ニッセイ 外国株式インデックスファンド | Typo日記(typographical error)

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not every loss is bad. sometimes it sets you free.

前の日記に、ニッセイJPX日経400インデックスファンドの運用報告書について記録しました

 

同じ日に、「ニッセイ 外国株式インデックスファンド」第10期運用報告書も届いてます。ニッセイ外国株式インデックスファンドは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資信託です。

今年の騰落率は22.1%、ベンチマーク騰落率(21.9%)にほぼ連動しています。
過去騰落率は2019年12.4%、2020年8.7%、2021年42.3%、2022年3.7%。
総経費率は0.12%でした。

先進国株式の国別配分ですが、アメリカが74.5%を占めているため、上位銘柄は全米株式と同じような銘柄が並びますが、日本を除く主要先進国(イギリス、フランス、カナダ、ドイツ、スイス)にも数パーセントづつ投資されます。アメリカが好調、ヨーロッパはそれより劣る今、当然SP500よりもパフォーマンスが落ちます。

ただ、今人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)全世界株」と比較すると、そう悪くありません。データが揃う5年間の年率比較では、ニッセイ外国株式が19.44%なのに対し、eMAXIS Slim全世界株式は17.70%です。先進国がS&P500より劣る結果となるように、全世界株は新興国株に足を引っ張られ、先進国よりも若干劣るという結果になります。

ちなみに、自己保有分の損益率は91.49%です。

なので、新興国株に一定比率投資をしたいという、明確な考えがないのなら、外国株式は先進国株だけでも良いと思います。自分でポートフォリオ修正ができる人は、今ならS&P500とナスダック100、もしくは全米株式だけで良いと思います。

つみたて投資枠で先進国株式のインデックスファンドを買おうとするなら、実績があるものでは、ニッセイ以外では「eMXIS Slim 先進国株式」か「たわらノーロード 先進国株式」あたりでしょうか。