石油ファンヒーター分解掃除(ダイニチ工業【5951】) | Typo日記(typographical error)

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現在、我が家では石油ファンヒーター(ダイニチ製)を2台保有していますが、製造年は1996年と1997年です。1996年製のほうが不完全燃焼しているようで、以前から匂いが気になっていましたが、頭が痛くなることがあるので寿命かもしれません。

 

メーカーホームページで型番を入力したら修理不能と出ました。補修用性能部品は製造打切り後9年でした。毎年新機種が出ているので、10年経過で修理不能です。27年前の製品など修理できなくて当たり前ですが、まったく同じ製品の分解清掃しているブログがあったので、本当にだめなのか確認したくなりました。

 

1996年製の石油ファンヒーター(FW3010S)です。

 

全面カバーを外すと、燃焼部分の前カバーが付いていました。

 

カバーを外します。

 

バーナーの左上にある端子部分から火花が出て着火する仕組みみたいです。

右側の端子は加熱用ですね。点火部分はスパークプラグの先みたいな感じ。

白く焼けていたので、紙やすりで磨いて、ちょっと角度もいじってみます。

 

この段階で着火テストします。

一発で着火せず煙が出ました。ちょっと間があり2度目の着火で燃焼開始となりましたが、匂いの主な原因はこれなのかな。燃焼筒上側にメッシュのような部分も劣化があるようで、燃え方にムラがあります。

 

一旦停止させ、後時間を置いてから燃焼筒部分もやすりで磨いてみました。

また、点火する先が尖った部分も、もう一度やすりでこすっておきます。

併せて、加熱棒部分の角度をまたもいじってみました。これで再点火

 

今度は一発で着火しましたが、燃え方がやはり綺麗ではないです。ガスレンジの火にムラが出ているようなイメージです。右の端側が赤く燃えています。バーナー内部まで分解して掃除しても、あまり意味がなさそう。これはやはり寿命と言って良いでしょう。このほかにもファンヒーターは何台も買ってきましたが、数年で故障しています。27年間も使い続ける人は少ないでしょうけど、ダイニチ製品の耐久性は高いです。いちおう投資ブログなので、株式情報も記録しておきます。

 

5951 ダイニチ工業(STD)

1964年創業、暖房機器77%、環境機器17%、他6%の事業割合。1/19終値697円、PER9.02、PBR0.43、EPS77.23、配当22円(利回り3.16%)

自己資本は9割近くあり、配当も確認した2014年以降、22円をキープ。成長性は見込めないものの、減配不安はないので、NISA向きの銘柄です。今月は大型株が上昇してますが、このような小型株をいくつか拾っておくのも良いと思います。

 

月曜日から月末まで指値687円で入れておきましたが、財務検証なしでの応援買いは、経験則によると比較的高い割合で含み損となっているので、この株は推奨しません。