若いアーティストを応援する
「アートライフギャラリーN」代表の
中田園子です
美術を学び直す決意をした
息子を見守りながら、感じたこと、
伝えたいことを綴っています
今日もご訪問いただきありがとうございます
なんだかんだ大卒
絵を描く方が好きだ、
と息子が気づくまで、どれくらい
かかったのかは分かりません。
自分が本当にやりたい
ことを見つけるには、
トライ&エラーが必要だった
ということですね。
絵を描きたければ、
大学に入らなくても
描いていく、という
選択肢もありますが、
彼なりにいろいろ考え、
今後彼の人生を生きていく上で、
高卒、大学中退のままで
いることは不利だ、
という結論に
至ったようです。
学歴は関係ない
とわかってはいても、
やはりなんだかんだまだまだ
日本を含む先進国では
学歴偏重が根強く蔓延って
いると感じます。
大学に行かずとも、
やりたいことが明確にあって、
大学に行っている時間がもったいない!
という人は、さっさとやりたいことを
始められた方が良いと思いますが、
そうでない人は、社会へ出るまで、
大学でモラトリアム期間を過ごす、
という選択肢が現実なのでは
ないでしょうか。
大学に行かずに突き抜けるか、
そうでなければ大学に行く。
そうすれば、
高卒よりは良い待遇で
雇ってもらえる。
そういう大人の社会の
現実を、息子なりに
ニート期間中に肌で
感じたのかもしれません。
大卒のステイタスが欲しいのであれば、
元いた学校を卒業するのが
一番無駄もなく、楽だったはずなのですが、
あえて、そこを断ち切って、
茨の道を選んだのはなぜなのか?
それはこの後判明していきます。
日本画で最高峰を極めたい
4月から他の受験生の皆さんと
新宿美術学院(新美)で学ぶ
日々がスタートしました。
新美を選んだのは、高校時代に
お世話になっていたので、
親しみがあるということに加え、
この時点ではまだどの大学を受けるか
はっきり決めていなかったため、
国公立、私大ともに対策の対応の
幅が広い、ということで新美に
決めました。
当初は私大、および地方の
国公立の美大を検討していました。
新美の先生に
東北芸術工科大という、
山形にある私大が良いと
勧められ、オープンキャンパスに
行ってきました。
その時の記事はこちら。
本人も、この学校には
興味を持っていて、
専攻別の説明会にも参加し、
熱心に話も聞いていました。
私も同行しましたが、
全体的に明るく、自由で、
先生と生徒の敷居がなく、
生徒の自主性が前面に
出ている学校だという
印象を受けました。
就職率も95%超と、非常に高く、
在学中も学生たちは企業と一緒に
プロジェクトを進めたりして、
実践型の授業が多いよう
でした。
非常に良い学校でしたが、
息子はきっと
「違う」
と言うだろうなと思っていたら、
案の定、本人は「ここではない」
と感じたようです。
藝大で待ってて
山形から帰ってきて、
息子はそれまでぼんやり
考えていたことが、
確信に変わったようです。
一足先に藝大に入った
高校時代の同級生の
予言が、心のどこかに
残っていたのでしょうか。
藝大一本でいく
と宣言
実際は私大向けの
勉強をしたくない、
と言うのが本音でしょう
多摩美、武蔵美などの
私立美大は、一般入試の場合、
学科試験が難しく、
学力も重視されるので、
しっかり勉強もしていないと
ダメで、実技だけで勝負、
というわけにいかないのです
それに今から浪人生として
やり直しをするなら、
どうせやるなら、
最高峰を目指したい、
と、東京藝大美術学部
絵画科日本画専攻を
目指すことを
改めて決意したのでした
息子を含む若いアーティストを応援中!
【アートライフギャラリーN】
ホームページはこちら
アートライフギャラリーN LINE公式はこちら。
友だち追加いただくと
おしゃれなオリジナルバーチャル背景をプレゼント!