』 




このページは、本の目次として使っていただければと思います。

♬この、無料公開連載について

♬プログラム (目次)

♬出演者紹介 (登場人物)

♬プレリュード《前奏曲》 (前書き)

♬第一楽章 『動けば変わる』
 ♩フレーズⅠ 〜奇跡の始まり〜
 ♩フレーズⅡ 〜想いの共鳴〜
 ♩フレーズⅢ 〜問いかけのツリーハウス〜
 ♩フレーズⅣ 〜子供たちに贈る音楽〜
 ♩フレーズⅤ 〜安心の空間のために〜
 ♩フレーズⅥ 〜島と奏でるハーモニー〜
 ♩フレーズⅦ 〜想いを届ける準備〜

♬第二楽章 『想いをつなぐ旅』
 ♩フレーズⅠ 〜声でつながる仲間たち〜
 ♩フレーズⅡ 〜もう一度ピアノが弾きたい〜
 ♩フレーズⅢ 〜天国はつくるもの〜
 ♩フレーズⅣ 〜僕がラジオパーソナリティーに!?〜
 ♩フレーズⅤ 〜親父殿よ〜
 ♩フレーズⅥ 〜ひよさんとの初対面〜

♬第三楽章 『カウントダウン』
 ♩フレーズⅠ 〜さすが、あざらし先輩!〜
 ♩フレーズⅡ 〜ふれあい体育館マルシェ〜
 ♩フレーズⅢ ~子供たちのためなんだね~
 ♩フレーズⅣ ~島ぐるみでコラボに~
 ♩フレーズⅤ ~縦の糸と、横の糸~
 ♩フレーズⅥ ~即興演奏・ヨロンブルー~
 ♩フレーズⅦ ~未来へと続くチケット~
 ♩フレーズⅧ ~東京コンサートでの共鳴〜
 ♩フレーズⅨ 〜浮かび上がる課題〜
 ♩フレーズⅩ 〜集まるプロフェッショナル~
 ♩フレーズⅩⅠ ~最高の舞台を!~
 ♪フレーズⅩⅡ 〜仲間はここに居た〜
 ♩フレーズⅩⅢ ~想いの連鎖~
 ♩フレーズⅩⅣ ~覚悟とは、幸せなものですね~ 
 ♩フレーズⅩⅤ ~ひよさん、与論島へ~

♬第四楽章 『タカラモノ』
 2026年1月 追加アップロード予定

♬フィナーレ(終曲)  ←あとがき
 2026年1月 追加アップロード予定


初のKindle本『与論島・小さな島のピアノ協奏曲』発売‼️ 元旦より全文無料公開始めます!




はじめまして! 与論島で「すみ火焼肉サム」という焼肉屋をしている、ナビこと、箱山貴洋と申します。
本日から、約1ヶ月かけて先日Kindle出版にて販売した書籍を、連載形式で全文公開させていただくことになりました。

今日はご挨拶を兼ねて、その理由などをお話しさせてください。

📖Kindle本『与論島・小さな島のピアノ協奏曲〜「動けば変わる!」で駆け抜けた100日間の物語〜』はこちら⇒ https://amzn.asia/d/eijaELt



■ 「与論島ピアノコンサート」について

まず、このKindle本、全文連載掲載の話の前に、この本を書くきっかけの話をさせてください。

この話は、与論島という小さな島で実際に起こった、ひとつのコンサートをめぐる記録です。

日吉さんは、即興演奏が得意なプロのピアニストです。
島の子供たちの前で、子供たちの出すお題から即興演奏してもらったら、どんなに素晴らしい体験になるだろう?

そんな「子どもたちに、本物の音楽体験を届けたい」という、一つの想いから、この企画は始まりました。

そして、来年、2026年2月21日(土)、与論島にて、即興演奏ピアニスト 日吉真澄さんのピアノコンサートを開催します。

あわせて、与論島内すべての小学校・中学校・高校、全5校での訪問演奏も企画しています。

ですが、このコンサートは、実は今年3月1日に開催予定だったものです。

(日吉さんの即興演奏のクオリティについては、ぜひこちらを聞いてみてください!)


