チェンマイでボランティア! | チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

家賃収入・ネット収入の不労所得と言われる収入で、20代をタイ北部の物価の安い地域で悠々自適に生きてた男も30代に突入。

ソンクラーン


チェンマイと言えば、ボランティア団体の多くが目をつけている地域でもあります。


実際、私もチェンマイにくる前は、学校でも作って多くの子供たちの助けになりたい・・・なんてことも妄想していた。テレビなどを見ていて、都市部を除いては、アフリカに匹敵するような貧困地域だと思っていた。


うちの嫁は、チェンライ県の田舎なので、貧しい親戚もいたりする。嫁さんの実家は、広い土地をもっていて、その土地の名士っぽい親戚もいる。父系の親戚はチェンライでは裕福な家庭が多く、母系の親戚のほうは貧しい親戚も多い。そんな感じです。


で、その貧しい親戚の子供の1人は、実はランプーンのお寺に出家しています。あのオレンジの僧衣を身に纏い、お寺の敷地の寮のようなところに住んでいます。お坊さんを目指しているのかどうかは知らないが、基本的には、格安の学校のような感じで親に迷惑かけまいと自ら出家しているようです。


政府系の学校も、そんなに高い授業料ではないです。まあ、新たに学校を必要としている地域ではないというのが、私の印象です。山の上とかはもちろん別です(日本も僻地の学校は少ないですよね?)が、学校はそこかしこにあります。

 

チェンマイ・チェンライ・メーホンソンの山岳地帯には、ミャンマーから逃れてきた多くの少数民族が長年住み着いているそうです。私が見たりする山岳民族は、観光地で商売をしていたり、車に乗って都市部に買出しにきててたり、都市部の病院にきてたりします。若い方はタイ語も喋れて都市部に働きにでていて、実家に送金しているとか、そんな家庭も多いようです。また、タイ政府の手腕で、観光地化を遂げた少数民族の村落も多いようです。既に多くのボランティア団体がこの地域に入って久しいです。ボランティアの成果が着実に実っているとも言えるかもしれません。


タイ北部は、食べ物が安くて飢えに喘ぐ家庭はほとんどないです(タンブンもあるし。)が、現状抱える問題として、エイズ問題・ミャンマー移民や出稼ぎ労働者・山岳民族の諸問題・大気汚染・薬物問題・人身売買・・・そんなとこでしょうか?


食べ物やマンパワーは安いですが、物質的な面ではまだまだ貧困地域です。現状、最も必要とされるものは、多くの雇用が生める仕事だと思います。


引退される方が第2の人生として、タイ北部に今までの経験を生かして事業を興すのは、どうでしょうか?政情が許せば、ミャンマー・ラオスにも手を入れて行く拠点としても、便利な地域です。