あー。仕事辞めたい。 | チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

家賃収入・ネット収入の不労所得と言われる収入で、20代をタイ北部の物価の安い地域で悠々自適に生きてた男も30代に突入。

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始発近くに家をでる。都心に行くに連れて鮨詰めになる。急な腹痛にも気を使う。東京のビジネス街の某駅で降りると、背広を着こなしたサラリーマンの集団が、駅に近い高層ビル群に次々と吸い込まれていく。
無数のサラリーマンが高層ビルで働いている。これが日本のエネルギーなのだろう。 まだその一人だという意識が薄い自分には、異様な光景に思える。 例えるなら、自動車にガソリンを注ぐように、高層ビルに大量のビジネスマンが注入されている。 東京・・・ここが日本のエンジンなのは間違いなさそうだ。
もちろん日本人だけではない。欧米人やアジア系の外国人も多い。特に中国人だ。とかく日本では馬鹿にされがちな、忌み嫌われがちな中国人だが、その多さには驚かされる。日本の中心部は、優秀な中国人が侵食している。
彼らと話して共感する事は、日本で暮らしたくはない。 日本はストレスが多すぎる。 家も狭い。そんな中国人は、人口が多い為に本土では競争もさらに激しいらしい。 大学にでたぐらいではいい会社に就職するのが難しいそうだ。そして、日本留学。日本で就職。金が貯まったらか、スキルがついたらかは知らないが、行く行くは中国に帰るらしい。
日本人が冷たいのか、日本で仕事をしている中国人が頭がいいからかは分からないが、中国人の方が優しく話しもしやすい。  色々、日本で辛い目に合っているのだろう。
とかく今の時代、日本人が後進国と思っているような国でも、都市部では近くには大型スーパーがあり、大病院もある。 日本料理屋もあるし、なければ自分で日本料理を作れば良いだけの話。 日本のテレビを観たければ、ネット環境が整っていれば見れるし。見なければ見ないでも、どうでもよくなってくる。まあ、NHKワールドぐらいは見れるだろうし。 苦もない生活は送れる。日本は確かに理想の国のように諸外国の美味しいレストランも溢れ、ファッションも溢れ、ハイテク機器も溢れ、最新医療も充実している。しかし、こんな夢の国で夢の生活が行えるのは、氷河期世代などの低所得者層には厳しいだろう。年収500万円以下の世帯では、自転車操業的に生きていかなければならない。子供をつくる若者も、結婚をする若者も減少の一途をたどっている。子供を作る未来を選らばなければ、楽しくは過ごせるだろうが、日本の未来は暗い。
かと言って、もちろん諸外国の未来が明るいわけでもない。

要は、如何に社畜になる期間を最小限におさめつつ、日本という枠に囚われないで、不労所得で生きる術を模索する事なんだと思う。もちろん、自分の好きな仕事をしていると思える人はそれでいい人生なのだろう。そして自分の子孫が次世代で少しでも競争優位に立てるようにその資産を残していくことが大切なんだと思う。

分かっていることは、現時点ではまだジャパンマネーは強い。稼ぐなら今・・・。10年後は分からない。人口曲線とか見るとそのヤバさが実感できるでしょう。日本の勢いが収束していくのは目に見えている。


うちの会社もそんな感じ。日本市場は縮小するのは仕方がないと踏んで、海外事業を積極展開中。その網に引っかかった自分だが、ハードワークで退職者が後を絶たないのが会社の現状で、1年の日本での研修期間の予定だが、その日本での奴隷ワークの穴埋め的な要因なのは明らか。タイには行けるのは本当らしいが、それまで自分がもつかは微妙な情勢。仕事が多くて、日本人はカリカリしている。下っ端の自分はとかく仕事を押しつけられて、何でできないのかと責められやすい。


そして、終電で帰宅。自分のような終電まで働かされたビジネスマンや、ノミニケーションを行ったビジネスマンがたくさん乗っている。ついでに、月8日の休みも嘘で実質月4日の休み。管理職は月1~2の人もいる。 この間は、そんな長時間労働で1日の休憩が30分・・・ おいおい労基法は守ろうよ・・・みたいな。まあ、残業代や休日出勤がでるだけマシなのかもしれないが・・・。


自分がこの会社に入って得たいものは、1つはタイで仕事ができるスキル。まあ、絶対ではないが自分でいきなりやるよりはそういう段階があった方がベストかとは思う。 嫁に金を管理させると全部もってかれるし。メシぐらいしかくれないし。今回も嫁が無理からに家を建てるから、チェンマイで店を展開するのも財政的に厳しくなったわけだし。


そして、もう1つは金。 計画はあっても金がないと何も始まらない。 


そんな目標はあるが、さすがに長時間カリカリしている上司と一緒に仕事をしていると、ブチ切れたくなる。ただでさえ、ストレスのたまる長時間労働で慢性的な寝不足なのに、上司がカリカリしてたら辞めたくもなるわな。


まあ、そんな事でこの仕事をやる事が人生の目標でもないし辞めてもいいのだが、盗めるスキルはまだまだありそうなので、我慢の限界か健康の限界まではいるつもりですが、どうなる事やら。来月はタイ嫁も来るので、こんな長時間拘束な自分だと、嫁と子の日本での生活がかなり不安・・・やはり、もっと健康的な5時、6時で終わるような仕事をした方がいいのだろうか・・・。そして、4、5年前後日本での生活をタイ嫁にも満喫させてあげた方がいいのだろうか・・・。


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