 ■ 一度、止まったコンサート

なぜ、このコンサートは中止になったのか、それはこの連載終盤で明らかになります。
その決断の日は、実は、明日の小学校の訪問演奏を控え、日吉さんが与論島に降り立った日でした。

たくさんの方たちの協力の元、やっと実現直前までたどり着いた企画ではありましたが、関係者全員「コンサートはもう一度出来るから」と、納得していただいた上での決断でした。

ただ、企画発案から、コンサート3日前に、その中止を決断するまでの、約100日間。

本当にたくさんの方が関わってくれ、協力し、支え、応援してくれながら、コンサートの実現に向けて動いていました。

だからこそ、この出来事を、関わってくれた人たちが分かる形で残したいこれから読む人にも伝わる形で残したいそう思い、コンサートの裏側にあったストーリーをこのKindle本に全て書き残しました。


■ 1年延期したからこそ、見えたもの

コンサートが1年延期になったことで、想像していなかったほど多くの方から、応援や励ましの言葉をいただきました。

そのおかげで、2026年2月21日のコンサートは、与論島に来られる方だけのものではなく、島外の方にも届けたいと考えるようになりました。

当日は、stand.fmでのライブ配信、YouTubeでの生配信(ライブ中継)も予定しています。
よりたくさんの方に届いてほしいという趣旨から、コンサートは入場無料、YouTubeも無料生配信で行うことにしました。

このストーリーを知った上で、ぜひこの結末をみなさんと一緒に見届けてもらい、一緒に感動を共有できたらと思っています。


■ なぜ、全文無料公開をするのか

Kindle本として出版はしましたが、この物語は、できるだけ多くの方に読んでほしいと思っています。

そのため、「note、アメブロ」で、全文無料・連載形式で公開することにしました。
約30〜35話ほどを、1ヶ月ほどかけて連載していきます。

■ 音声でも、物語を届けます

文章だけでなく、stand.fmでの朗読配信、その音声をさらにYouTubeでもUPしていきます。
(こちらは1月7日ごろからのスタートを予定)

当初は僕ひとりで読むつもりでした。
ですが、ここでもまた stand.fmの仲間たちが力を貸してくれました。

この物語に実際に登場する方々、そして、これまでスタエフを通じて出来た仲間たちが集まり、「リレー朗読配信」という形で、みんなで最後までつないでいく企画になりました。


■ 目次ページについて

明日、12/31に公開する「全文公開、目次ページ」には、

・各話へのリンク(目次)
・対応するstand.fm・YouTubeの音声リンク

を、公開され次第どんどん貼っていきます。

この note/アメブロの目次ページが、すべてのプラットフォームへのまとめページ となります。

読む方も、聴く方も、お好きな方法で触れていただけたら嬉しいです。


■ 連載スタートについて

文章での全文公開連載は、元旦から、noteとアメブロでスタートします。
音声での公開は1月7日ごろからのスタートを予定しています。


■ 最後に

この与論島コンサートは、本当に多くの方の協力のもと、いまも実現に向けて進んでいます。

僕自身、来年2月21日のコンサート100日前から、

stand.fm、Facebook、Instagramを中心に、毎日コンサートの情報や、日吉真澄さんの紹介を発信しています。

日々の最新情報はそちらで、そして、そこに至るまでのストーリーは、

note、アメブロ、stand.fm(音声)、YouTube(音声)

で、じっくり味わっていただけたら嬉しいです。

それでは、これから始まる連載を、どうぞよろしくお願いします。

最後に、この「日吉真澄・与論島ピアノコンサート」では、より多くの方へより深い感動を届けるための「応援してくれる方」を募集しております。