若いアーティストを応援する
「アートライフギャラリーN」代表の
中田園子です
美術を学び直す決意をした
息子を見守りながら、感じたこと、
伝えたいことを綴っています
今日もご訪問いただきありがとうございます
今日は美術用語マメ知識シリーズで、
「クロッキー」について
お伝えしたいと思います。
みなさん、クロッキーって言葉は
聞いたことがありますか?
美術をやっている人以外は
あまり親しみがない言葉かも
しれませんね
クロッキーとは?
クロッキーとは
クロッキー(仏: croquis)とは速写(速写画)と言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。スケッチ(写生)とも言うが、特に短時間(10分程度)で描かれたものをクロッキーと称する。
主に動物や人体など動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる。またタブロー(完成作品)へ昇華させるための習作として行われる場合もある。
(ウィキペディアより引用)
要は、見たものを素早く捉え、
ササッと「メモする」ような
感覚で、忘れないように描く、
ということです。
「絵メモ」のような
感じでしょうか。
デッサンとの違い
以前にデッサンについて
記事を書きましたが、
クロッキーとデッサンって
どう違うのでしょう?
簡単にいうと、
クロッキーは、
対象物を捉え、
素早く「メモ」するのに対し、
デッサンは、対象物を
細かく観察し、
描写することです。
ただし、クロッキーも
デッサンも、最終的な
作品(タブロー)を作る過程において、
全て繋がっている、と
言えるようです。
これについては、
彫刻家の三宅一樹さんという方が、
わかりやすく解説されている
動画を見つけましたので、
興味があれば観てみてください。
クロッキーはものを捉える練習
三宅さんは、世田谷美術館美術大学で
「自宅で毎日3分クロッキー」
という講座の講師を務めておられます。
(動画もたくさんアップされています)
身近な道具でササッと
できるのがクロッキーの良いところ。
ボールペンと紙があれば
できるクロッキー。
見て心が動いて、
記録しておきたいものに出会ったら、
写真を撮る代わりに
ペンと紙で記録をすると
ものを捉える力がついて
くるのだそうです。
三宅さんは、この講座で
毎日クロッキーをしてみる
ことを推奨されています。
3分クロッキーを毎日
続けたらどんな変化が
起こるのか楽しみですね。
私もやってみようかな
今日もお読みいただき
ありがとうございました
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